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参院選和歌山選挙区 世耕弘成候補(自・現)最初で最後の管内入り「大きな力つけ、皆さんに恩返し」 〈2019年7月6日〉

2019年07月06日 08時30分00秒 | 記事

 21日投開票の参院選和歌山選挙区から5選をめざす自民党現職で経済産業大臣の世耕弘成候補(56)=公明推薦、新宮市=が公示日の4日午後、管内入りし、御坊市役所前で街頭演説を行った。公務や他候補の応援のため期間中、県内、管内入りできるのはこの日が最初で最後とあって管内市町長、地元県議、市町議会議員、各種団体代表をはじめ御坊市、日高郡の支持者550人が参集した。

 一人ひとりと笑顔で握手を交わし「今回の選挙戦は日本の政治の運命がかかっている。安定した政治を続けるのか、大混乱の時代に戻すのかが問われている。第二次安倍政権になって6年7カ月、私たちは一生懸命仕事をし、経済、外交を前へ進めてきた」とアベノミクス効果や安倍外交の実績を強調した。
 官房副長官、大臣として安倍政権中枢を担っている世耕候補は「今一番やりたいことは御坊、日高地方のような地方経済を元気にすること。高齢化、過疎化が進む中、買い物代行や送迎などに自動運転やドローン、人工知能を組み合わせた新しいビジネスを興していく。子や孫、若い人たちが地元に帰ってきて働ける未来志向の仕事づくりを全力でやる」と訴えた。
 自身の選挙戦は「私の代わりに妻(元参院議員の林久美子さん)を置いていきます。選挙のプロで私より演説がうまいので遠慮なく呼んでください」と述べた上で「全国で一番の得票率をとり、開票速報も全国で一番早く当確を出したい。一番をとるのは自分のためではない。私を育てていただいた和歌山の皆さんに恩返しできる大きな力をつけるためです。これから上をめざすのは大変なことだが、身を厳しく律しながら一歩一歩階段を上がりたい」と決意を述べた。
 柏木征夫市長、小谷芳正県町村会長(みなべ町長)冨安民浩、坂本登両県議が「全国トップの得票率で圧勝しよう」と支持を呼びかけ、頑張ろう三唱で結束を固めた。
 今後、街宣車は6、10日、11日に管内入りし、市町長や県議、後援会、市町議員が同行する。


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