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わんぱく相撲全国大会へ杉本、井ノ上(野口小)谷口(湯川小)3君 〈2018年6月26日〉

2018年06月26日 08時30分00秒 | 記事

全国に出場する左から杉本君、井ノ上君、谷口君と
御坊青年会議所関係者ら


 第1回わんぱく相撲県大会は23日、有田市の箕島高校相撲道場で開き、4年生の部で谷口大耀君=湯川小、143センチ、48キロ=、5年生の部で井ノ上力也君=野口小、140センチ、43キロ=、6年生の部で杉本智斗勢君=同、155センチ、85キロ=が東京・両国国技館で7月29日に開く「第34回わんぱく相撲全国大会」への出場を決めた。

 全国へは今年から県大会を経ることになっており、御坊、有田、和歌山の3青年会議で行われたわんぱく相撲各場所で4~6年の学年優勝者が代表として県大会に出場。各学年で全国出場枠2人を決める巴戦を実施した。
 巴戦は大相撲における優勝決定戦の方式の一種。同大会では2連勝した力士が優勝で、準優勝者は優勝者が決まった後、優勝者以外の2人の直接取り組みで決めた。
 谷口君は1戦目で敗れたものの、準優勝決定戦では小手投げで白星、井ノ上君も1戦目敗退後に準優勝決定戦で押し出しで決め、全国出場権を獲得。杉本君は1戦目は押し出し、2戦目は寄り倒しで連勝、優勝を飾り全国切符をつかんだ。
 谷口君は年中児の時から御坊場所に出場しており、日高町柔道教室に通っているが、相撲道場には所属していない。全国出場に「2戦目は最後まであきらめず、粘り強く頑張れた。全国では優勝したい」と意気込んだ。
 御坊場所で年中児から7連覇を飾って今大会に挑んだ井ノ上君は「優勝できずに悔しい。脇が開いて甘かった」と振り返った。小学1年から有田少年相撲育成会に入って力をつけ、全国へは4年生に続いての出場で「昨年は全国で成績が振るわなかったので、まずは初戦で良い形で勝って勢いに乗って上位に入りたい。得意の下手投げを決められたら」と話した。
 杉本君は年少児の時から8年連続(1年生時は中止)の御坊場所出場完全制覇を果たしての今大会で「立ち合いから思いっきりいけた。2戦目は強い相手だったが、土俵際最後まで体を残し、粘りの取り組みができた」と喜んだ。小学1年から井ノ上君と同じく有田少年相撲育成会に所属して、めきめきと力を発揮。全国では4年生の時に26年ぶりの準優勝に輝いており「小学生最後のわんぱく相撲大会。自分の押し相撲を見せて優勝したい」と抱負を力強く語った。


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