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印南町移住定住交流会の田舎暮らし体験ツアーに25人参加 〈2018年6月5日〉

2018年06月05日 08時30分00秒 | 記事

田植えを体験する参加者


 大阪の親子ら25人が2日、3日の1泊2日の日程で印南町を訪れ、田植えを体験したほか、切目王子神社など名所巡りや磯遊びなどを楽しんだ。一行は有志でつくる、「チーム『印南町移住定住交流会』」が移住促進につなげようと、大阪の民間団体と共催し、都会で暮らす子どもらに自然を満喫しながら農家民泊など田舎暮らしを体験するツアーで訪れたもので、8月と9月にも1泊2日で同町を訪れることになっている。

 ツアーには25人(大人13人、子ども12人)が参加。一行はツアーを企画した「チーム『印南町移住定住交流会』」代表の上西幸彦さん(55)の案内で町役場を訪れたあと、同町羽六地内の水田で、手作業による昔ながらの田植えを体験。裸足になって田んぼに入った子ども達は、ぬかるんだ田んぼに足を取られるなど馴れない作業に取り組んだ。オタマジャクシやカエルを見つけてははしゃいだり、どろんこになりながら遊び感覚で田植えを楽しんでいた。
 2日目は薪割りからかまどを使っての茶がゆ作りを体験し朝食のあと、切目王子神社を見学、磯遊びのほか、町企画政策課職員の案内で空き家物件を見て回った。
 ツアーは「〈楽縁ツアー〉和歌山県印南町たっぷり体験 お米つくり体験がアナタのなにかを『カエル』かも。」と銘打って企画したもので、次回は8月4日、5日に行い、稲を植えた田んぼで草取り作業に取り組むほか、アユ釣りなどで川や海で遊んだり、真妻わさび田の見学などを予定している。


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