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御坊魅力発信事業サイト開設、サポーター公募 〈2018年6月24日〉

2018年06月25日 08時30分00秒 | 記事

専用サイトで「御坊ファン」を公募


 御坊市は「わがまち魅力発信事業・GO!GOBOプロジェクト」で、5月からインターネットを活用した専用オンラインプラットフォーム(サイト)を運用し、全国から「御坊ファン」になってくれるサポーターを公募している。当面500人以上を目標にチラシやポスターを作成し、SNSも使って市内高校生、県内や京阪神の大学生、ふるさと納税者らに登録を呼びかけ、開発中の体験プログラムへの意見や先行体験イベントへの参加を促し、取り組みに反映させる。

 着実に御坊に愛着を持つ人を増やそうと「100万人が1回来る御坊ではなく、1万人が100回来る御坊へ」をコンセプトにGO!GOBOプロジェクト協議会に設けた「花」「宮子姫」「アウトドア&食」「紀州鉄道」の4チームが体験プログラムを開発中。チームごとに秋から年明けにかけて先行体験イベントを実施し、来年度から商品化してプロモーション活動を展開する。
 これに伴い、専用サイトで「御坊ファン」を募っている。5月7日から運用を始め、協議会メンバーの口コミや個人のSNSで登録を呼びかけ、22日現在で101人が登録し、1433件の意見が寄せられている。作成中のチラシやポスターが出来上がり次第、市内の日高、紀央館両高校や和歌山高専、日高看護専門学校をはじめ、関わりのある和歌山大学、京都大学、大阪経済法科大学など京阪神の大学、昨年度6千人以上いたふるさと納税者、県内の道の駅、高速SAなどに配布する。
 サイトは「talkit」で検索するか市のホームページから入れる。12月にかけて週1回、チーム別に体験プログラムに関するテーマを投げかけ、すでに終わった「アウトドア&食」では「キャンプ場にドッグランをつくってほしい」「地元食材を使った海鮮バーべーキューをメニューにいれてほしい」「初心者向けのテントの張り方や食事メニュー講習会を開いてほしい」など様々な意見が寄せられた。今は「花」で募っており、市企画課は「当面500人以上の御坊ファン獲得を目標にPRに力を入れたい」としている。
「アウトドア&食」は野口オートキャンプ場を「キャンピングカーの聖地」にしようと、秋に先行体験イベントを開き、地元の野菜や魚を販売してのバーベキュー、アユのつかみ取り、流しそうめんなどを計画。「花」は11月ごろ先行体験イベントを行い、県外の親子を対象に花のハウス見学や花束づくり、ドライフラワーを使ったアクセサリーづくりなどのツアーを計画。
「宮子姫」は京阪神の若いOLや女子学生をターゲットに宮子姫ゆかりの吉田八幡神社と美人王子の塩屋王子神社の参拝、ヘッドスパ体験、髪飾りづくりや髪をセッティングした写真撮影などツアーを計画。「紀州鉄道」は市外の若い女性をターゲットに車両をプラネタリウムや香り、音楽などで「非日常空間」を演出するなどアトラクション化を検討している。


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