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2015年5月 データバンク

2015年07月13日 10時05分38秒 | データバンク

1日
平成27年春の叙勲で管内5氏が受章日高川町合併10周年記念式典日高川で日本一早いアユ漁解禁日高統一メーデーに100人

2日
日高川町が国の地域消費喚起事業を活用して中学生以下の子ども世帯に1人1万5千円の商品券を配布へ

3日
印南町西山農園でカーネーション出荷ピーク

4日
松洋杯県下中学野球大会で日高・湯川が準V

5日
興国寺花まつり西日本選抜小学生バレー大会で名田ソレイユV

8日
県中学硬式野球で紀州由良シニアが準V御坊市自治連総会。会長に柴本勝治氏再選

9日
県小学生ソフトテニス大会で日高勢活躍。嶋田実南・樫尾陽和里組(印南ジュニア)が全国へ県少年剣道大会で山田湧心、木村竜馬両君(塩屋道場)3位、全国大会へ

10日
御坊市で野球教室開催みやこ姫よさこい祭り。過去最多の38連参加。1万5千人で盛況日高別院みどう花まつりママさんバレー県予選会で美浜クラブV全国大会へ

11日
印南町が道路パトのボラン制度導入。登録第1号は町社協春の全国交安運動日高地方交通安全大会

13日
御坊市島会館で園児と老人のGB大会信金由良支店で三好晴美さん指導の押し花教室作品展和歌山病院健康フェア

14日
道成寺で京鹿子の花咲く

15日
日高川町平川で大和歯車製作(株)第2工場竣工

17日
sioトープ子どもまつりにぎわうJA紀州特産の小玉スイカ「ひとりじめ7」収穫始まる近畿トランポリン・シャトル大会で県代表の中津クラブが6回目優勝

20日
日高川町が独自で日高川に監視カメラ設置へ御坊自動車学校がペーパードライバー向け安全運転講習会開催

21日
県政功労知事表彰で日高地方から6氏受賞御坊市熊野川樋門、防潮水門の遠隔操作化事業完了、運用開始印南町西ノ地川でホタル乱舞

22日
二階俊博自民総務会長が率いる3200人の「日中観光文化交流団」訪中美浜町三尾出身のカナダ人3世2人が森下美浜町長を訪問

23日
「日中観光文化交流の夕べ」に習近平国家主席が出席。二階会長が安倍総理の親書を手渡し握手日高川町熊野川、新平和橋竣工式日高歯科医師会の「歯と口の健康週間ポスター、標語」入選者決まる印南小、清流小、御坊中で管内トップ切り運動会

24日
奏楽堂日本歌曲コンクールで福嶋勲さん(由良町出身・京都市在住)初優勝全国選抜GBミドルクラスで美浜煙樹3位

25日
日高高校が中国大連市・第16中と姉妹校締結に調印韓国で今秋開催の世界竹博覧会に日高町の特産黒竹の初出展決まる

26日
御坊市消防本部潜水訓練

28日
日高川町美山森林公園でササユリ開花始まる

29日
仁坂知事が御坊市で行政報告会全日本フルコンタクト空手大会で前田優輝選手V、勝汰選手は準V。仲よく世界大会出場決める赤松壽男元中津村長死去。86歳

30日
日高川町ホタル観賞の夕べ三百瀬小校内相撲大会

31日
県高校総体ホッケーで紀央館女子が2年ぶりVで近畿へ


鳥獣害対策会議で活動報告、被害額はサルがイノシシ抜き初のトップ 〈2015年7月12日〉

2015年07月13日 08時30分00秒 | 記事



効果を発揮した最新の大型捕獲おり(上)と監視カメラ


 日高地方7市町長と日高振興局長で構成する日高地域鳥獣被害対策本部(本部長・日裏勝己印南町長)は10日、日高振興局で開き、平成26年度活動報告、27年度活動計画を承認した。農作物被害額は約5000万円で高止まりしてるが、ニホンザルの被害額は年々増加し、初めてイノシシを抜いてトップになった。大型捕獲おりが効果を発揮しているものの被害軽減につながっていないのが実情だ。

 日高地方の26年度農作物被害額は4948万円で前年度とほぼ同じ。イノシシ、サル、シカで全体の82%を占めているが、最近はサル被害が増加。26年度は過去トップを独占してきたイノシシが1617万円に対し、サルが1871万円で初めてイノシシを追い抜き、トップになった。県下全体ではイノシシが断トツに多いだけに、サル被害の多さが際だっている。品目別は果樹が全体の6割、市町別は日高川町が最も多い。
 鳥獣捕獲数はイノシシが2947頭で、ピークだった23年4263頭から減少しているのに対し、サルは559頭で、24年425頭を抜いて過去最高。これは26年度に県が最新の大型捕獲おり12基(1基約200万円)を購入し、希望する市町村に貸し出した効果があったという。最新のおりはカメラを備え付け、その映像を携帯電話で常時監視でき、サルがおりに入った際はセンサーが感知して携帯電話に通知。携帯電話の捕獲ボタンを押せば遠隔操作でおりが閉まる仕組み。
 おりの大きさは設置場所に応じて自由に変えられ、最大で7メートル四方。場所を移動でき、使い勝手も良い。映像を確認しながらサルに餌付けし、数が増えたところで一挙に捕獲することができるため、26年度は日高、由良、日高川各町が1基ずつ借用し、日高町で69頭、由良町で15頭。27年度も日高町で14頭を捕獲。従来の固定式大型捕獲おりも由良町に2基設置され、26年度は96頭を捕獲している。
 おりの効果で捕獲数は増えたが、被害は減っていないため、27年度も継続しておりを設置。さらに県が27年度で10基を追加購入した最新のおりについても3町が1基ずつ貸与を追加要望し、みなべ町、印南町(シカ捕獲に利用)が新規要望し、捕獲に力を入れる。日高振興局担当者は「追加10基分の貸与先は7月中に決まると思うが、被害額の多い日高地方にできるだけ多く設置してもらい、一斉捕獲に努めたい」とした。
 事業計画では大型捕獲おりの効率的な活用のほか、サルやシカの捕獲技術の向上講習、ジビエ解体加工講習、狩猟の魅力研修などの研修会、効果的なわなの設置実習(被害の多い地域2~3カ所で現地指導演習)などに取り組む。役員改選も行い、本部長に日裏印南町長、副本部長に市木久雄日高川町長を再選した。


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