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県中学総合体育大会柔道で松洋女子(団体)、久保井、角選手(個人)全国へ 〈2015年7月29日〉

2015年07月29日 08時30分00秒 | 記事

団体で全国大会初出場を決めた松洋女子



 県中学校総合体育大会の柔道競技が25日と26日、橋本体育館で行われ、女子団体の部で松洋中が優勝。初の全国大会切符を手にした。個人戦でも松洋中から、44キロ級で久保井仁菜さん(3年)、70キロ級で角惟茉莉さん(同)が優勝。近畿大会と全国大会への出場を決めた。

 団体戦は、12チームが参加。3校ずつの予選リーグを行い、各リーグ上位2校が決勝トーナメントに進出した。松洋は、予選リーグで、上富田に3ー0、貴志川に2ー1で勝利。貴志川は春のローカル大会で負けた経験もありきつい試合となったが、勝ってペースをつかみ決勝トーナメントへ。準々決勝・富田戦を2ー1で勝ち、準決勝・箕島戦は1ー1の内容勝ちで進んで、決勝で湯浅と対戦。1ー1の同点となり、代表者戦で久保井仁菜選手が出場し、延長で相手が指導を取られ勝利。近畿大会と全国大会への出場権を手にした。
「みんなで全国に行こうと気持ちを一つに頑張った。初めての全国は、一戦一戦を全力でいきたい」と選手ら。
 個人戦44キロ級は8人によるトーナメント。初戦、準決勝をともに一本背負いの一本勝ちで進んだ久保井選手は、決勝で、昨年秋の新人戦の決勝相手・吉備の選手と対戦。小内巻き込みの優勢勝ちで頂点に立った。
 久保井選手は優勝したものの「一本で取りきりたかった。悔しい」と優勢勝ちに満足できない表情。
 個人戦70キロ級は5人が出場。角選手は1試合目を延長で指導を取って勝利。決勝は相手の反則で勝ち、初めての全国出場を決めた。
 角選手は「初めての優勝でうれしかった。全国では練習の成果を出したい」と話した。
 個人40キロ級では山下明日香さん(2年)が準優勝し、近畿大会へ進む。
 男子の部では、団体で箕島が3位に入賞し、近畿大会へ。メンバーのうち白樫佑真君、岸辺大翔君、武内祐乙君が管内出身。
 近畿大会は8月3日と4日、奈良県大和郡山市総合運動公園、全国大会は8月17日から8月20日まで、北海道函館アリーナで開かれる。
 松洋女子団体のメンバーは次のみなさん。
 久保井仁菜、堀那月、角惟茉莉、浜口莉緒


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