Studio_Rosso 1/43 自動車模型制作日記1

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パテ研磨&サフェーサーの塗装Ver.3&ボディカラー塗装

2017-09-21 23:39:34 | Ferrari 365GTB4 Daytona
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皆さん今日は!
本日の山陰は天気が良くて畑の収穫をしてから中庭の芝を刈りました
と言っても際を刈っただけなので明日本格的に芝を刈る予定です・・・どうか天気が良くなってくれ〜!

さて午後からは制作ですが夕方から隣町の模型関係の仕事をしているSさんと飲み会をする予定になっていまして先ほど戻って来ました。
なかなか見通しの効かない世の中ですが何とかしようと皆さん頑張っているわけですよね、話を聞けば応援してあげたいな〜と思ってしまうのですよ。

さて午後からは仕事は進めていますので本日も遅くなりましたがブログを更新します
本日の最初の仕事は三度パテを研いでサフを塗っています
まずらこんな部分を気をつけています
フェンダーとサイドのキャラクターラインの交差する部分はどうしてもボディ形状がいびつになりやすいものです
サフを塗ったら少しうねりが出て来ましたので研いておきました
幸いなことにこの部分はサフの厚みの中で処理ができたので下地は出ませんでした。

リアと同様にこの部分もまたうねりが出やすい部分ですね
ここも木片につけた400番のペーパーを当てて削っています

ドアの筋彫りの付近もラインがガタガタになりやすい部分ですね
ここもパテを当ててもう一度削っておきたい部分ですね
とりあえず目の細かなポリパテを盛っておきます・・・硬化してからが勝負ですね。

左前側のフェンダーの後ろ側はペーパーで削っただけでは平面が出ないかもしれないのでここはパテを当てておきます
凹みやうねりを見てどの様な処置がいいのか判断して行動に移す・・・仕事で作る場合は迅速な判断が必要になりますね

左側のリアフェンダーの後ろ側は削ったら気泡が出て来ました
ここはもうパテを盛るしか方法がないですね〜
その他の部分は盛ったほうが良いのか微妙なところなのでとりあえず盛っておきました・・・

右ドアの前側にペーパーを当てて見ました
残っているパテを見ますとやっぱりパテを盛ったほうがようかったですね〜
これで何とかなりそうです(笑)

ライトハウジングの中にまた新たな凹みやうねりを見つけました
ここは気がつかなかったですね〜気がついてよかったですよ
あとで気がついたらもう手の施しようが無かったです、今ならパテ盛りをすればまだ間に合います

パテの研磨が終わったらボディ全体のサフが禿げた部分に
サフを塗りました〜
そして歪みをチェックしてOKが出たら次はボディ塗装です

次はボディ塗装です
最初に下地のホワイトを塗ろうとウレタン塗料を出して計量しまして次は硬化剤を・・・
ところが蓋を開けてひっくり返しても何も出て来ませんでした・・・!!
そうなんです硬化剤が古くなって硬化していました・・・中はゼリー状になっていました

新しい硬化剤を買って来ました
塗料屋さんは20kmほど離れた隣町にありまして・・・
本日は天気が良かったのでF車を出して行って来ました・・・F車で行っても軽トラックよりも早いわけではありません
ガレージで置いてばかりではバッテリーが上がってしまいますから充電するために走って来ました

一見同じ硬化剤に見えますが
今使っているロックエースは廃盤でして少しづつ少なくなって来ます
今まで1kgで買えていた硬化剤も1.6kgが最低ロットになりました
よく見たら1.6kgと書いてありますね
当然高価になりますし・・・単位あたりの価格は1kgで買うより安いですが・・・とりあえずの出費は多くなります
みなさん今からカラーを揃えるならパナロックで揃えましょう(笑)

買って来た硬化剤を使って下地のホワイトを塗って見ました


明日は芝刈りをしてからマスキングをしてレッドを塗りたいですね〜

パテ研磨&サフェーサーの塗装Ver.2

2017-09-20 20:40:33 | Ferrari 365GTB4 Daytona
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本日の山陰は昨日の夕方から引き続いてPM2.5で霞んでいます。
本日夕方のニュースでは今日もPM2.5の濃度の高い状態が続いているらしいです、そんなことならもっと早く教えて欲しいですよね
昨日のニュースでは何も言っていなかったのに・・・

そんな天気なのに外で芝を刈ってしまいました・・・午後から雨が降りましたのでまだ半分しか終わってないのですが・・・
まあお休みなのでそんなにあくせくしないのですよ(笑)

本日の製作です
昨日の続きでサフとパテを研ぎました
フェンダーの上のキャラクターラインは一層シャープに仕上がっています・・・ここは良いのですがまだまだ凹みや気泡があちこちにあります

フロントのノーズ付近もライトのふちの部分が微妙に盛り上がっているらしくて下地が出てしまいました
しかし、下地が出ても気にしません出っ張っているから下地が出るわけでしてその部分は削る部分なら躊躇なく削ります

気泡や凹みを再びパテ埋めです
こんな部分が結構あちこちにあります
なかなか終わりませんね・・・
サフの時点では丁寧に整形をすることが求められます
この作業はとても大切な作業なのです

一見綺麗なリアフェンダー付近も気をつけてみますと凹みがあります
少しづつパテを盛りまして次の研磨に備えます

形状が合わなくて使えないと判断したフロントのマーカーをカットしました
カットしたのはオレンジとクリアーの部分の境目です

レンズはあとで真鍮板を使って原型を作ることにしてボディ側を感とかしようということです
レンズはご存知の通り半透明ですから裏側がわずかに透けてみえるのです
裏側が平面だと少しイメージが違ってきますからレンズの裏側は反射板の様に凹みを作っておきたいのです
パーツをあてがって鉛筆で線を入れておきます

反対側は表向きにして線を描けば1つのエッチング板で左右とも使えます

罫書き線はこんな位置でいいのかな?
この線よりも前側は半透明線から後ろ側はオレンジですね・・・
つまり後ろ側も別の反射板になっていないといけないのです

反射板の形状に掘ってみました
掘る場合はリューターで掘っています仕上げはシリコンポイントで仕上げると簡単です

ついでにライトの間に付くメッシュの部分です
メッシュはキット本来の姿では平らな部分にエッチングのメッシュを貼り付ける様になっていますがメッシュはその奥がいくばくか見えてしまいますのでメッシュの奥は掘っておいた方が印象が良いですね
せっかくだから掘っておきました

先ほど掘った部分の下側にもメッシュがつく様になっています
凹んだ長四角の穴の奥に貼り付ける様になっていますが実車では奥に取り付けられることはあまりなくボディ表面の穴にボディの裏側からメッシュが付けられる事が多いのでメッシュがボディ面に沿ってつく様にしたいですね

メッシュのつく段の部分を作ります素材は1.0mmのプラスチックの角線ですね
それを穴の四辺の内側に接着して段を作りました

先ほど加工した部分もポリパテで修正します
細かな事ですがパテを詰めてみますと凹みああったりする事があります

本日最後に2回目のサフを塗って本日の作業を終了しました


明日はまたパテ盛りと削りですね・・・
うまくいけはボディの下塗りのホワイトくらいまではいけるかもしれません・・・・

パテ研磨&サフェーサーの塗装

2017-09-19 21:57:50 | Ferrari 365GTB4 Daytona
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本日は定休日・・・
いや〜何時もの定休日ですね
ゆっくり目に起床し朝食の後部屋の掃除です
そして出勤しオクラとイチジクの収穫・・・ここもいつも通りですね
ちょっと変わったと言いますとその後畑の草刈りをしたくらいでしょう・・・
お休みと言いますといつもと違うことをするのも良いのですがいつものサイクルで何気なく過ごすと良いのも良いものではないかと・・・
やりたい事は沢山あります作りかけのカワサキAR50(実車ね!)も仕上げてナンバーを取りたいし・・・模型では1/12のFerrari330P4も作りたい・・・
お昼は何かちょっと変わったランチを食べてみたいとか・・・いっぱい有るのですがなかなか腰が上がらない(笑)
ついついいつものように草刈りをしてお昼は家内の作ってくれたランチを食べて少しビールを飲んで・・・昼休み・・・これが至福の休日ですね。

さて制作も進めますよ、これが有って初めていつも通りですからね(笑)
あ〜念のために言っておきますが平日はお昼にビールは飲みませんよ、休日に草刈りとか汗を書いた後にしか飲みません(爆)
もちろん、お昼休みをして頭がはっきりしてから仕事ですよ。
昨日つけておいたパテを研ぎますよ
パテを研ぐのは少し粗めのペーパーでザクザクと削っています
私の場合ですが(他の方は知りませんよ)パテを研ぐ場合はボディのラインがしっかり繋がるように研ぎたいので目が粗いものを使いザクザクと削って合わせます。
ボディの樹脂も出っ張った部分は一緒に削りますから粗めの方が都合がいいと考えています

サフを塗ろうと思ったのですがボンネットの後ろ側のワイパーがつく部分のパネルがまだつけられていないことに気がつきました
ここは左右の端に継ぎ目ができますのでこの時点でパテ埋めをしておきたいところなのです・・・
しかもこのパネルの仕上げがあまり褒められたものではないのでサフを塗って細かな仕上げが必要になるのです
取り付けはエポキシ系の接着剤を使ってガッチリと取り付けています

ここでサフを塗りました
ここからはボディの表面の傷や全体の凹凸などもチェックしながら仕上げてゆきたいのです
さすがに大きくて重くて左腕がだるくなりました(笑)
歳のせいなのか、ボディが重いせいなのか・・・!?

サフは乾燥機で加温すれば20分ほどで中研ぎが可能になります
全体を研ぎたいのですが昨日削りすぎたリアフェンダーの後ろ側の部分を補修しましょう
0.3mmのプラ板を使ってオーバーフェンダーを延長します
この時はホイールアーチの内側を中心に作ります斜めの外側は気にしなくても大丈夫です
白く見えているのがプラ板で延長した部分です

接着剤が完全硬化するまでは他の部分の研磨をします
今度は使うペーパーは320番か400番ですね
サフを塗って粗めのペーパーでついてしまった傷が埋まっていますのでここからはペーパーを少し細かくしてゆきます
400番くらいですとウレタンサフで十分傷が消えてしまいますからこれを使って前面を研磨しますこの辺りがウレタンサフを使う優位性ですね
もちろん密着が良いのもありますね

サフを研ぐ時に大事なのはボディのキャラクターラインの処理ですね
角を出してラインを強調するように研ぎます
ボディ塗装やクリアーを塗らなければなりませんので角の部分がどうしても甘くなってしまうのです
クリアーなどでは下地が出る恐れがありますからこのような研ぎ方ができないのでサフの時点できっちりと研いでおく必要があります

プラ板で延長したリアのオーバーフェンダーの下の部分ですが斜めになる外側の部分にパテを盛ります
上側のオーバーフェンダーの部分と滑らかに繋がるように盛ります、少し多めに塗るのがポイントですかね〜
研いでみて少ないとまた盛らなければなりませんからね〜盛り直しは余分な作業になります

ついでに他の部分で研磨しただけでは治らない部分にもパテを盛っています
このボディは結構凹凸がありますね・・・


明日もこのままボディの整形を続けます

オーバーフェンダーの加工

2017-09-18 21:21:32 | Ferrari 365GTB4 Daytona
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本日は台風も去って行きまして曇りのち晴れで比較的穏やかな天気になりました

今朝ほどのニュースを見ますと東北や北海道の方面に台風があることを知りました・・・結構勢力が強いままであることに驚きますね。
私が子供の頃には東北あたりへ行きますともう熱帯低気圧になってしまうことが多くてあちらの方は良いな〜と思っていましたが近年そうでもないみたいな気がします。
どうか強い風雨には気をつけていただきたいと思います。

さて本日は午後からTVの取材の方が来られました
どんな画像になっているのかは私自身も知りません・・・(笑)

放送は9月28日の山陰放送の夕方のテレポート山陰の中で放送されます
どんな放送になりますか・・・山陰放送をご覧になれる方は・・・もし興味があればご覧下さい(笑)

午後からはTVの取材があったために制作の時間は少し減ってしまいましたがそれでも仕事は進めます
本日は朝からフェンダーを削っています、このレジンはリューターで削りますとエアコンの風に乗って部屋中が粉っぽくなってしまいますから掃除機で吸わせながらリューターで削っています。
私の掃除機は紙パック方式なのでこのような用途に使いますとすぐに紙パックが詰まってしまいますね・・・これを吸ったら健康に良くないことはすぐに想像できます、気をつけなければなりませんね
フロントフェンダーはこれくらいでどうかな〜!?

続いてリアのフェンダーを削りますが、なかなか一発絵決めるのは難しいですね
この後フェンダーのエッジを斜めに削ることを考えて削らないといけないので想像力が必要ですね(笑)

次に粗めのペーパーで輪郭を整えます
この作業でオーバーフェンダーの張り出し方を決めます・・・左右が均等になるように注意をする必要がありますね

削ったオーバーフェンダーはこんなにエッジが厚いです
これではちょっとダメですよね〜
ここからの整形がなかなか大変かな・・・

リューターを使いますが一般的な丸型のビットは使いません
丸いビットを使いますとオーバーフェンダーの部分が凹面になってしまうので具合が悪のです
使ったビットは円筒形のものです
しかも削る時には上側は素直に削れば良いのですが前後の部分は少し幅が狭くなるように削ります・・・なかなか説明が難しいので画像をご覧いただければと・・・(笑)
この場合内側は削りませんよ
内側を削りますとホイールアーチが大きくなりましてタイヤとのバランスが悪くなってしまうのです。

リューターを使って削りますとどうしても表面がガタガタになります
それはリューターを毎日使っている私でも同じです
これを成形するのに平ヤスリを使っています
平ヤスリは一見使いにくいと思われるかもしれませんがオーバーフェンダーの局面に沿って丸く動かすことによってオーバーフェンダーの局面を綺麗に成形いたします。

まだ左側だけですが前後のオーバーフェンダーの修正が完了しました
ボディラインとオーバーフェンダーの形状を検討中・・・
リアのオーバーフェンダーの下側部分を少し削り過ぎてしまいました
明日少し修正してみます・・・(笑)

オーバーフェンダーとボディの間の谷の部分は綺麗に成形しておく必要があります
なぜならここは塗料が溜まりやすいですしここがシャープであるべきなのです
ここの整形は半丸のヤスリを使って谷に沿わせるように動かして削って仕上げます

次はボディの筋彫りを直します
さすがに1/12なので筋彫りは太いですね〜
元々AMRは筋彫りが太いのでこれを修正しますポリパテで一旦埋めてからパテが硬化しないうちに0.4mmのタガネで筋彫りを掘っておきます

今日最後にパテを盛って筋彫りを掘っておけば明日は削って仕上げる作業ができますね・・・ここまで作業を進めておくのも段取りというものです、まあ仕事ですからね
明日のことも考えて本日の作業を進めておくのです。

・・・ということで本日も時間となりました、また明日制作を続けます。

ボディ周りの仮組Ver.2&オーバーフェンダーの検証

2017-09-17 18:48:52 | Ferrari 365GTB4 Daytona
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本日の山陰は曇り時々雨・・・風は午前中は有りませんでしたが夕方になりますと雨風共に強くなりました。
天気予報によれば夕方から夜にかけて強くなるという事ですが午前中は嵐の前の静けさ・・・と言う感じでしょうか(笑)
当初の台風の進路よりも南側を通過しそうでアトリエ直撃コースは回避されたみたいですが・・・小豆島とか姫路辺は結構近いのでKさん大丈夫でしょうか・・・!?昨夜は広島で盛り上がったらしく私は随分くしゃみが出ました・・・風邪をひいたかと思ったのですがどうやら違っていました。

本日も朝からオクラとイチジクの収穫とを行ないまして・・・家内がガレージの掃除をしてくれました・・・余り汚い所は見せられないと言うTV対策か!?

Cafeの方も台風の通過で本日は静まりかえっています・・・(笑)
不要不急の外室は控える様にと繰り返し放送されていますので出歩く方も少ないのでしょう、あちこちでイベントも中止になっていますし・・・とても残念だけどね。
まあ怪我をされても困りますから・・・。
Cafeの方は臨時休業をしても良いのですが、一人でも当店をあてにしていらっしゃると申し訳ないので開けています。
完全に経費倒れですが・・・これは致し方が無い(笑)

さて制作の方ですが、ボディわまりを進めていますが、ちょっと大きな変更をしないといけなくなりましたのでお客様に確認をしていました。
今朝ご返事を拝見しまして
進めて下さいという事でしたので・・・変更を進めます、この辺りのお話は本日のブログの後半で出てきます(笑)
このデイトナのボンネットの両脇の一番前の部分には整流の為のフィンが付いています、部品はこんな感じですね。
さすがにこの部品1/12となりますとかなり大きいですね。
恐らく1/43でしたらエッチング1枚でいけると思いますが取付け部分の折り返しからリベットまで全部付いています。

ボディに付くとこんな感じに収まります。
この部品ですが厚みが薄くてピンを付ける事が出来ませんので取り付け方法をちょっと考えます。
キットでは面積が十分有るので接着でOKと言う事なんでしょうね。

リベットの頭をヤスリで軽く落としておきましてその中心にピンバイスで穴を開けました。
この穴にピンを打って固定しようかという事にしましたよ。
取付け方法は実車と同じと言う事ですね。
まあせっかくビッグスケールですからそれなりの構造にしておきます。

部品をボディにあてておいて穴に合わせてピン穴を開けました。
部品を当てたままで深く穴を開けるのは大変なのでピンバイスでアタリをとっておいてから部品を外して穴を掘り下げるのが良いですね。
こうしますと余りズレる事が無く穴を開けられます。

リアの方で一つ加工を忘れていました
牽引フックの穴をあけなければなりませんでした
この牽引フックですが0.2mm程の厚みのエッチング一枚ですのでもう少し厚い真鍮板を使って作り直す予定です
1/43ならエッチングで十分なのですがさすがに1/12ですから0.5〜0.6mmくらいは必要だと思うのです・・・。
予定では牽引フックは0.6mm厚の真鍮板でこの溝は0.8mmです
牽引フックはボディに付いている訳では有りませんその奥のフレームに取り付けられているはずなので牽引フックとボディの間には0.1〜0.15mmの隙間が欲しいのです。
この辺りの表現の積み重ねが大切だと思うのです。
ボディに直接付けても今回の様に取付けても少しの違いしか無いのですが・・・見る人が見ればわかるはずです、そう信じています。

さてフロントのサイドマーカーもこの車の見せ所の一つですね・・・
ちょっと肩すかしを食らった様なエッチング製のマーカーです・・・ウ〜ンこれは頂けない・・・
これを元にまた樹脂製のレンズを作ろうかと・・・画策しました

しかし・・・ボディの凹みに形状が合わない・・・
これはどうした事でしょう・・・エッチングのデータ直しておいてくれよ・・・出来る人なら簡単じゃないですか!(汗)

そして大きな変更・・・の困った部分はここからですよ〜!
デイトナの写真をPCで検索しました
まずはボンネットの留め金具ですね・・・
この金具の向きが反対だったりする物が有りましてね・・・実車はどうなんだろうかと・・・
どうやらこの写真の物とは反対向きらしいです。

そしてこの下の写真で引っ掛かりました・・・
Shellの文字が入っていますのでLeMansの本戦の時の写真だと思われますが・・・オーバーフェンダーが小さい事に気が付きました・・・!?

本当はドアの後部中央に付くカギ穴が有るか無いか確認したかっただけなんですけど・・・そのすぐ後に有るオーバーフェンダーに目が行っちゃいました。
拡大してみますとカギ穴は有ります・・・オーバーフェンダーは小さめですよね・・・
ルマンのときのホイールアーチは少し角張っています、これはキットのボディ通りで正しいですね。

そしてこの画像を見ますとやっぱりオーバーフェンダーは小さいですね・・・

この写真は予選中か車検のときの画像でフロントフェンダーに付くShellマークが貝殻マークの入った物が貼られています。
真横から見てもオーバーフェンダーは大きく無いですね。

加工するならフロントフェンダーはこのマスキングテープの内側のラインくらいになりますね・・・

キットのフェンダーはこんなに大きいのです・・・
しかも後側はアルミ板で補強された感じになっています・・・
このアルミ板の色は?と思って調べ出したのがこんなに大きな加工になってしまうとは・・・その時は考えていませんでした。
リアはマスキングテープの横に引かれたマジックのライン位かな・・・これでもまだ少し大き過ぎるかもしれませんが余り大きくカットしますとボディラインを損ねてしまう恐れが有ります。

テープを外してみますとおおまかにこんなラインをとる事になります。
最終的には削ってから様子を見てラインを決めます・・・


この様な大きな加工になりますし削ってしまうと元には戻れませんからお客様に一度確認をさせて頂きました、結果は続行というご返事を頂きましたのでボディ加工を続行します。
予備のキットを持っていたらどんどん進めるのですが・・・さすがにこれは持っていませんのでね・・・弱気になりました(笑)

少し前のブログですが「本名OKミケーレ・アルボレート」さんからコメントを頂いています。
私の作るデイトナに大変興味をもってご覧頂いている様で心より感謝致します。
その中で左側給油口に関する内容が有りましたのでその写真を最後にアップさせておいて頂きます。
この写真はインストの一番表側に印刷されている物でして1974年のLe Mansの本戦の走行中の画像の様ですね、左側の給油口が確認出来ます。
写真では拡大したので切れていますがサイドのゼッケンの前側のShellのステッカーが文字だけで貝殻マークが無くなっていますので本戦と解釈しております。