Studio_Rosso 1/43 自動車模型制作日記1

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ミッションパーツ複製の回り道です

2022-03-25 20:45:02 | Golden Arrow 1929

本日の山陰は天気が良くて暖かだったですね。
でも朝は結構冷えていまして屋外では厚めの上着が欲しいほどでした、日がさすにつれどんどん気温が急上昇です・・・。
出勤して最初の仕事はCafeの窓掃除です。
水をかけて洗いましてワイパーのようなヘラで水分を切ります。
当方の店舗は壁の半分はガラスじゃないの!?と言うくらい窓が大きくとってありますのでこの黄砂の時期は雨が降りますと黄砂が含まれていますので窓が汚れてしまいます。
掃除が大変なんですよね〜。

そして畑のタマネギに施肥をします。
明日は雨の予報なので今日中に済ませたいですね・・・特にタマネギはね。

他にもラッキョウやニンニクもありますが、こちらは収穫が少し遅いのでもう少し後でも大丈夫でしょう。
今日の午前中でタマネギは全て完了しました。
ニンニクが後1列残るだけになりましたが・・・その時点で予約のランチのお客様がポツポツお越しになられましたので畑仕事を中断して厨房係です。
午後14時までびっしり働いて・・・午後からは本業のスタートです。

今日はゴールデンアローでしたね。

ゴールデンアローのミッション部品ですが複製をとっておくことにしました。
このまま使うかどうかはわかりませんがボディの内側は結構タイトなので複製を残しておく方が良いかな〜と。

実はこの下の写真二枚はの作業は3日前の最後の作業でして・・・スマホからPCにエアドロップで画像を移すのですが選択していなかったらしく・・・ブログ更新の時に画像を探したのですが残っていなかったのです。
で・・・昨日、スマホの中の最近削除した画像と言うのが有ることがわかりましてね。
探してみましたら有りました!!
バックアップ機能も便利が良いですね、やるね〜スマホ!!さすがスマホ!!(笑)

制作の方は自信なさそうでは有りますが、転ばぬ先の何とやらですからね。
2.0mmのプラ棒で湯口をつけましたのでそれをプラ板の上に瞬間接着剤を使って立ててゆきます。
流石に瞬間接着剤ですね〜こんな時には重宝します。

続いて・・・真空注型装置の中でシリコンゴムから気泡が出ております。
この装置のおかげで複製は楽にできますね。

ここから先は本日の作業ですよ。

シリコンは硬化しまして型枠を外してもこんな状態です。
寒天の中で部品が並んでいるように見えますが・・・これはシリコンですよ、食べられません。

型枠を外してから中の原型を取り出します。
と言ってもわからないかもしれませんが・・・
横側からナイフを入れてシリコンをカットして原型を取り出します。
貫通の穴がある場合はセロテープを貼っておきますといいのですが・・・いつも忘れています。
まあその貫通部分のシリコンをカットすれば良いのですが・・・ただそれだけです。

そして上下をひっくり返しまして上側の周囲にP.Pテープをぐるっと一周巻きます。
このテープがレジンの樹脂を流れないように支える囲いになるわけですね。
真空注型装置の中にレジンの主剤と硬化剤をセットして真空にします。
真空になった状態でレジンを混ぜ合わせて型に流し込みます。
そして真空を解除しますと複製完了ですね。
それが下の状態です。

型の中にも綺麗にレジンが流れていますね。

そして乾燥機で加温しますと30分くらいで硬化します。
念の為45分のタイマーで加熱しまして温度が下がってから脱型します。
暖かいうちに脱型をしますとせっかくの複製品が曲がってしまうこともありますのでね・・・。

念には念を入れるわけですよ。
取り出しました・・・
取り出しは原型の取り出しと同じです・・・なんら難しいことはありません。

最終的に3回複製をしておきました。
使うか使わないかわからないですが・・・それでもやっぱり作っておいた方が後々は役に立つかもしれません。

特にステアリングギアボックスは複雑な形状をしていますからね・・・省略はできませんしね。

肝心のエンジンですが・・・
タペットカバーの部分にスがあることが発覚しましたのでパテをしておきましょう。
これくらいなら大丈夫です。

そしてエンジンやミッションの全部品にサフを塗っておきました。
もう一度サフを塗って下地を確認したらいよいよ塗装に入ります・・・・。



このエンジン・・・色が難しいのよね〜。
理由は次回ですね・・・。

明日はスカイラインです!!