Studio_Rosso 1/43 自動車模型制作日記1

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シートの修正

2022-03-30 20:52:12 | Ferrari 488 Pista Piloti

本日の山陰は晴れのち曇りでした。
気温は少し高めで暖かかったです

今日も定休日なのでガレージの作業を優先させて進めます。

今週末には多分ガレージの生コンも硬化しまして、工務店さんが型枠を外しにいらっしゃるのでは無いかと思っていますが・・・
昨日だったかな!?工務店の社長(ちなみに同級生です・・・笑)がお忍びで現場を確認に来られました。
社員が何も報告してくれないので・・・・と言っていましたが、それは現場がうまくいっているからじゃ無いでしょうか?
困ったことがあれば相談をしてくれるはずです(笑)
今のところお客さんである私も何も困ったことは無いのです。
K下くんこれは幸せなことなんですよ。
社長が采配しなくてもやってくれるんですから・・・。

今夜から雨らしいのですが・・・ドライモルタルが硬化してくれれば良いですが・・・。
工務店の担当のM崎さんに現場を連絡しておきました、薪置き場の基礎を積んだことや1〜2日で硬化して作業ができることなどなど・・・
屋外の造成は4月1〜2日くらいかな〜と言っておられました。
K下社長、部下はきちんと仕事をされていますよ・・・心配ないじゃない??(笑)

午後からは本業を開始します、この頃はタマネギの施肥とかガレージの床あげもあって本業の方は遠回りしていましたが・・・全体のバランスを考えますとこれで良かったと考えております。
本業だけを進めることは可能だったかもしれませんが付随するこれらの業務もこなしていかないときっとどこかで問題が起きる可能性があります。
例えば自分でできることを他の工務店さんにお願いすればその分は必ず費用がかかります、全体として自分の経済を圧迫してくるわけでして自分でできることは自分でする、出来ないことはお願いするというのが私の考え方なのです。

それは模型を作る場合も同じことです、レジンのキャストやデカールはなるべく自分で作り余計な時間がかから無い様にすると言うのもそれです。
余計な時間をかけず自分も満足を得ながら本業を進めます。

前置きが長くなりましたが・・・
今日は488ピスタピロティですね。
ボディやエンジンルームなどはほとんど完成していますが・・・まだ手付かずの部分はコクピット部分ですね。
まず・・・シートが大きく違うんですよね。
4点式のシートベルトが付いていますがシートの後ろのベルトが大きくRを描いているのはどうも違和感がたっぷりでしてこんなことになる訳はありません。
コクピットの部品からシートを外しました。

ここは結構頑丈にゴム系接着剤で取り付けられていましたのでエナメルシンナーを流して1時間以上置いておいてからやっと外しました。

シートですがどこがどう違うのか・・・
まずシートベルトですね、4点式がついていますがお客様のものには普通の3点式ですね。
そしてシート中央の凹み状態になっているステッチが無いのです

ステッチがなくて凹んで無い感じといえばわかりやすいかな〜!?

センターコンソールはカーボンデカールが貼られていて実車に近い感じだけどクリアーがオーバーコートされていないので近い将来剥げてしまう恐れがありますので分解してウレタンクリアーをオーバーコートしておきましょう。

フロアーの部分ですがエッチングの金属板の滑り止めがついています。
エッチングなので表面が光すぎなので一旦分解してやりなおしておきましょう。
ただこの上にはフロアーマットが敷かれますから見えなくなってしまいますね。

シートはビニール袋にシンナーを少々入れて塗装を剥がします。
この塗装は少し起毛感があって良いのですが・・・形状が違うので一旦剥がしてから埋めてやり直しですね。

凹みとステッチ部分にパテを盛りましょう。
埋めるだけで十分なのですが・・・こう言う形状だと盛るのは簡単、だけど削るのが実は大変なんですよね。

サイドシルの部分はカーボン製のカバーが装着されているようなのでカーボンデカールを貼りたいですね。
まずは型取りをします・・・できればカーボンデカールは1枚で貼りたいのです・・・2枚で貼りますとカーボン目がズレてしまって感じが良く無いのです。

カーボンデカールを貼ってみました。
デカールをカットしたりソフターを使ったりの部分は今回パスです・・・いつも同じような作業なのでね(笑)
実車ではステップを止めるためのピンが付いているようなのです。
右側には3ヶ所、左側は2ヶ所ですね。
模型では凹みになっていまして針で空気抜きの穴を開けて密着させておきました。
この部分はBBRの完成品ではこの部分のデカールがきちんと押さえられてなかったので見えなかったのです。
乾かしたらラッカークリアーをパラ吹きして密着させますね。

パテを削りました。
凹んでいる部分なのでなかなかペーパーが当て難くて苦労しますが、それにしても一発では綺麗にならないですね。
所々に凹みが残っております。

この後もう一度(二度か!?)パテを当てて削って心ゆくまで直しましょう。

続いて・・・エッチング製の足元のパネルです。
ここはステンレス製のエッチングなのですが・・・
ステンレスなだけに鏡みたいにピカピカ光っているのはちょっと問題かな〜
質感がね〜ちょっと違うかな。
どう言う状態が一番良いのか考えてみます

金属感はあるけど鏡のような感じでは無いので
ステンレス製のキサゲで磨いてみました。
その前に真鍮のブラシで磨いてみましたが真鍮の粉が付きますと少し金色になってきましてね。
具合が悪いのでクレンザーで洗ってやり直します。
ちなみにクレンザーで磨きますと少し光り方は弱くなりますが・・・なんとなく金属っぽく無い感じで今一つですね。

こちらがステンレスのキサゲで磨いたもの
全体的にフラットな感じですが金属っぽい色にはなりますね。

次はエンジンルームです
エンジンルームの周囲のカーボン調の部分は先日ラベルのデカールを貼ってウレタンクリアーを塗っておいた部品ですね。

ついでに先日作った跳ね馬のプレートを取り付けておきます。

今日はここで時間になりました。
明日はゴールデンアローですね。

今日までで雑用は一段落しましたので後はガレージ前の造成が終わってから生コンを流すことになりそうですね。
一休みできないのが玉に瑕ですね(笑)