Studio_Rosso 1/43 自動車模型制作日記1

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中身を組み立て始めました

2022-03-14 20:56:06 | Golden Arrow 1929

本日の山陰は霧雨の朝ですね。
昨日までは晴れか曇りでほとんど雨は降っていなかったですが・・・昨夜から雨が降り出しまして
午後からは曇りでした。

やっと植えたグリーンピースの苗の水やりから解放されました。
後は根がついたら少し施肥をして大きく育っていただきましょう。
家内の目論見通りに洋風のグリーンピースご飯になってくれますように・・・願っております。
毎年グリーンピースは家内の友人が作っていまして当Cafeにも販売用とメニュー用に持ってきてくれていましたが、昨年冬に腰を痛められたそうで今年はグリーンピース無しらしいのです、私が代打で作りますがグリーンピースは🔰なのでうまくいけば良いけどね。

さて今日の本業ですね。
今日はゴールデンアローです、前回は確かシャーシに四輪を取り付けてやっと自立したところまでだったと思います。
あれから数日経過していますので流石に接着剤も硬化しているでしょう。
初めて1/43モデルを作ったときにもエポキシ系の接着剤で取り付けたのですがしっかり硬化するまでに触ったものだから4輪があちらこちらを向いてしまって修正するのが大変だった記憶がありますね。
幸いなことに微妙なズレだったしシャフトがアルミ製だったので曲げることで微調整したのは・・・内緒です(笑)
思い出すと良い記憶よりも悪い記憶の方が沢山思い出すものですよね・・・皆さんそうじゃないのかな??もしかして僕だけ??

さて今日はビスを切っているところからです。
なんでこんな事をしているかと言いますと・・・このゴールデンアローはエンジン等の内部まで再現したモデルなので床板を止めるビスがエンジンルーム内の飛び出すとエンジンやミッションに干渉してしまうのです、なので最低限の長さにカットしておかないと使い物にならないのです。
しかも展示ベースとの間も隙間がないので皿頭のビスを床下のアルミの厚さに隠れるように削ってあるのです。
もう一つ都合が悪いことに・・・車体が長いので3点以上でビス止めしないと綺麗に止まらない・・・悪条件が重なっているんですよね。
ビスも皿頭でステンレス製でない物を探しましたが私の身の回りにはステンレス製が多くて苦労しました。
ステンレスのビスは硬くて切りにくいのです・・・。
3mmはあるけど2mmは無いとか・・・ステンレスしかないとか・・・ホームセンターを3軒回ってやっと希望のものが見つかりました。
仮組みの時には何でもよかったんですけどね・・・田舎ではなかなか希望のものが手に入らなくなってきています。
2mmのビスを3本で通販するわけにもゆきませんからね〜(笑)

ネジ部分は1mm程の長さしかありません。
真鍮のフレームは厚さが1.0mmなのでその厚みの中で収めてゆきます。
カットの時に2本ほどどっかに飛んで行ってしまったのは内緒です・・・何か旋盤の方で音がしましたが・・・ビスに予備があったので切った方が早いです。

これでやっと床板がつきました
ちょっと刻印の位置がよくなかったけど・・・(笑)
名前・当時の記録等を刻印しておきました。
ちなみに実車がアルミの床板だったのかどうかは定かではありません。

次は作業台に取り付けるためのスペーサーを削っております。
仮組台に固定した方がモデルを直接触ることが少なくて汚れや傷を防止することができますのでここは遠回りですが先のスペーサーなのです。
前後で多少厚みが違いますので調整して何度か削り直しをして作ります。

スペーサーができたら仮組み台に固定しようかと思いましたが・・・忘れ物がありました。
ボディの外側はゴールドで塗りましたがフルディティールということになりますとエンジンルームの中も何らかの塗装が必要になってきます。
まさかボディカラーと同じゴールドではないと思うのですよね・・・
と思って実車の写真(レストア後のもの)を見ますと暗くてよくわからないのです。
しかも内部は埃だらけらしくて・・・白っぽいような気もします。

後部の部分の内側ですがこちらも黒いのか・・・埃でグレーになっている感じですね。
しかもフレームは少し茶色っぽい・・・錆が出ているのかな??

まさか錆びたフレームにするわけにもゆきませんよね・・・しかもブラックに塗って埃をウェザリングというのもちょっと違うな〜ということでとりあえずフラットブラックに塗りました。
塗装はボディの外側をマスキングしてアルミ製の床板は外してエアブラシで塗っています。
ボディの外側のマスキングは結構面倒なんですよね(笑)
しっかりマスキングしておかないとフラットブラックが吹き漏れを起こしてしまいますし・・・マスキングテープを剥がす時も慎重にやらないと一緒に剥げてしまうと最初からやり直しです・・・。
何とか終了したのが下の写真です。
1〜2か所吹き漏れがありましたがウレタンクリアーを塗ってありますのでクレオスのシンナーを綿棒につけて拭き取り何とか解決しました。

続いて中身を組み立てて行きますが前からか後ろからか・・・迷いますね。
とりあえず後ろから組み立てて行こうと思いまして塗装をしました
内部はブラックみたいなのですが・・・多分作った時には艶があったのでしょうけど・・・(実車でわざわざ艶消しにする意味を感じないのです)
写真では全部艶消し・・・どうしたものかな〜!?と思っていましたがフレームとタンクは別々の部品なのでその艶具合を変えて別部品であることをアピールしてみようかと・・・。
タンクはグロス、フレームはセミグロスブラックにしてみました。

床板がアルミなので上側に部品を配置しますとよく目立ちますね〜
これは作ってみてよかった点ですね・・・。
なるべく床のアルミが見えないくらい部品を詰め込みたいかな〜(笑)・・・実車がそんな感じなのです。

タンクの部分の何気ない一枚の写真ですが・・・

タンクの後ろの上側に注目です木のフレームを取り付けてみました。
本日の写真の上から六枚目の写真をご覧くださいボディの中は金属のフレームに木製のフレームを組み込んだものになっていますね。
多分この木のフレームには外板のボディを木ネジか何かで固定したのではないかと思われます。
どこでも木ネジが打てるように木製にしたのかもしれませんね。
そのフレームがチラッと見えているのを再現したかったのです。
質感が違う素材が入ることで精密感も上がります・・・車って金属でできているじゃないですか・・・昔のは木も使っていたんだよと言う歴史まで再現できるかも・・・てね(笑)

本日の作業はここまでですね。
明日は定休日なので・・・ゆっくりできる・・・はずもないでしょう(爆笑)

明日はスカイラインですね。