Studio_Rosso 1/43 自動車模型制作日記1

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Vroom 1/43 Citroen DS19 Proto

2022-03-07 21:04:27 | 最近手に入れたキットのご紹介

本日の山陰は朝から天気が良かったです。
雲は少しありますがこの数日風が強かったので大変穏やかに感じましたね。
数日前の風邪の強い日ですが朝から憂鬱な気分でした・・・と言うのも遠くの空が霞んでいるのです・・・そう花粉症の出る季節になったんですよね。
今日聞いたお話ではあの日は北西からの偏西風に乗って中国からのPM2.5と黄砂とスギ花粉がミックスして最強のアレルギー反応が出ても不思議じゃなかったみたいですね。

確か朝一番で畑を起こしたのでそれ以降は目は痒いし、くしゃみは出るし、鼻水も・・・
なかなか落ち着いて仕事ができない状態でした。
確か自宅にアレグラが有ったはずと言う家内の言葉を信じてとりあえずかかりつけの医者にはいかなかったのですが・・・帰ってみたらいくら探してもアレグラが無いのです。
翌日は日曜日・・・かかりつけ医は定休日だったので今日は朝一番で病院に行ってきました。

帰ってからはいつもの様に厨房係ですね。
今日は平日なのでお客さんは少し少なめでしたので余裕の厨房係です(笑)

で午後定時からは本業開始ですね。
と言っても非公開の修理が昨日ではまだ終わらず・・・公開したら皆さん喜ばれるかもしれませんが・・・結構面白い内容なんですが(笑)
夕方までかかってやっと修理完了しまして今夜はお客様に連絡をとって発送にするのか途中待ち合わせで引き渡すのか決めようかと思っています。

今日は夕方少しだけスカイラインを触りましたがあまり進んでいないので明日に順延しておきましょう。

こんな時でもブログの話題には事欠きません(笑)
今日は最近購入したキットをご紹介しておきましょう。

 最近はキットをあまり買ってないのでこの最近入手したキットのご紹介というカテゴリーはあまり使っていなかったんですよね。
久々に(!?・・・本当か??)ヤフオクで買ってみました。

今日のご紹介はVroom 1/43 Citroen DS19 Protoです。
何故こんな出来の良くない(失礼!!)キットを?と不思議に思われるかもしれませんが・・・
私が小学生の時くらいでしょうか・・・我が家にシトロエンDS19が有ったのです。
父が車好きだったのはもう何度も書いていますので多分皆さん耳にタコができるんじゃないかと思いますが・・・

確か車雑誌(カーグラフィックだったと思う)の売買欄に売りに出ていて連絡を入れて東京から買ってきたはずです。
当時は汽車(電車ではないのです)でしたが夜行列車で東京に行ってお金を払って車を渡してもらって乗って帰ってきたらしい。
当時は中国縦貫道も全通はしてなかったみたいでして・・・
しかもナビはないですから・・・私の母親が地図を見て右だとか左だとか言っていたのだろうと思います。
それでも岡山県の落合町まで帰って来れば国道181号線で米子までは帰れます(下道ですが・・・)昔は山越えするのにこの道しか知らなかったですね。
私が大学時代も高速を使う場合はまだ落合町で下道に降りて国道181号で米子まで出て帰ってくるのが普通でした。

そして名義変更でこれがまた一悶着あったらしいです。
当時はホイールベースでナンバープレートが決まっていたらしいのですがこれだけ長いホイールベースを持った車が県内には無かったらしく・・・
嶋根(旧字体)11い・・・1ナンバーだった様な記憶があります。
エンジンをかけますとハイドロニューマチックサスペンションで車高が上がります。
サスペンションはスイングアーム式なので車高が上がるとホイールベースが短くなるのです。
前のオーナーの東京の方はこの方法で自動車税を一ランク安いもので乗っていたらしい、父は税金が高すぎて1年ちょっと乗っただけでナンバーを切ってガレージの中に仕舞い込んでしまいました。

シフトはマニュアル4速か3速だったような気がします。
普通のシフトレバーのようなゴツい物ではなくステアリングコラムから編み針のようなレバーが出ていましてそれがシフトレバーでした。
多分これも油圧を使っていたんじゃないかと思います。
コーナーではふわ〜っと傾きますので独特の乗り心地でした。
少し前のシトロエンBXの様にサスペンションは硬くは無かったですね。
同じハイドロのサスペンションなのに雲泥の差がありましたね。

前置きが長くなってしまいましたが・・・
今回買ったキットはこんな箱に入っていました。
手書きのネームはいかにも少量生産だと感じさせてくれますね。

中身は・・・たったのこれだけです。
ボディとシャーシそしてタイヤ類と細かなパーツそしてインストとデカールですね。
この車が少し変わっているのは当家にあったDS19をベースにショートホイールベース化したラリー用のプロトタイプなんです。
ですから後部席にはドアがなく2ドアなんですね。

ラリーカーなのにシートはこれで良いのかな?
確かにDS19はこんなゴージャスなシートでしたね。
まあフランスの大統領も愛用していたDSですからね・・・シートは比較的フワフワでしたよ。

懐かしい造形がこの下の部品です。
何の部品か分かりますか?
ステアリングホイールですよ
スポークは真ん中から1本下向きに出てきます。
しかもなんか品のないグレーのスポークだったような気がします。
ステアリングのリムは黒の樹脂で滑り止めが巻かれていたような気がしますが・・・小学校低学年の時ですからね。
デカールは残念ながら少し黄ばんでますね〜。

当家の車と違うのはこのホイールなのです。
この車は後期型のDS19をベースに作られたんでしょうか・・・ハブボルトが5本ですよね。
当家の車はセンターロックだったんですよね。
そう!レースカーではないのにね。

実車の写真を見ても5本のボルトでホイールが止められていますから間違いないですね。
しかもこの下の写真ですが車高を一番高く上げていますね。
ハイドロのサスペンションは足元にセレクターのレバーがありまして何段階にか車高を変えることができました。
一番上に上げますとサスペンションはかなり硬くなり乗り心地は良く無かったですね。
通常この車高では走行しません、では何故こんなに高くしたのか・・・
タイヤ交換なんですよ!!
センターロックを緩めておいて一番上に車高を上げて車載の支え棒を差し込み車高を下げますとタイヤが浮くのです。
でタイヤを交換してまた車高を一番上に上げてつっかえ棒を外せばジャッキは不要なのです。
なのでDSにはジャッキがついてなかったのです。
幸いにも道路上でタイヤ交換をしたというお話は聞いていないのでパンクしなかったんでしょうね。

まあこのキットを作るチャンスがあるのかどうか?ですけどね。
まあ思い出として取っておきましょう。

そうそう、当家のシトロエンDS19はその後面白い話を聞きました。
この車、実はホンダが車の開発用に購入して使っていたらしいと・・・
初期型なのはそのせいではないかということでした。
そういえばどこかでテスト中のホンダ車のサポートカーとして後ろの方に写っていた写真をどこかで見たような記憶があるのですが・・・。
但し、うちの車と同じ個体かどうか確証がありません。

明日は定休日なので午前中に薪の引き取りで出かけます。
そういえばガレージの床上げのコンクリートがだいぶ白く乾いてきましたね。
あれが乾きますと荷物の移動も待っています・・・(滝汗!)
午後には戻ってスカイラインを作ります・・・多分(笑)