Studio_Rosso 1/43 自動車模型制作日記1

692-0055島根県安来市飯生町605-8Studio_Rosso渡部洋士 Tel 0854-22-1546火水曜定休

わからない部分が多いので想像するしかないですね(笑)

2022-03-17 20:40:22 | Golden Arrow 1929

本日の山陰は曇りで少し風が冷たいですね。
どうやら黄砂も飛んできているようで遠くの山が霞んでいます、多分花粉もPM2.5も飛んでいると思いますから花粉症の私にはあまり良い状態とは言えないかもしれません。

でも出勤したら今日はやらなければならないのが薪の玉切りなんですね。
冬の間に何往復かして40kmほど離れた知り合いの所から薪になる丸太を運んでガレージの外側に山にしてありましたが乾燥しないうちいに切っておかないと乾燥して薪割り機では割れなくなってしまうのですよね。
しかもガレージの床上げが終わったら屋外を少し整地してもらわないとガレージ内に車が入れなくなってしまいますからこれも早い方が良いでしょう・・・と追い立てられるようになっております。
来週火曜日からは第3期工事が始まると思いますので・・・そうなると再来週にはその型枠が外されてその次は多分外部の整地になると思いますのでなかなか忙しい・・・。
まあ最低限通路の周辺だけを整地してもらえば車の出入りは可能ですのでなんとかなると良いですが・・・。

で本日の本業です、今日はゴールデンアローですね。
ゴールデンアローも組み立てが始まって・・・あそこ・・・ここと色々組み立てられる部分はありますが順序よく組み立てないと全部が収まらなくなってしまう恐れがあるんですね〜。
今日はフロントのステアリングロッドの取り付けからですね。
本当はフロントタイヤをつける前に取り付けた方が良かったのかもしれませんが、入念な仮組みの効果か後からでも簡単に取り付けることができます。
ちょっとどうかな〜と思ったのはステアリングロッドの前後についている尖ったカバーですが現在保管されているレストア後の個体では付いてないのですが当時のモノクロ写真を見ますと前後ともに取り付けられていますので当時の仕様で作っておきました。

そうそう、皆さんステアリングロッドと聞きますとこんな長い棒のようなものではなくフロントアクスルと平衡にボディから出てくるものを想像されるかもしれませんが・・・当時は今のようなギアボックスではなくウォームギアとアームそしてロッドを介してステアリングを操作していたのです。
ロッドはジョイントを介して通常はボディのサイドに取り付けられているのですがレコードカーということで空気抵抗を考えたのか後半の部分のロッドはシャーシの内側に収められているようです。ですから外観状見えるのはこの前側の部分だけなのです。




で・・・このロッドですが片側だけあれば反対側にはタイロッドと呼ばれる左右のタイヤを連動する為のロッドがあれば事足りるのですが・・・ご丁寧にも両方同じようなロッドが取り付けられているのです。
多分この間を貫通できない理由があったのだと推測されますが・・・エンジンはもう少し後ろですし・・・何かあったのでしょうね。

次の仕事ですが・・・エンジンルーム内を組み立てても良いのですがここでカウルの立て付けを確認しておくことにしました。
というのも内部を入れてしまいますとカウルの立て付けが良くないのか中の部品が当たっているのかよくわからなくなってしまうのです。
しかも削らなければならないことがあれば今のうちにやっておいた方が良いですからね。
コクピットのカウルは後ろ側が若干高い・・・どこかに当たっているのかな?
中央のカウルも後ろが少し高い感じですね・・・。

そして少し削り合わせることにしました
削るのは後ろ側と中央ですね・・・
こんな感じでまずまず良いかな・・・また少しずつ変わってくるかもしれませんが・・・なんとかなりそうですね。

続いてコクピットの床面を取り付けます・・・
多分、シートの両側は左右にプロペラシャフトが通っていますので万が一ジョイントが折れた時には大事故になってしまいます。
よってプロペラシャフトが見えているようなことはないと思われます。
こんな感じでカバーされているはずです。
アルミのカバーが切り取られている部分にはシフトレバーが着きます。
本当は左側のフレームからアームのようにステーが伸びてその先のドライバーの太腿辺りにシフとレバーが立ち上がってきます。

シフトは実車の写真を見る限りH型のパターンで前進3速+リバース(リバースロック付き)で有る事がわかります

実車のシフトプレートはあまり綺麗な状態ではないみたいですが、ここは見せ場なのでバフをかけて磨いておきましょう。

続いてエンジンからの回転を左右にあるプロペラシャフトに分けるギアボックスですね。この上にはステアリングギアボックスも取り付けられていますが・・・当時のモノクロ写真しかないので色は不自然にならない範囲で塗っておきましょう
それよりもこのギアボックスに取り付けられているボルトの方が良いアクセントになるのではないかと思っています。

ギアボックスの塗装は後にしまして・・・
シフトプレートの部分を取り付けておきました。



ここで時間になってしまいました続きは3日後ですね。
明日はスカイラインを作ります。