瀬戸際の暇人

今年も偶に更新します(汗)

ハウステンボスで秋を見つける旅7

2019年03月17日 18時07分48秒 | ハウステンボス秋の旅行記
今年の3月16日、ムーミンバレーパークが飯能にオープンして話題を呼んでいますね。
ちなみに長崎ハウステンボスがオープンしたのは1992年の3月25日です。
今年の3月25日で祝27周年?
皆さん、春休みはムーミンバレーパークだけでなく、長崎ハウステンボスへもお出掛け下さい!
今年のチューリップ祭(~4/14迄)は桜との共演が見物だぞ!
…と宣伝を終えた所で、前回の続きです。


2日目のランチは、ホテルヨーロッパ内の日本料理店、「吉翠亭」に予約を入れてました。
そんな訳で予約した時間の30分前位に、アトラクションタウンから、徒歩でホテルヨーロッパへ向かう事に。
内海を備えるホテルヨーロッパは、運河からカナルクルーザーでチェックイン&アウトするスタイルが有名ですが、↑陸側の玄関から普通に歩いて出入りも出来ます。
玄関では女性スタッフが掃き掃除…ここに勤めるスタッフさんは暇さえ有れば掃除してる印象、流石園内最高級ホテルのプライド。
ウォーターマークホテルの場合、ロビー横トイレの隅に蜘蛛の巣発見したけど(←姑チェック)、ホテルヨーロッパの場合そんな粗も無し、伊達にフラッグシップを名乗っておりませぬ。

  
↑9月のホテルヨーロッパロビーは向日葵が満開、フロア続きのオーセンティックバー「シェヘラザード」にも、向日葵が品良く数本活けてありました。
訪れた時、丁度花を替える所に出くわす、どうやら毎月曜に花を活け直すらしい。
予約時間より少し早く到着したので、暫く花を活ける所を2人で観てました。
ホテルヨーロッパロビーを彩る花は、季節に合わせて華麗に変身、非常に見応えが御座います。
但し宿泊客&館内施設利用客以外は入館料取られるので、観覧の際は御注意を。

  
↑予約時間の13時少し前、吉翠亭に入店。
ホテル裏、隠れ家の様に設えられた店内は、至高の日本料理を味わうのに相応しい、落ち着いた空間。
窓からの眺めは京都を思わせる石庭…転がる蝉の死骸に、去り行く夏の哀れを感じずに居られません。
一輪挿しが置かれた予約席に着き、店員さんから冷たいお絞りと、温かいほうじ茶のサービスを受ける。
人心地付いた所で、栗と水菜とシメジの和え物が、三つ脚の小鉢に入れられて来ました。(写ってないけど三つ脚なんです)
栗に茸に菊の飾りが秋を感じさせます。


↑2人とも注文したのは、昼メニューで二番目に安い「お造り御膳(3,300円税込、サービス料別)」。(一番安いのは天婦羅御膳)
小鉢、お造り、蒸し物、焚き合わせ、食事、甘味の順に運ばれる昼限定コース料理です。
写ってないけど、別に注文した飲み物は黒烏龍茶。
第2、第4木曜日なら寿司バイキングやってるんだけどね~、残念ながら訪れた日は第2、第4でも木曜でもなかったので。(→https://www.huistenbosch.co.jp/hotels/he/news/archives/11)
第2、第4木曜に訪れる予定の人は是非…お勧めです!


↑勿論、寿司バイキング以外の他コースも、彩り味ともに素晴らしくてお勧め。
私らが食べた御膳のお造りは、鯵(右奥:大根で表した満月と兎が愛らしい)、雲丹(中央奥)、鯛(左奥:添えてあるのは金魚草)、イサキ(中央前)、鮪(左前:岩海苔のゼリー寄せと、銀杏飾り切りが職人技)の5種でした。


↑蒸し物で出された茶碗蒸しには、鶏肉、銀杏、百合根入り。
長崎の茶碗蒸しと言えば、吉宗の茶碗蒸しが有名ですが、この店のも絶品です。


↑オクラ、筍、蓮根、薩摩芋、紅葉麩、赤蒟蒻の炊き合わせ。
赤い蒟蒻と紅葉麩の緑、コントラストが美しい。


↑生麩と湯葉と鱧の澄まし汁…この澄まし汁だけでも味わいに行く価値有ります。
東京や京都の有名料亭にも負けてないと個人的に思うのだ。
(東京や京都の有名料亭全部廻ってはおりませんが)出汁の取り方が完璧、ハウステンボスで美味しい料理を食べたいと言うなら、ここを一番にお勧め致します。
生麩、見た目で豆腐かと思って、口に入れたらモチモチ食感でビックリした。


↑御飯も椀に綺麗に盛られて提供、一分の隙も無い。


↑飯のお供に漬物3種、日本人で良かった。


↑この日の甘味は冷たい栗蒸し羊羮、暑気払いと同時に、時季に合わせての趣向かと。
一旦、卓上を片付け、温かいお絞りと煎茶と共に運んで来るのが、毎度心憎いサービス。
器のデザインも素敵でした、特に甘味を盛る用の冷皿…錫製ですかね?
料理・器・サービス・雰囲気、全てに大変満足しました、御馳走さまです。


↑食後にロビーへ戻って来たら、花を替え終わったらしく、向日葵が活き活きしてました。
最近の向日葵は室内で飾る事を考えてか小振りが人気ですね。

  
↑昼食後、関所(ハーバーゲート)を潜って、アムステルダムシティへ向かう途中、ドムトールン前でロボットバス「シュテーボ」に出くわす。(→https://www.huistenbosch.co.jp/enjoy/203)
乗った事無いので詳細は不明ですが、1階席はパスポート対象、ウェルカムエリアバス停⇔ハーバータウンバス停を往復するもよう。
走りながら時々白い煙を吐く姿が迫力、ロボット好きのお子様には好評かも。

  
↑大人の私らはホテルアムステルダム裏の道を歩いて、アムステルダムシティへ向かう事にしました。
緑溢れる石畳の路と、ヨットマリーナ沿いのウッドデッキロード、ホテルアムステルダム裏には2つの路が並んでいます。
どちらを選んでも向かう先は同じ。
潮風吹き抜ける海沿いの路を行くのは大変心地良いのですが、帽子が飛ばされる危険を避けて緑の路を選びました。

  
↑その路の途中で尾に白い羽が混じった烏に遭遇…尾が白い…おもしろい。
青森で白い烏発見ってニュースを読んだ事有るけど、居るもんだな~と…烏…ですよね?似ているけど違う鳥だったりして?
早朝はこの辺に海鳥が多数集合する、バードウォッチングが楽しめますよ。

  
↑ハーバータウンからアムステルダムシティへ歩いて行った先に現れるウォーターゲート「スネーク」。
オランダの歴史的水門を模して建てられた物で、水門と呼んではいてもハウステンボスでは単なるシンボル。(ハウステンボスで実際に役目を担ってる水門は他の場所に2点在る)
ここ「スネーク」の役割は見晴らし所、ゲート内に設置されたベンチからは、大海原を邪魔する物無く見晴らせる。
係留されたヨットの群れが風に揺れ、擦れて奏でる物悲しい響きに耳を澄ませば、ここがテーマパークである事を忘れるでしょう。


↑その左横に建つマリングッズ店「フィギュアヘッド」。
オープン以来ずっと営業中のこの店の存在が、何だかホッとさせてくれる。
店舗数多有れど、昔のハウステンボスの雰囲気を最も残してるショップは、実はこのフィギュアヘッドではないかと思うのです。
羅針盤や舵輪、真鍮製時計、帆船模型、サーベル、火縄銃モデル、コンパス、船首像(フィギュアヘッド)…海の浪漫を感じたいなら、この店にお寄りなされ。



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