瀬戸際の暇人

今年も偶に更新します(汗)

信濃への旅その3

2006年02月20日 21時01分06秒 | 旅の覚書
そんな訳で長野旅行2日目…っつってもこの日は何もしてないんで、ただひたすら食っちゃ寝だったんで、正直何も書く事無いんですが~。(汗)


朝起きたら8時、既に日は昇っておりました。
自分にしては遅い起床、ええもう、ぐっすり熟睡しちゃいましたがな。
友人起こして、用意整え、朝食へと向かいます。


友人は反対に、珍しく早起きでした…いえ、自分と同じ起床時間だったのですが。
実はこの友人は寝起きが悪い、そりゃもうこの上無く悪い。
黙って放っとくと際限無く寝てる。
しかも起こすと物凄くぶーたれる。
結果、誰も起そうとしない。
高校の合宿ん時なんか、放っとかれて朝食食べ損ねてたっつう……後で「何故誰も起さなかったんだよ!?」と怒ってたけどね。(笑)
まぁそんな奴が起きた訳ですよ、あっさりと、めっずらしー。


朝食も、昨夜食べに行った食事処と一緒でした。
個室になっててねー…お天気回復してポカポカ陽気になったんで、周囲の枝に積ってた雪が、融けて重みで落ちてくっつった、風情溢れる情景が窓から観られました。
良いねー、雪国v(←呑気者)


此処の朝食の目玉メニューが「蕎麦粥」。
蕎麦の実が入ってる粥ですね。
美味しい、非常に美味しい。
薄~い塩味故、蕎麦の素朴な香りとか食感が消されておらなんだ。
軽く噛むとプチプチと弾力有ってね。
1人用の鍋に入れて、その場で温め出されるっつう。
1人用っつっても3杯分は入ってますよ、たっぷりと。
三つ葉が振り掛けてあって、ずずずっと掻っ込む。
やっぱり粥は掻っ込んでこそ粋!
案外、普段の生活で、美味しいお粥は食べられませんから…朝食で粥が出されると、もうそれだけで嬉しいv


他のメニューも美味しかったですよ。
でもこの蕎麦粥のイメージが強過ぎて、今一イメージ薄い。
だから他メニューについて覚えてない…御免。(苦笑)
いや本当、どれも美味しかったのよ?(汗)
鮎の干物を炙った物とか、香草サラダとかねー、ドレッシングも自家製で、酢味噌味でした。
夕食と同じく、現地の新鮮素材に拘っておられたよ。


ああそうそう、びっくりしたのが、朝もデザート出た事。
フルーツ出たよー、やっぱ林檎出た!
そいやお目覚めジュースは、絞り立て林檎ジュースorオレンジジュースor牛乳で御座いました。
〆は珈琲ね、ポットで淹れて、冷めない様に固形燃料で温めて出して下さった。


朝御飯食べ終わってから、さあ今日はどうするか?と…いや、朝食の時に、既に「本日の御予定は~?」とさり気に宿の方から伺われてはいたんですが。(笑)


……な~~~んもする事無ぇよなぁ~~~~と…。(苦笑)


好いお天気ったって、雪がもうすんごい積ってるんですよ。
雪深い温泉宿泊りに来ると、遊びには行き難いですわな。
「特に予定決めてないです。ひたすらゴロ寝してます。んで偶に温泉入りに行きます~」と言ったらば、宿の方に笑われてしまった。(笑)
で、じゃあ、温泉入りに行く時は、言って下さいね、と。
したらばお掃除に入らせて頂きますんでーと。
「お掃除なんて良いですよー」とは言えなかった…。(笑)


お食事処から部屋戻って…恐らく、この間に布団片付けてあるだろね~と、友人と話しながら帰って来たんですが。
未だ敷いてありました…これは意外だったな。


だからって寝直してると、多分またさり気に、「あの~、温泉せっかくだから、入って来ませんか~?」みたいな事言われる様な気もしたし。
…結局、入りに行く事にしました。
私は貸切風呂に、友人は家族風呂に。


部屋より上階に在った貸切風呂に行ったら、鍵が開いてたんですよ。
お、空いてる?らっきーvと思って入ろうとしたらば、出入口に男性用草履が2人分転がってまして…


……どうやら、男2人が鍵開けたまま入ってる様でやんの。(鍵閉めてよ~)


しょうがないんで、風呂の隣の書斎辺りで待ってる事にしたっつう。
実際、此処で待ってたのは正解だったんですが。
兎に角大人気なお風呂でしたんで(1つしかない露天風呂だからねー)、入るにはもうそれしか手は無かった。
友人なんか、結局1度も入れなかったらしい。


暫く書斎で本読んでたりしたんすが。
書斎に入ってると、扉で音が遮断されちゃうんで、出て来たとしても気づき難そうだなぁと、なんぼ隣に在っても。
じゃあ外で待ちますかと思い、書斎前辺りに在ったテラスで、雪遊びして待ってました。


館の屋根の上に設けられた月見台スペースらしく、雪がすんごい量積ってましてねー。
大人気無くも雪だるま拵えて遊んでた。(苦笑)
屋根の上だしねー、あんま大きいの作って、重みで屋根傷める事有っちゃ拙いだろ思って控え目に。
でも何か拵えてる内に興が乗っちゃって、ついつい親子雪だるま完成させちゃいました。
宿の方済みません、あの不恰好な親子雪だるまは私が拵えました。(照笑)


散策道への入口とも繋がってたんで、ちょいと根性出して上ってみるかーっつって挑んだらば……1足目で――ズルゥ!!!って滑ってしまったんで…ああ…こりゃ拙いか…やっぱと思い直して、止めときました。
だって雪の上に、誰の足跡も付いてなかったし!!(怖)
散歩したかったなー、でも山ん中の雪道入ってくのは怖過ぎ。


そうこう遊んでる内に、風呂が空きました。
漸く入浴~♪
鍵掛けてさあ入ろうと思い服脱ぎだしたら――ガチャガチャガチャ!!なんて、扉こじ開けようとする音が…ラ、ライバル多過ぎ(冷汗)…直ぐ外で待ってて良かった…っつか、鍵ちゃんと掛けといて良かったよ。(焦)


石の内風呂と露天風呂、浴槽の広さはどちらも、1人が足をゆっくりと伸ばせる程度。
んでも1人で入る分には、非常に広々として感じられました、いや洗い場が広く設けられてたんでね。
内風呂と露天の仕切りは硝子戸で、窓開けりゃあ内風呂入ってても露天気分っすね。
内風呂から窓開けて、1段上がるとそこは絶景露天風呂。


露天風呂からの眺めは最高でした。
雪山、樹氷林…見晴らしが宜しいの何の。
これ以前に写真UPしてるんで、御覧になって下さいませませ。
入ってる時に丁度また小雪がちらほら舞って来まして。
綺麗でしたねー。
露天風呂は雪見時に限る、としみじみ思いました。
周りに降り積もってた雪を、お湯の中に浸して、じんわり融けてく様を見詰てたりしました。


風呂出てから…せっかくだから写真撮りつつ、雪遊びでもするかと。(←順番逆の様な気もしたけど)
宿の外出てって、雪道よちよちと歩きましたです。


もう一面銀世界でねー、触れるとほわぁ…っと柔らかいんですよ、雪が。
正にパウダースノー、これには感動したー。
歩きながら1人で雪玉作って、飛ばして遊んでました。(←暇な…)
で、のたくた散歩してた時に、枝に降り積もった雪が――ドササッ!!と、いっぺんに頭上落ちて来て、雪浸しになっちまったり。
……せっかく風呂に入ったのにぃ。(涙)
でも遊んでてあんま寒さ感じなかった、実際暖かかったっす。
寒かったのは最終日のみ…そういう意味では、天気に恵まれた。


暫く遊んでて戻って来たらば、「宜しければラウンジでお茶お淹れしますよ~」と宿の方に言われたんで、玄関隣のラウンジ行って、昆布茶貰いました。
英国調のアンティークソファに座ってまったり寛ぐ。
で、ラウンジも書斎になってたんで、本でも読むかと。


選んだ本は――『沈黙の古代遺跡』。


何処行っても、人はそんな変われません。(苦笑)


ラウンジでお茶飲んでたら…友人が来ましてね。
「昼食どうするか?」と聞いて来た。
ラウンジから1段下がった処に、モダンな雰囲気の喫茶室が在る。
何ならそこで食わんかと。
…いや、そもそも山奥の1軒宿っすから、他に選択肢無いし。
じゃあ、そこで食おうと…もう直ぐ1時だしなとね。


昼食タイムは1時までだっつうんで、じゃあ移動しますかってったらば、「宜しければ抹茶と茶菓子も出しますよ」と言われたんで…んじゃあ折角だからと、お願いしました。(笑)
茶菓子は昨日と同じ、上品な餡子玉で御座いました。
優雅だなぁ~~。


喫茶室も最近造ったみたいでして。
『櫓(やぐら)』って名前なんですがねー。
明治大正モダニズム、和洋折衷、すんごい雰囲気良いんですねー。
ほぼ個室になってまして。
ステンドグラスなんかをふんだんに採り入れた内装。
個室の窓からはクリスタルな樹氷林が観られる。


2人して、頼んだのは「ブレッドセット」でした。
レーズンとライ麦とプレーンの、3種類のパン。
それにシャキシャキ野菜スティック付…味噌とマヨネーズでどうぞ、と。
デザートは苺と林檎。
紅茶はティーポットでのサービス。
美味しかったですよーv
本当はケーキ食べたいよね~とも思ったのですが…夕食に響いて来そうな気がしたんで止めときました。(汗)
ブランデー風味のオレンジチョコレートケーキ…食べたかったよ…!(涙)


お茶飲んでゆっくりのんびり寛いで部屋に戻って来たらば……おこたが出ておりました。(↑の写真参照)




…と、今回は此処まで、続きはまた次の月曜~。

何か自分で書いてても眠たくなりますが…退屈な旅行記で済みません。(汗)

や、実際、本当~~に何もして来なかったんで。(苦笑)



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