瀬戸際の暇人

今年も偶に更新します(汗)

信濃への旅その4

2006年02月27日 22時16分59秒 | 旅の覚書
…そんな訳で、明日までには終らす、もう強制的にでも。
ハウステンボスの方と比較して、その差は何だって?いや…愛の差っすよ、はい。(苦笑)
あ、でも、国内温泉の中では私、1番好きなのがこの仙仁温泉なんですけどね。(笑)



んでまぁ、帰って来たら炬燵が出てた訳ですよ。
いや~嬉しかった!!やっぱ冬は炬燵で蜜柑でしょー!…蜜柑は出なかったがな。
そいでお茶菓子と漬物がまた置いて有った。
お茶菓子は洋風の…スポンジの中にスイートポテト焼き込んである…なんての?松蔵ぽてとみたいなヤツ…あ、この言い方じゃ解らない??(焦)
兎に角美味しかったですvぽろぽろになってちと食べ難くはあったですが。
後、クッキーも置いてあった。
前回レポの写真にも写ってるんですが、ココアとバニラの絞りクッキーでね、どうやら手作りっぽい…メチャ美味しかったvv


友人は家族風呂入って来た訳ですが、この家族風呂、以前は御家庭で良く拝見するタイル風呂って感じだったんですが、改装されて綺麗になってました。
石造りの楕円形で、洗い場も拡げられてましたね。
こちらのお風呂も人気が有って、入るの大変だったんですが、露天では無い分だけ貸切風呂よかマシだった。
友人は最後の日まで、結局こっちの家族風呂ばっか入ってたそうな。


さて、せっかく炬燵出して貰ったっつう事で、ゆっくりまったり寛ごうかね~と…。
いやいやしかし、私には1つの野望(?)が有ったのです。
連載してる話を、この機会に書いちまおうじゃないかと。
わざわざハウステンボスの資料、全部持ち込んで来てたんですよ。(笑)

「温泉地で執筆……くくくくくっ…文豪気取りだぜい……」とばかりに。(←馬鹿)

そんな訳で、資料広げて、頑張って書いた。

書いた…。

書いた……。






4時間近く経過して、何処まで書けたかっつうと――





早朝、『観光丸』の繋留された桟橋を1人で歩いた。





↑この1行だけ。





…自分は文章書きに向いてないなと、つくづく感じました。(大笑)



気が付いたら寝てたし…友人曰く、「お前は心底安らかに眠っていたよ」と。(苦笑)



あっという間に夕食時間が来まして、今夜の指定された食事処に。
昨夜とは違い今夜は、昼食べに行った和洋折衷な喫茶室、『櫓』でっつう事でした。
ランプが灯された回廊通って…喫茶室玄関には、燭台に蝋燭が吊るされ灯されてて、趣深かったです。
昨夜とは打って変って、洋風の個室部屋にての夕食。
蝋燭に灯された部屋の窓からは、ライトアップされた雪景色。
時折、枝から雪が滑り落ちてく音だけが響く様な、静寂に包まれた空間。
……景色は何よりの御馳走とは良く言ったもんだとね。


――それでは今夜のお献立。


先附………酢みそがけ
前菜………山里のおもてなし
向附………カルパッチョ
焼物………イトウの塩焼き
汁…………せりすり流し
強肴………ちりむし
箸休め……梅酒ゼリー
蒸し物……小かぶ道明寺
煮物………たけのこと湯葉
御飯
香の物
デザート


…以上、献立書きより抜粋。


食事処の雰囲気を重視したのか、昨夜よりも幾分洋風の献立でした。
でも食べるのは箸で、この辺りが和洋折衷。

食前酒は苺酒v時季ですねーv
苺の甘い香りは、人を幸せにしてくれる様で大好きですv

カルパッチョが特に美味しかったですねーv
アボカドと川魚の刺身を自家製ドレッシングとカシューナッツで合せてまして。
甘酸っぱくてとっても美味しかったんですよ~v
見た目もとっても綺麗でしたしねv

ちりむしってのは…牛肉とかシラタキとかを網の上で蒸し焼きしてねー。
これも美味しかったv良い肉使ってますよっつう。
流石信州牛の産地!と思った。
「ちり」って名前の通り、ちり風味の辛いタレが良かったっすv

梅酒ゼリーは、焼酎漬けされた梅の実1ヶ丸ごと使ってて、冷たさと上品な甘さが、箸休めならぬ喉を休めるのに、最適な1品で御座いました。

小かぶ道明寺…名前聞いた時から、どんな料理か気になってたんですが…最初イメージしたのは、かぶをすって餡にしたのを、道明寺で桜餅風にしたっつう。
実際はその逆でした。
桜の香り付けした道明寺を、かぶで丸く包むという、そんな手の込んだ料理で御座いました。
すんごく可愛くて綺麗でねー、感動した。
とろりとした味も、最高でしたv

昨夜とは反対に、私が御飯&澄まし汁、友人は蕎麦。

デザートは栗のムースに苺が飾られ、チョコレートがけしてあるという物でした。
栗のムース、程好い甘さでとても美味しかった~v


んで……またですね……べらぼうに食事時間がかかったんですよ…。(汗)
夕刻6時から始まって、終える頃には8:30過ぎ………また3時間近く。(汗々)
宿泊してる人が多いってのが有ると思うんですが…正直それなら、洞窟風呂の女性専用時間、1時間位延長して欲しいな~と。(汗)
食事時間は早くても6時から3時間近くたっぷりで、女性専用風呂時間は8:30~9:30じゃあ……誰も8:30に入りに来られないと思うんですが。
………誰か入りに来てるのか??誰が為の設定時間だ!?
あ、宿で働いてる女性の為とか??(謎)


夕飯食べ終わって満腹で苦しかったですが、それでも根性で直ぐに入りに行きましたよ、この日も。(もう必死)
あ、部屋に帰って来たら、やっぱり布団が敷かれてました。
炬燵も片付けられてるんじゃあ?とか危惧してたんすが…しっかり炬燵そのまんまになってましたねー…有難いv


洞窟風呂に入りに来たら、やっぱり自分達以外誰も居らんかったですね~。(そりゃな)
湯浴み着纏ってじゃぶじゃぶと、昨夜同様1番上まで登って行きましたよ。
本当に、段がかなし急でして、よじ登るっつう感じで上行かにゃならんのですわ。
それが楽しくてね、自然の湯滝が流れる岩肌を登って行くっつうのが。
けどこれ、お年寄にはきついでしょうね。
実際暫くして何人か来られたんですか、足が上がらなくて最上階諦めた方も居られましたよ。
鍾乳洞みたく、湯でツルツルの岩肌になってますから、結構危ないですね。
滝の流れに足取られて滑ってじゃぼん、岩に頭ぶつけて死…もとい(汗)、怪我人が出たりしてないか…ちょっと心配。(怖笑)
でも好きだ、この野趣溢れる温泉…それこそ最近までやってた連載と同じく、以前漫画で描いた事有るんですよ。
ラムと女乱馬と響子さんとで行く仙仁温泉旅行記、その名も『仙仁温泉に行って来ました』――変ってないなぁ~~自分。(泣笑)
まぁそれ位気に入ってる場所っつう事です、此処も。(照笑)
頑張って昨夜より早く入りに来たお陰で、昨夜よりかはゆっくり浸かれました。
冷泉でつくづく良かったと思う…もしもこれが熱い温泉だったら、食べたばっかりで入った事で、気持ち悪くなってたかもね。(怖)


お風呂から出て…飲泉所も在るんですよ、此処。
飲める温泉(冷泉)らしい。
一口二口飲みました…幸いに、案外不味くなかった…とんでも無く不味苦臭いっつう温泉も在るからね~、硫黄泉とか…そんなんでなくて良かった。


後はやっぱり昨夜同様、温泉から出て直ぐの棟に設けられたお休み処で、火鉢に当たりながら蕎麦茶飲みました。


一息吐いた後で部屋戻って、腹苦しい言いながら夜食を戴きましたです。(笑)
また漬物まで用意されてて…↑の写真は1日目の夜食を写した物。
この夜のは、三角形に握られたプチおにぎりでした。
写真でも出てますが、兎に角詩が好きな宿でして、用意されてる物に、必ず詩と、小花が一輪そっと寄せられてるっつう…いや風流で御座いました。(笑)
感動した友人が、記念に持って帰りましたですよ。


この夜も更けて…炬燵が有るんならと、何とか頑張って話書くかな~と無駄な抵抗しなくもなかったんですが………睡魔に負けて眠っちゃったのでした。(苦笑)


そんだば、今回は此処まで…明日続き書きます~。

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