瀬戸際の暇人

今年も偶に更新します(汗)

あにめぞん感想、ざっくばらん80

2013年08月11日 01時17分28秒 | 漫画&アニメ
相変わらずサボってばかりいますが、8月もあにめぞん再放送は2回だけの予定な為、何とか追着きそうです。
とか言って追着きそうで追着かない、まるで五代の恋の行方の様な…馬鹿言ってないで前回の続きに参りましょう。


・第80回「五代ドッキリ!突然八神のバニーガール!!」脚本:金子裕 コンテ・演出:山本智史 作画監督:中嶋敦子

…引き続き原作のストーリーにアニメオリジナルのトッピングされてます。
原作では五代がキャバレーに勤めている事と、保育園のアルバイトをクビになった事実を、響子さんが知ってしまう回なのですが、アニメではその前に八神が知ってしまって一波乱有る展開に変えていた。

前回五代が保育園のアルバイトをクビになり、キャバレーに勤めている事を知った八神は、「きっとこれには何か訳が有るのよ!!」と考える。
同時に苦しんでる五代先生を放っておいてる未亡人に怒りが湧く。
「好きな人がキャバレー勤めするまで身を落としているのに、どーして救ってあげないの!?許せない!!」
悩み考えてる内にどんどん膨らむのが乙女の妄想である。
一刻館まで出向いた八神は響子さんに文句をぶつけるが、その途中で扉に耳を欹てていた一の瀬さんに、何故か大慌てで引っ張られた。
一の瀬さんから内緒で知らされた事、響子さんは五代が就職活動を放っぽり出して、キャバレーに勤めているのを知らない。
同時に一の瀬さんは八神から、五代が保育園のアルバイトをクビになり、キャバレー勤めをまだ続けている情報を手に入れる。
レビューで書き忘れたが、五代は前回一度はキャバレー勤めを辞める覚悟を決めるも、保育園アルバイトがクビになったので結局舞い戻った。
アニメの場合まだ学生なのに、就活放っぽり出してそれでいーのか、つっこんだら負けだろうか?

それはさて置いて、祝!!五代君キャバレー出戻り!!ビバ!!驕りDEナイトフィーバーの夢再び!!
情報を手に入れた一の瀬さん、四谷さん、朱美さんは、ホクホク顔で五代のツケの下、連夜キャバレー通いを楽しむ。
五代は借金返済するどころか、働けど働けど底が見えずに溜まるツケ。
しかし弱味握られてる為、許すしかない哀しい我が身。
一体日々の食費等如何に都合してたんでしょーかね???
鬼畜な所業だが一刻館住人達としては、追い込む事で五代自身から響子さんに、真実を話させようと考えてたらしい。(あくまで建前)(笑)
そんな五代の窮状を少しでも救おうと、八神は自分も一緒にキャバレーで働く事を直訴した。
てっきり毎日五代に愛妻弁当作ってくれてる女(スケ)だと思った飯岡さんは、男と一緒に苦労を共にしようと言う提案に感動して、八神をキャバレー嬢の正装バニーガール姿に着付けるが、五代から高校生である事実を知らされるや厳しい顔で社会常識を説くのだった。
はい、ここ、今回のサービスシーンでしたね。(笑)
正直バニーガールはやり過ぎに感じたが、原作では既に退場済のキャラ(八神)を動かして、ここまで話をスムーズに転がしたのは凄い。
強面の顔に似合わず作品中で最も常識家の飯岡さんを上手く表現してもいる。(笑)

能動的な八神はやはりアニメスタッフにとって活躍させ易いキャラだったんだろう。
ただ八神を活躍させ過ぎた為に、響子さんが霞んで見えてしまう。
五代を必死に救おうと動いてる八神に比較し、どーしようもなく能天気で鈍感な女に思えてしまうのが不味い。
いや鈍感なのは当りだが(汗)…一体どっちがヒロインなのさ!?
こーしてアニメを観てると原作で八神を突然退場させた訳が解らなくもない。
退場させなきゃ響子さんを喰ってしまうってんで、出さない事に決めたのだろうなと。
最終回近くにフェードアウトしたシャンプーを思い起させる退場ぶりだった。

しかしアニメの退場のさせ方も納得行くかっつうと………う~~~~ん。(悩)
子供の自分には五代先生を助ける事が出来ないと悟り、響子さんに「しっかりしてよぉ!!!」と後を託す、展開も無理をかなり感じなくもなかったです。
三鷹とのデート帰りの響子さんを目撃したら、むしろ八神の性格的に「やっぱりあんたに五代先生と結ばれる資格は無い!!!」つって、恋の炎がメラメラと再燃しそうですが。
どちらかっつうと飯岡さんから折角愛妻弁当の話をフッて貰ったのだし、弁当を大事そうに食べる五代の姿を見てしまって、彼の心に割って入る隙が無い事を覚らせる展開の方が有だったんじゃないかなぁと。
原作での今回のキーアイテム愛妻弁当を活かす意味でもそうすべきだった。

今回の作監は中嶋さん、愛妻弁当がとても可愛らしく描けててグッド。
響子さんが料理上手な事が良く解る。(キャラ弁とか今なら作ってるタイプだね)
コンビニで以前「響子さんの愛妻弁当」が売られていたが、ただのコンビニ弁当な出来で物凄く残念だった。
「響子さんの愛妻弁当」を名乗るなら、もっと愛情の篭った弁当をプロデュースして欲しい。

(個人的評価)脚本△ 演出○ 作画○ …次回予告は五代、一の瀬さん、四谷さん、朱美さん。タイトル読みはお馴染響子さん。次回予告を観てビックリ…え?五代の婆ちゃん登場??



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