瀬戸際の暇人

今年も偶に更新します(汗)

ミスドコレクション56

2020年01月19日 19時41分22秒 | ミスド
2月が近付き、そこかしこでバレンタインを意識したショコライベントが開催されております。
その一方で今年の恵方巻イベントは例年よりも控え目に感じられなくもない…コンビニも「予約売り」を押し出してるぐらいだ。
SNSで食品ロス問題の槍玉にあげられるからね~。
腐り易い鮨なんて物に目を付けるから…バレンタインデーに託け真冬にチョコの祭典を仕掛けたメリーチョコレートは賢い。
真冬にチョコを売るなら夏が来るまで溶けずにもつもの。
やっぱ仕掛けるなら季節を見極めた上で長期保存可能な食べ物にしとかんと。
前置きはここらで止めといて、今回は話題沸騰中のミスド・ミーツ・ピエール・エルメ、「パティスリー・ドーナツ・コレクション」の紹介です。
まさかピエール・エルメを引っ張って来るとは思わなかった!
洋菓子業界で名の知れたパティシェといえ気さくな方らしく、過去にオハヨー乳業や赤城乳業ともコラボしてるけど、氏への声掛けを決めたミスドの社員は豪胆だ。
鎧塚氏、ピエール・エルメ氏と来て、来年は何方にコラボを依頼する積りか?ピエール・マルコリーニ?アラン・デュカス?サダハル・アオキ?――私の予想では個人名義ではないけど本命ゴディバ、対抗ケンズカフェ東京、大穴メリーチョコレートで。
メリーチョコレートのニューブランドは馬鹿に出来ないっつか、かなり美味しい、「奏」ブランド特にお勧め。

――直ぐに脱線する。(汗)
ここからは真面目に、ミスドとピエール・エルメのコラボドーナツ6種を挙げて行きます。


↑「クロエ(テイクアウト248円/イートイン253円)」
「フィナンシェをイメージして開発したショコラドーナツで、ピエール・エルメのショコラフレーバー『クロエ』を表現。ガナッシュクリーム、ガナッシュホイップ、フランボワーズジャムをサンドし、チョコとフランボワーズ顆粒をトッピングしました。」(←ミスド側の説明文を引用)
「ピエール・エルメ・パリ」で提供する「クロエ」って名前の、ショコラ&フランボワーズを使用した菓子をイメージして作ったドーナツとの事。
ショコラとフランボワーズのマリアージュを「クロエ」と称するのが「ピエール・エルメ・パリ」流らしい。
ビターなガナッシュと甘酸っぱいフランボワーズジャムの相性が良く、大変美味しく食べられました。
見た目も黒と赤のコントラストで、同型3種のドーナツの中では、最も見栄えがする。
フィナンシェをイメージして開発したというドーナツ生地は、外がカリッサクッで中はしっとり、言われればフィナンシェっぽく感じられなくもない…。
とはいえ生地単体で食べるとミスドのチョコドーナツその物、クリームやジャムと合わせて食べる事でしっとりさが増すとお考えください。(まるでザッハトルテ)


↑「プレニチュード(テイクアウト248円/イートイン253円)」
「フィナンシェをイメージして開発したショコラドーナツで、ピエール・エルメのショコラフレーバー『プレニチュード』を表現。塩キャラメルクリームと塩キャラメルホイップ、ガナッシュクリームをサンドし、チョコとキャンディングアーモンドをトッピングしました。」(←ミスド側の説明文を引用)
「ピエール・エルメ・パリ」で提供する「プレニチュード」って名前の、ショコラ&キャラメルを使用した菓子をイメージして作ったドーナツとの事。
ショコラ&キャラメルのマリアージュを「プレニチュード」と称するのが「ピエール・エルメ・パリ」流らしい。
ピエール・エルメがスウェーデンのチョコレートキャンディーからヒントを得て「プレニチュード」を着想したってエピソードから、ミスドはこのドーナツにキャンディングアーモンドをトッピングするという粋な演出をしたもよう。(だよね?)
キャラメルとチョコとクリームのトリプル攻撃で滅茶苦茶甘い――上から下まで全部甘い!!
食べる前から解ってた事だけど、今コレクション中で最も甘かった。(汗)
美味しいけど超甘党でもない限り完食は難しい。


↑「モガドール(テイクアウト248円/イートイン253円)」
「フィナンシェをイメージして開発したショコラドーナツで、ピエール・エルメのショコラフレーバー『モガドール』を表現。ガナッシュクリーム、ガナッシュホイップ、オレンジ&パッションフルーツジャムをサンドし、チョコとオレンジピールで仕上げました。」(←ミスド側の説明文を引用)
「ピエール・エルメ・パリ」で提供する「モガドール」って名前の、ショコラ&キャラメルを使用した菓子をイメージして作ったドーナツとの事。
ショコラとオレンジとパッションフルーツの三重奏を「モガドール」と称するのが「ピエール・エルメ・パリ」流――って書こうと検索したら、本家「ピエール・エルメ・パリ」サイトではオレンジとアプリコットとパイナップルの三重奏を「モガドール」と称していた。
オレンジとアプリコットとパイナップルが正解なのでしょうか?「ピエール・エルメ・パリ」に行った事無い自分には解らない。(お高いんですもの…)
ミスド版「モガドール」は、オレンジ&パッションフルーツのジャムの甘酸っぱさが、ガナッシュのビター味を強く引き出してる。
オレンジピールも味のアクセントとして優秀。
今コレクションでは一番美味しいと感じました。
パッと見「プレニチュード」と似てるので間違えないよう注意が必要。
中からマーマレードっぽい色のジャムが覗いてる方が「モガドール」です。


↑「キャレマンショコラ(テイクアウト237円/イートイン242円)」
「ふわり、とろり、かりかり――3種類の食感を組み合わせたピエール・エルメの人気作『キャレマン ショコラ』をチョコレートドーナツで表現。ガナッシュホイップ、ガナッシュクリーム、キャンディングアーモンドをサンドした、チョコ好きにはたまらない一品です。」(←ミスド側の説明文を引用)
「ピエール・エルメ・パリ」で提供する「キャレマンショコラ」って名前のチョコレートケーキをイメージして作ったドーナツとの事。
本家「キャレマンショコラ」はチョコレートで軟・柔・滑の三拍子の食感を表現した菓子との事。
ミスドの「キャレマンショコラ」も軟・柔・滑の三拍子の食感を良く表現しています。
何時ものチョコドーナツにビターチョコをコーティングし、二つに割って反転させ、ダブルチョコクリームとアーモンドを挟んだだけの見た目だけど、意外にもかなり美味しい。
ピエール・エルメ自身が実際に監修したかは不明ですが、今コレクションで使用するガナッシュクリームが大変美味しいので、ドーナツでクリーム挟んだだけでも充分美味しいのです。
まるで高級チョコパイな趣き…ドーナツだけど。
つうかロッテのチョコパイや森永のエンゼルパイの何処が「パイ」なんだろうか?

上の4種はイートインで注文すると店員さんがフォークを付けてくれます。
手に持っては食べ難い物なので…最早ケーキと呼んで良い。
ケーキを高々200円台で食べられると考えたら物凄く得に思える。

他のドーナツ屋さんが良くも悪くもドーナツの王道進む中、ミスドは創業当時からドーナツの形に拘らずやって来た。
手を変え品を変え素材を変え、シューにパンにクッキーにパイにケーキ等々、あらゆる生地を用いてドーナツを作ってみせる、その革新性は褒められるべき。
元はドーナツ苦手だった自分が食べられるんだから凄いよ、ミスドのドーナツは!


↑「ポン・デ・イスパハン(テイクアウト194円/イートイン198円)」
「ピエール・エルメの代名詞とも言える『イスパハン』のローズとライチ、フランボワーズの独創的なハーモニーをポン・デ・リングで表現。フランボワーズ風味のチョコとフランボワーズ顆粒でデコレーションした生地に、ローズ&ライチ風味のクリームをサンドしました。」(←ミスド側の説明文を引用)
「ピエール・エルメ・パリ」で提供する「イスパハン」って名前の、ローズ&ライチ&フランボワーズを使用した菓子をイメージして作ったドーナツとの事。
ローズ&ライチ&フランボワーズの3つのハーモニーこそ、ピエール・エルメ・パリの代表フレーバーだそう。
確かに異なる芳香放つ3種を1つのハーモニーに纏めるなんて並大抵の才じゃ出来ない。
どれも匂いの主張が強くて喧嘩しそうだけど…流石は洋菓子界のピカソ!凡人には不可能な事を可能にしてみせる!
でも自分は薔薇の香りがする食べ物あまり得意じゃない…ミスドの「ポン・デ・イスパハン」も食べる前から苦手だろうなと思って、食べてみたらやはり駄目だった。(汗)
クリームは甘さ控え目で決して不味くはないけど、香りが受け付けない。
ミスドのローズ&ライチは人工香料っつうのも有るでしょうが、本物使ってたとしても自分は多分受け付けなかったと思う。
薔薇だけでなくライチの香りも苦手なので。(ライチの味自体は好き)
キュートなピンクカラーで見た目が一番映える為、SNSでは最も注目浴びてるドーナツなもよう。


↑「サティーヌファッション(テイクアウト183円/イートイン187円)
「チーズケーキを出発点に生まれたピエール・エルメの代表的フレーバー『サティーヌ』をオールドファッションで表現。オールドファッション生地の上に、ムースのようなチーズクリーム、オレンジとパッションフルーツの効いた爽やかな味わいのジャムをトッピングしました。」(←ミスド側の説明文を引用)
ピエール・エルメ流チーズケーキ「サティーヌ」をミスドのオールドファッションドーナツで再現したとの事。
ぶっちゃけチーズクリームとジャムを載せただけに見えた為、あまり期待せず食べたら美味しくてビックリ。
甘酸っぱいジャムとチーズクリームがオールドファッションの生地にこんなに合うとは!!
多過ぎない程度に一絞りって配合具合が良いのでしょうか?
サクッとしたオールドファッション生地と、とろりとしたチーズムースクリームを合わせたら、爽やかなチーズタルトに化けたって印象。
今コレクションで2番目に美味しいと感じたのは、意外にもこの「サティーヌファッション」でした。(その他が甘味強い為、シンプルさがかえって新鮮に感じたのも有るかと)

このショコラコレクションに合わせて、季節限定ショコラ風味のカフェラテが登場してます。
マロンラテは販売終了…秋が来たら再び会えるかもしれない。

 
↑「ホワイトモカ(テイクアウト356円/イートイン363円)」
「カフェラテに、ホイップクリームとホワイトチョコソースをトッピング。」(←ミスド側の説明文を引用)
ショコラと珈琲は味も薫りも好相性、甘い珈琲が好みな方にはピッタリかと。
冷たい「アイスホワイトモカ」も有りますよ。(値段はホットと同じ)

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« ミスドコレクション55 | トップ | ミスドコレクション57 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。