瀬戸際の暇人

今年も偶に更新します(汗)

桜橋~神田川の源流を訪ねて~その12

2019年04月25日 00時14分08秒 | 旅の覚書
前回に続いて神田川を遡り、架かる橋を数えて行きます。
…只今の東京は、八重桜が散り始めて、ツツジの季節に移り変わろうとしています。


↑大東橋から次の万亀橋へ向かう前に、中央線が走る鉄橋下を潜る事になります。
尚、この写真は潜った後で、上流側より撮影致しました。

●下流から数えて55番目の橋…万亀橋 
橋名パネルが剥がれていて可哀想…。

 
名前に亀が付く橋が続いていますが、理由として昔この辺りの地名に亀が付いてたからだそうです。
亀は長寿祈願の縁起物ですからねえ。


↑橋の欄干には亀の透かしが入っています…でも写真だと良く判りませんね。(汗)
少し離れた所から見ると、ばっちり良く見えます。
凝った欄干デザインだなと感心致しました。


↑万亀橋下流側の眺め、鉄橋の上を中央線が走って行きます。


↑万亀橋上流側の眺め、片側のみとなってしまいましたが、この先も桜並木が続きます。

●下流から数えて56番目の橋…新開橋 
こちらの橋名パネルは綺麗なまま、万亀橋の物より新しい親柱なのかもしれない。

 
相変わらず橋上のギャラリー多し。
橋の欄干にはツツジ(多分)のデザインが入れられていました。


↑新開橋下流側の眺め、離れて行く超高層マンション。
どうやら大東橋と万亀橋との間に建っているらしい。


↑新開橋上流側の眺め、一時的に両岸桜並木が復活。


↑ところで新開橋~柏橋間の遊歩道途中、少女の様なマーメイド像が建っていて気になりました。
人魚姫の銅像ったらデンマークの物が有名だけど、日本にも在るとは知らなんだ。
何方の作で、どのような経緯から、この場所に在るのでしょう?
ネットで検索しても出て来ない…お陰で日本にもマーメイド像がいっぱい建ってる事を知ってしまった。
だが今はそんな事どうでもいい。
民家の塀の側、ゴミ捨て禁止の立て札が像の傍に建ってた事を考えると…民家の主人が、ゴミ捨てを監視する象徴として、人魚姫像を造ったのかなあと。
一個人が自費で拵えた作品だとしたら天晴れです。

●下流から数えて57番目の橋…柏橋 
下部にちょっと個性が見られる親柱デザイン。

 
「柏橋」と言う事で、欄干に柏の葉のデザインが為されています。


↑柏橋下流側の眺め、遠ざかる超高層マンション。


↑柏橋上流側の眺め、近付く新宿新都心の高層ビル群。
この辺りはどっちを向いても高層ビルに見下ろされる構図になります。

●下流から数えて58番目の橋…末広橋 
ピサの斜塔の如く微妙に斜めったデザインの親柱。

 
大久保通りが走る橋上は、見ての通り開けています。
この橋の下流側にて、神田川の支流、桃園川が合流するとの事。
桃園川は暗渠な為、見た目では解りませんが…都心の川の多くが暗渠な中、始めから終わりまで開渠な神田川って貴重に思います。
表面上、川は流れていなくても、桃園川沿いに緑道が整備されており、その終点(起点)は末広橋の側です。

☆末広橋側に在る立ち寄りスポット…神田川歌碑

桃園川緑道の終点(起点)は小さな緑地になっていて、70年代に南こうせつとかぐや姫が歌ってヒットしたフォークソング、「神田川」の歌碑が建てられています。
神田川沿いに散策する際には立ち寄りたいスポットですね♪(今回はちゃんと立ち寄りました)


↑末広橋下流側の眺め。


↑末広橋上流側の眺め、桜の他、コブシも咲く並木道。

 
↑末広橋~伏見橋間遊歩道にて、リスの飾りが付いた車止めを発見。
自動車・バイク・自転車の進入禁止目的で、遊歩道に設置されてる柵が有るけど…雀の飾りが付いた柵は頻繁に見ても、リスは初めて見ました。
雀といい、リスといい、可愛くて和みますv

●下流から数えて59番目の橋…伏見橋 
芸術的なデザインながら、痛みの目立つ親柱。

 
この橋の欄干には川のせせらぎと魚のデザインが採り入れられていました。


↑更に橋の上にも魚が顔をヌッと突き出していた…自動車・自転車が歩道に侵入する事を防ぐ車止めでしょうか?
橋全体で凄く魚を推してる印象。
どうでもいい事ですが、後ろにデブッた鳩が写ってます。


↑伏見橋下流側の眺め…亀、ツツジ、柏、魚、ここら辺の橋は各々個性を発揮していて楽しいです。


↑伏見橋上流側の眺め。
この辺りの桜並木が片側だけなのは、左岸と右岸で区が違うからのよう。
桜並木を推進する新宿区に対し、中野区はそこまで推してはいないのかも。


↑伏見橋~栄橋間の遊歩道…まだまだ続く桜の道…次回もご期待ください。


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