前回に続いて神田川を遡り、架かる橋を数えて行きます。
…色々と並行作業。(汗)
●下流から数えて100番目の橋…蔵下橋
タイル貼り風デザインの親柱。

欄干の下辺りもタイル貼り調、さり気無くお洒落です。

↑蔵下橋下流側の眺め、川床の砂利石に生えた草が自然の川っぽい。

↑蔵下橋上流側の眺め、目前を井の頭線がスピード上げて走って行きます。

↑神泉橋~蔵下橋間に架かる井の頭線鉄橋…井の頭線の姿を見掛けると、神田川を遡る旅の終わりを感じる。
ここに到るまで幾つもの路線が、或る時は神田川と道を共にし、また或る時は横切ったり交差したりで、例えるなら擦れ違う旅人の様でした。
ですが井の頭線とは、この先スープが冷めない距離感を保ちつつ、共に終点へと向かいます。
井の頭線が走る鉄橋ガード下を潜り、次なる橋へ向かいましょう。
●下流から数えて101番目の橋…明風橋
大分古びた親柱です。

橋桁等にも枯れ蔦が絡まって、暫く整備されていない事が解ります。

↑明風橋下流側の眺め、川の途中に自然なせせらぎを造る為の工夫か、石積みの段が設けられてる。

↑明風橋上流側の眺め、左へカーブする川、右岸には竹林が見える。
●下流から数えて102番目の橋…永高橋
この橋も欄干やプレートが大分傷んでる。

両端が広がる独特な形をした橋です。
この橋が架かる付近には以前、永福高校が建ってたそうで、その高校名を略した名前が、橋に付けられたんだとか。
現在は元校舎を活かして別の学園が運営中。

↑永高橋下流側の眺め、護岸を覆う緑が目に優しい。

↑永高橋上流側の眺め、欄干には水辺に浮かぶ鴨の絵がデザインされてました。
●下流から数えて103番目の橋…ひまわり橋
橋名の入ったプレートが割れてます。
可愛い橋名なのに台無し…取り替えをお願いしたい。

この橋も両端が広がる形、自転車等が擦れ違う際を考え、余裕を持った造りにしたのでしょうか?

↑ひまわり橋下流側の眺め。

↑ひまわり橋上流側の眺め、左岸に額縁入った絵の様な物が、間隔空けて並んでるのが見えます。

↑ひまわり橋~永福橋間、川沿いに続く壁には、「神田川の思い出」なるタイトルで、カルタ風のタイル絵が並んでおり、ほのぼのとした気持ちになれる。
●下流から数えて104番目の橋…永福橋
橋名の由来は、ここより北側に在る永福寺だそうです。
地図見ると付近には寺など宗教関係の施設が多い、南側なんて築地本願寺の分院含め、十は寺院が建ち並んでる。

永福通りが走る上に架かる橋は、車道と歩道をガードレールで分けてあります。(片側のみだけど)

↑永福橋下流側の眺め、波紋は川を泳ぐ鯉が立てたもの。

↑永福橋上流側の眺め、ここも川沿いの桜並木で有名なスポット。

↑…ですが今年の春は永福橋~かんな橋間の一部区間、搬出入路設置工事とやらで通行止め、仕方なく迂回して次の橋に向かったのです。
搬出入路設置工事って事は、もしかして新たに橋が架かる?
●下流から数えて105番目の橋…かんな橋
橋名が読めないほどプレートが汚れています。(哀)

永高橋、ひまわり橋と同じく、両端が広がってる型…きっと同じ頃に架け替えられたんでしょうね。
扇状にタイルが敷かれていて素敵。

↑かんな橋下流側の眺め、川の両側とも歩き易い幅の遊歩道が敷かれています。

↑かんな橋上流側の眺め、左岸の遊歩道を進むと、左手に大きな公園が広がる。
⭐かんな橋~神田橋間の立ち寄りスポット…下高井戸おおぞら公園

元は東京電力所有の運動場だったのを杉並区が購入して、防災機能も備えた多目的公園に整備したとの事。
桜の成長度合いから見て、かなり新しいんだろうなと思ったら、2017年に開園したばかりらしい。
今年の春に訪れたら、花見客でいっぱいでした。
●下流から数えて106番目の橋…神田橋
この辺りでは唯一橋名プレートが綺麗。

都道428号、通称「荒玉水道道路」が橋上を通ります。
「荒玉水道」は大正から昭和中期の頃、多摩川の水を現在の世田谷・中野・板橋エリアに送水目的で設置された地下水道管で、その上に敷かれた道路が「荒玉水道道路」との事。(Wikipedia参照)
地図で見ると世田谷~高円寺まで、さながら古代ローマ人が敷いた道路の如く、殆ど直線に敷かれているのです。
当時、都内の人口増加で住宅地が拡がった結果、大規模な上水道計画が敷かれた事が解ります。
車が通る道の為、車道と歩道を分ける柵が、片側に設けられています。

↑神田橋下流側の眺め、写真の右岸には、下高井戸おおぞら公園が広がります。

↑神田橋上流側の眺め、途切れても直ぐに始まる杉並区内神田川沿いの桜並木。

↑神田橋~幸福橋間も、桜の枝がトンネル作ってて、春に散策するには絶好の場所。
近くにはジャイアンに似た子供の像が建ってました…永福橋の脇にも在ったんですが、ジャイアン似の彼に、特に目が惹き付けられました。
作者は不明との事、「川は」…その後に続く言葉とは?
●下流から数えて107番目の橋…幸福橋
……失礼ながら、幸が薄い。
早く新しいのに取り替えてあげて欲しい。

このエリアに於いて、歩行者専用の橋は、両端が広がる型になってるのですね。

↑幸福橋下流側の眺め、桜並木が途切れても、遊歩道沿いに草花がいっぱい。

↑幸福橋上流側の眺め、ここら辺は左岸と右岸に高低差が有る為、架かる橋も傾斜してます。
●下流から数えて108番目の橋…向陽橋
こちらは車も通る橋。

見ての通り橋が坂になってる、雨雪降ったらスライダーに変わりそうで恐い…。

↑向陽橋下流側の眺め。

↑向陽橋上流側の眺め、川の所々砂利が積んであるのは、大きなゴミが流れるのを防ぐのと、せせらぎを作る為かなと考えた。
良く見ると車道が桜の手前で川から逸れてくのが解る。
●下流から数えて109番目の橋…弥生橋
この橋のたもとにも桜が咲いてます、が、相変わらず名前が読めないくらい、プレートが汚れてる…。(哀)

この橋も両端が広がる型の歩行者専用、周辺が住宅地な為、自ずと歩行者が優先されるのでしょう。

↑弥生橋下流側の眺め。

↑弥生橋上流側の眺め、写真で観て右岸、川沿いに公園が造られています。
【続】
…色々と並行作業。(汗)
●下流から数えて100番目の橋…蔵下橋

タイル貼り風デザインの親柱。


欄干の下辺りもタイル貼り調、さり気無くお洒落です。

↑蔵下橋下流側の眺め、川床の砂利石に生えた草が自然の川っぽい。

↑蔵下橋上流側の眺め、目前を井の頭線がスピード上げて走って行きます。

↑神泉橋~蔵下橋間に架かる井の頭線鉄橋…井の頭線の姿を見掛けると、神田川を遡る旅の終わりを感じる。
ここに到るまで幾つもの路線が、或る時は神田川と道を共にし、また或る時は横切ったり交差したりで、例えるなら擦れ違う旅人の様でした。
ですが井の頭線とは、この先スープが冷めない距離感を保ちつつ、共に終点へと向かいます。
井の頭線が走る鉄橋ガード下を潜り、次なる橋へ向かいましょう。
●下流から数えて101番目の橋…明風橋

大分古びた親柱です。


橋桁等にも枯れ蔦が絡まって、暫く整備されていない事が解ります。

↑明風橋下流側の眺め、川の途中に自然なせせらぎを造る為の工夫か、石積みの段が設けられてる。

↑明風橋上流側の眺め、左へカーブする川、右岸には竹林が見える。
●下流から数えて102番目の橋…永高橋

この橋も欄干やプレートが大分傷んでる。


両端が広がる独特な形をした橋です。
この橋が架かる付近には以前、永福高校が建ってたそうで、その高校名を略した名前が、橋に付けられたんだとか。
現在は元校舎を活かして別の学園が運営中。

↑永高橋下流側の眺め、護岸を覆う緑が目に優しい。

↑永高橋上流側の眺め、欄干には水辺に浮かぶ鴨の絵がデザインされてました。
●下流から数えて103番目の橋…ひまわり橋

橋名の入ったプレートが割れてます。
可愛い橋名なのに台無し…取り替えをお願いしたい。


この橋も両端が広がる形、自転車等が擦れ違う際を考え、余裕を持った造りにしたのでしょうか?

↑ひまわり橋下流側の眺め。

↑ひまわり橋上流側の眺め、左岸に額縁入った絵の様な物が、間隔空けて並んでるのが見えます。

↑ひまわり橋~永福橋間、川沿いに続く壁には、「神田川の思い出」なるタイトルで、カルタ風のタイル絵が並んでおり、ほのぼのとした気持ちになれる。
●下流から数えて104番目の橋…永福橋

橋名の由来は、ここより北側に在る永福寺だそうです。
地図見ると付近には寺など宗教関係の施設が多い、南側なんて築地本願寺の分院含め、十は寺院が建ち並んでる。


永福通りが走る上に架かる橋は、車道と歩道をガードレールで分けてあります。(片側のみだけど)

↑永福橋下流側の眺め、波紋は川を泳ぐ鯉が立てたもの。

↑永福橋上流側の眺め、ここも川沿いの桜並木で有名なスポット。

↑…ですが今年の春は永福橋~かんな橋間の一部区間、搬出入路設置工事とやらで通行止め、仕方なく迂回して次の橋に向かったのです。
搬出入路設置工事って事は、もしかして新たに橋が架かる?
●下流から数えて105番目の橋…かんな橋

橋名が読めないほどプレートが汚れています。(哀)


永高橋、ひまわり橋と同じく、両端が広がってる型…きっと同じ頃に架け替えられたんでしょうね。
扇状にタイルが敷かれていて素敵。

↑かんな橋下流側の眺め、川の両側とも歩き易い幅の遊歩道が敷かれています。

↑かんな橋上流側の眺め、左岸の遊歩道を進むと、左手に大きな公園が広がる。
⭐かんな橋~神田橋間の立ち寄りスポット…下高井戸おおぞら公園

元は東京電力所有の運動場だったのを杉並区が購入して、防災機能も備えた多目的公園に整備したとの事。
桜の成長度合いから見て、かなり新しいんだろうなと思ったら、2017年に開園したばかりらしい。
今年の春に訪れたら、花見客でいっぱいでした。
●下流から数えて106番目の橋…神田橋

この辺りでは唯一橋名プレートが綺麗。


都道428号、通称「荒玉水道道路」が橋上を通ります。
「荒玉水道」は大正から昭和中期の頃、多摩川の水を現在の世田谷・中野・板橋エリアに送水目的で設置された地下水道管で、その上に敷かれた道路が「荒玉水道道路」との事。(Wikipedia参照)
地図で見ると世田谷~高円寺まで、さながら古代ローマ人が敷いた道路の如く、殆ど直線に敷かれているのです。
当時、都内の人口増加で住宅地が拡がった結果、大規模な上水道計画が敷かれた事が解ります。
車が通る道の為、車道と歩道を分ける柵が、片側に設けられています。

↑神田橋下流側の眺め、写真の右岸には、下高井戸おおぞら公園が広がります。

↑神田橋上流側の眺め、途切れても直ぐに始まる杉並区内神田川沿いの桜並木。


↑神田橋~幸福橋間も、桜の枝がトンネル作ってて、春に散策するには絶好の場所。
近くにはジャイアンに似た子供の像が建ってました…永福橋の脇にも在ったんですが、ジャイアン似の彼に、特に目が惹き付けられました。
作者は不明との事、「川は」…その後に続く言葉とは?
●下流から数えて107番目の橋…幸福橋

……失礼ながら、幸が薄い。
早く新しいのに取り替えてあげて欲しい。


このエリアに於いて、歩行者専用の橋は、両端が広がる型になってるのですね。

↑幸福橋下流側の眺め、桜並木が途切れても、遊歩道沿いに草花がいっぱい。

↑幸福橋上流側の眺め、ここら辺は左岸と右岸に高低差が有る為、架かる橋も傾斜してます。
●下流から数えて108番目の橋…向陽橋

こちらは車も通る橋。


見ての通り橋が坂になってる、雨雪降ったらスライダーに変わりそうで恐い…。

↑向陽橋下流側の眺め。

↑向陽橋上流側の眺め、川の所々砂利が積んであるのは、大きなゴミが流れるのを防ぐのと、せせらぎを作る為かなと考えた。
良く見ると車道が桜の手前で川から逸れてくのが解る。
●下流から数えて109番目の橋…弥生橋

この橋のたもとにも桜が咲いてます、が、相変わらず名前が読めないくらい、プレートが汚れてる…。(哀)


この橋も両端が広がる型の歩行者専用、周辺が住宅地な為、自ずと歩行者が優先されるのでしょう。

↑弥生橋下流側の眺め。

↑弥生橋上流側の眺め、写真で観て右岸、川沿いに公園が造られています。
【続】