瀬戸際の暇人

もう台風は勘弁…

歌え!!アニソン!!~ななこSOS~

2007年11月14日 21時42分17秒 | アニソン
――物思いに「沈む」時、人は海を観たくなるらしい…。





――ドドドドドドドドドドドドドン♪

――ジャン♪――ルゥ~~~~♪ルゥルゥ~~~~♪

ルゥ~~~~♪ルゥ~~~~♪――パパパラッ♪パラッ♪

ルゥ~~~~♪ルゥルゥ~~~~♪

ルゥ~~~~~♪――ッパァーーーー♪――ドゥルルルルルルルルルルル…♪

かぁ・ぜぇ・のぉ・い~ろがぁ~♪ あ~・お~・にぃ変ぁ・わるぅ~♪

お~・どぉ・りぃ・だぁ~した♪ 夏にさっそっわれってぇ~~~♪

わっすぅ~れ・てぇ・いたぁ♪ あ・なぁ・たぁ・のぉ・事ぉ♪

お~もい~♪ だしたぁ…のぉ~♪

なっつぅのせぇ~い~~~♪

――ジャーーン♪

呼・びぃ・出・しぃ・たりしてぇ~♪ ごぉ~めんなさい~~~♪

とっつぅぜん~♪ う~みがぁ~♪

見ぃ~たかぁったのぉ~~~~~♪

お~・もぉ~いっきり♪ あ~・なぁ~・たと♪ しぃ~・ろぉ~い~・なぁ~ぎさぁ~♪

い~・まぁ~ならば♪ も~お~~♪ あ~いせそう~~~~♪

お~・もぉ~いっきり♪ あ~・なぁ~・たと♪ ひぃ~・かぁ~る・しぃ~ぶきぃ~♪

オ~レ~ンジの・ダ~ンシィ~ング…♪

まぁ~ぶしぃ~わぁ~~~~…♪

――ジャーーン♪

――ジャーーン♪

――ジャーーン♪

――ジャーーン♪

――ジャーーン♪

――ジャジャン♪




1983年4/2~1984年1/14迄、フジ系で放映したTVアニメ。
制作は今は亡き国際映画社。

OPは『オレンジのダンシング』、作詞は伊藤アキラ氏、作曲&編曲は新田一郎氏、歌ってるのは高橋みゆき氏。
最早アニソンらしからぬ内容なのですが、タイトル通りの爽やかさで好みな歌です。
歌ってる人の声も聴き易かったし。
…しかし当時を念頭に置いても古臭い歌詞内容で、照れ笑ってしまう。
映像も、キャラの動かし方が面白く、観ていて楽しいです。(スーッと横に滑ったりとか…)


原作は知る人ぞ知るビッグマイナー漫画家吾妻ひでお氏が、1980年に光文社『ポップコーン』創刊号~連載してた同名漫画。
その後1981年に『ポップコーン』が休刊、代わって創刊された『ジャストコミック』に1985年迄連載されました。

更に過去を遡れば、あの月刊『OUT』を発行していた『みのり書房』の短命漫画雑誌『Peke』1979年1月号に、『すーぱーがーる』という名で短編が掲載されたのですが…これが『ななこ』の原型になったと思われます。

実はこの短編…読んで知ってます。(実はあじま先生のファンなもんで)(照笑)

粗筋を簡単に語ると――


僕の学校には、凄い超能力を持ってるスーパーガールが居る。
けれど弱気で優しい性格が災いして、何時も皆のパシリに使われている。
或る日とうとう騙されて、男に○されてしまった。
お腹の大きくなった彼女は、それでも相変らず逞しくパシリ生活を続けている。


――とまぁ、こんなとんでもね~内容でした。(笑)

で、ウケたからか、作者が気に入ってしまったからか、同じノリで連載化したのが『ななこSOS』。
名前の無かったヒロインに「ななこ」と言う名前が付けられ、彼女を利用したり心配したりする仲間が加わったのですよ。

心配する男(ツッコミ担当)=漫画家志望のチビ男子高生『飯田橋』。
利用する男(鬼畜担当??)=数々の博士号を持つ天才グラサン美少年『四谷』。(『めぞん』の四谷氏とは無関係です)

漫画では「四谷の金儲け目的から、ななこが酷い目に遭わされる」という、ブラックな物語が多かったです。


「幾ら凄い能力を持っていても、気が弱かったら宝の持ち腐れ」。
「人間社会で最強なのは、心力の強い人(神経図太い人)」。


…そんな様な事を、『ななこ』と『きまぐれオレンジロード』から、自分は教わった気がしますです。(笑)


んでまぁ当然の事ながら、そんな漫画内容をそのままアニメ化なんて出来ません


そもそも何でアニメ化の話が持上がったかっつうと、当時は『ロリコンブーム』到来…ロリータ=美少女の出る漫画が流行ってましてな。
今だって流行ってますが…この当時ならではの流れとして、その『美少女』に『SF』的要素が加えられていた。
『SF』+『美少女』と言えば、『うる星やつら』。
つまり『うる星』ヒットを源とするブームだったんではないかと…今思い起すに。

そのロリコンブームを牽引する旗印に据えられた1人が吾妻氏だった訳で。
氏の作風は、ただ可愛いってだけじゃなく、非常に奥が深い。
マニアックなSF知識が鏤められてる事から、ロリコン外のオタク達からも一目置かれたのです。
本屋に単行本が見当らなくても、オタクを自認する人なら絶対に知っている名前。
それ故ビッグマイナーと評されてる訳ですよ。(笑)

もしこれから氏の作品を何か読もうとするなら…最近(つっても2005年3月だが)刊行された『失踪日記』をお薦めします。(イースト・プレス出版)

原稿描きたくなくて或る日失踪――自殺を試みるが今一勇気出ず失敗。
ホームレスとなって暫く過していた経験や、その後再び原稿描きたくなくなって失踪――配管工として働いた経験や、他アル中闘病生活等々…全て氏が経験した実録話。
涙無くして読めない程悲惨な筈なのに、何故か笑えてしまうんだから凄い。
自分の恥を笑いものにするっつうのは漫画の基本。
そういう意味では、最も漫画らしい漫画作品と呼べるのではと…いやマジで面白いんで是非読んでみて下さい。
「人間中々死ねないもんだ」なんて、希望と絶望の入り混じった様な感想抱けるから。(笑)


話をアニメ『ななこ』に戻して――


今じゃ余程の漫画オタクにしか氏の作品は知られてないですが、当時はアニメ化の話が持上がる程人気が有ったのです。
『ななこ』の前に『おちゃめ神物語コロコロポロン』っつうアニメが、1982年に放映されてるんですが、これも氏の作品を元にしたものでして。(原作のタイトルは『オリンポスのポロン』)
それなりに人気を勝ち得たんでしょう…引き続き氏の漫画がアニメ化される事となったのですよ。

『ポロン』同様『ななこ』も、かなりお子様向けに修正されていましたが。(ポロンよりかは対象年齢上だったが…)

漫画の様にななこは毎回酷い目に遭わず、アニメでは――


或る日、自称「天才科学者」の高校生『四谷』は、級友の飯田橋をモルモットにして、超能力者を生み出す実験を行っていた。
その最中見知らぬ美少女が、2人の前に宙に浮いて出現する。

彼女の名前は『ななこ』。

名前以外の全ての記憶を失っていた彼女は、その代償として(?)強大な超能力を持っていた。

それを知った四谷は、当然彼女の力を利用して、金儲け(&世界征服)を企む。
純粋で優しい少女『ななこ』は、四谷から「世界平和の為だ」と騙され、彼が設立したよろず請け負い会社「よろずカンパニー」の一員として働かされる事になってしまう。

そんな四谷に呆れる親友(?)『飯田橋』だが、ななこが心配かつ好きになってしまった為、彼も仕方なくカンパニーの一員として働くのであった。


――とまぁこんな粗筋で、さながらアニメ『ルパン』の如く、金儲け失敗しての骨折り損的オチが毎度でした。(笑)

原作独特の毒はかなり薄められてしまった為、原作ファンからの評判はあまし宜しくなかったみたい。

自分は割りと好きでしたね~。
あの内容じゃ、絶対まんまアニメ化出来ない事は悟ってたし。
原作と違い、ななこは普通にスーパーガールしてたけど。(OPでも新体操~車の運転まで、何でもこなしてるしな)(音が出ます→http://www.youtube.com/watch?v=kVE7GhQ6qhc)
前半は大した事無い…が、後半の作画&演出スタッフの暴走は見物。
声優さんの異常な演技力にも感服した。
ななこちゃん役の木藤玲子氏の声が、非常に可愛くイメージぴったりだったと思う。(「いけないわ!そんな事しちゃいけないわ!」なる台詞が、未だに耳に残ってる…)
「ななこ!!SOS!!ななこ!!SOS!!」の野太い音頭も小気味好かった。(猪木コールから来てたらしい)

原作のイメージからは離れてても、楽しめるアニメで御座いましたよ。



参考)…フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』等。

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2 コメント

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吾妻ひでお氏知っています(爆) (urouro)
2007-11-15 22:35:16
ただ、原作はあんまり読んでいませんでしたけど・・

ななこの原作ってそんなに凄かったのですか(汗)
自分はアニメしか知らないので・・・

あの変身シーンの「ななこSOS」のフレーズまだ覚えています。
もちろん「いけないわ」と言いながら実はかなりえぐい事して相手をやっつける所など(笑)


・・・・・・自分は○リ○ンでは無いですよ~~~(^o^;
ご存じでしたか・・・ (びょり)
2007-11-16 19:42:47
マニア確定ですな。(笑)

原作はアダルト向けなのですよ。

だからかなりブラックで危ういギャグ満載なんです。ブラックギャグこそ氏の漫画の特徴で・・好き嫌いかなり分かれるかもしれません。



アニメのななこは明るかったですね~。

原作では箸が転んでも泣いてしまうコなのに・・。(笑)



コメントどうも有難う御座いました~!

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