はぁい♪ミス・メリーよ♪
今年は世界各地でテロが起こり、平和が脅かされた年だったわね。
日本で「安心してください。○○てます」、なーんてギャグが流行ったのも、無意識に安心を求めた人が多かったせいかもしれないわ。
日本のテレビアニメの中のクリスマス・エピソード、第9回の今夜は「機動警察パトレイバー」、第10回「イヴの罠」、第11回「イヴの戦慄」よ!
――「レイバー」、それは、産業用に開発された、ロボットの総称である。建設・土木の分野に広く普及したが、レイバーによる犯罪も急増。警視庁は警備部内に特科車両二課中隊、通称「特車二課」を新設してこれに対抗。パトロール・レイバー、通称「パトレイバー」の誕生である。(←Wiki、テレビ版オープニング参照)
放送された当時の1988年から10年後の、1998年の東京を舞台にした、要するにロボットが生活圏で当たり前の様に使われてる近未来の東京物語というわけ。
主人公は、警視庁から時に厄介者扱いされながら、日夜、凶悪なレイバー犯罪から、東京の安全を守る正義の味方、特車二課第二小隊の愉快な皆さん♪
ゆうきまさみの原案を下敷きに、漫画・アニメが同時に展開してくというメディア・ミックス作品で、漫画版の方は週刊少年サンデー1988年17号~1994年23号迄、原案者のゆうきまさみが執筆。
テレビアニメ版はサンライズが制作を引き受け、1989年10月11日~1990年9月26日迄、日本テレビ系列で全47回放送されたの。(このテレビ・シリーズに先駆け、ビデオ版が7本と、劇場版が1本製作されてるわ)
前置きが長くなったけど、こっからはテレビアニメ版の第10回「イヴの罠」、第11回「イヴの戦慄」のお話よ――楽しいクリスマス・イヴでも、お巡りさんに休息は無い、が、しかし宴会はしたいと思うのが人情。
特車二課第二小隊の独身組、泉野明(紅一点)、篠原遊馬(レイバー製造メーカーの御曹子)、太田功(射撃狂い)、山崎ひろみ(家庭的)と、整備班員のシバシゲオは、埋立て地に建つ棟屋で、細やかなクリスマス・パーティーを開いていた。
ところがそこへ正体不明のレイバーが数機、東京湾から上陸し、東京テレポート付近を占拠した上、周囲との通信を遮断したとの情報が、捜査課の松井刑事から、第二小隊の後藤隊長(昼行灯)に持ち込まれた。
特車二課第二小隊の面々は直ちに集合し、現場へ急行する筈が、間の悪い事に第二小隊々員の一人、香貫花・クランシー(日系3世のエリート)の祖母が、「50年のクリスマスを捜しに行く」とホテル・フロントに言伝てし、行方不明になってしまった。
後藤隊長は香貫花の祖母捜しを、松井刑事と、第二小隊々員の進士幹泰(妻帯者)に任せ、他隊員を東京テレポートに向かわせる。
その頃、第二小隊に先んじて現場に到着した第一小隊は、軍用レイバー並の性能を持つレイバーを相手に苦戦していた。
謎のレイバー数機は、なんとビームまで撃ったのだ!
一体誰が、何を目的に、何処で開発したというのか!?
得体の知れない敵に倒された第一小隊の南雲隊長と隊員達は捕虜にされ、更には第二小隊イングラム二号機を操縦する太田まで捕まってしまう。
陸上自衛隊も動き出してのイヴの暗闘、聖なる祝日前夜を騒がす不届き者共の正体とは?
香貫花の祖母が捜す「50年のクリスマス」は見付かるのか?
東京湾岸を疾走する第二小隊イングラム1号機、操縦者の野明の髪に雪が降りかかる――
特車二課第二小隊と長らく敵対する事になる、「シャフト・エンタープライズ・ジャパン」企画7課々長「内海」の懐刀「黒崎」君の、記念すべきテレビ初登場回よ。
この回以降テレビアニメ版でも、徐々に漫画版でのレギュラーが活躍するようになるの。
香貫花は元はアニメ版限定のキャラ(原作でも後から刑事として登場するわ)で、テレビ版では第24回までレギュラーで活躍、以降は漫画版のキャラの熊耳お武さん(オカルト系苦手)と交替してしまうの。
クール・ビューティーで魅力的なキャラだったから、交替は寂しかったわー。(お武さんも可愛い人で好きだったけど☆)
実際の1998年はバブルが弾けたせいで、パトレイバーの世界観まで近付く事は出来なかったけど、東京五輪を目前に控える2015年、ロボット技術は飛躍的に進歩してる。
もしかしたらパトレイバーが実現する未来が、数年後に迫ってるのかしら?
でもそうなると凶悪なレイバー犯罪も日常化するのかしら?
科学技術の進歩は何時でも善悪表裏一体、メリー複雑な気持ちになるわぁ。
それじゃあここで9曲目のクリスマス・ソングを紹介――辛島美登里の「サイレント・イヴ」!
作詞・作曲も本人で、ゆったりした曲調が印象的。
香貫花のイメージに合うと思わない?
真…っ白な…♪ 粉…雪…♪
人は…立ち止ーまり…♪
こ…ころが…♪ 求ーめる…♪
場所を…♪ 思いぃ出すのー♪
幾つも愛を♪ 重ねても♪ 引ーき寄せーても♪
何故…♪ 大事なよーるに♪ あなたーは居ないのーー♪
さようならをー♪ 決めたこーとはー♪
決してあーなたーの為じゃなーいー♪
不安に…♪ 揺れるキャンードル♪
悲し…かぁったからー♪
ともだちぃってー♪ 言うルールはー♪
とても難しいゲームーねー♪
もう二度と…♪ 2人のこーとを♪
邪魔しぃたりしーないー♪
ほ…んとは…♪ 誰…もが…♪
優しくなりーたいー♪
そ…れでも…♪ 天ー使に…♪
人は♪ なれないーからー♪
眼を♪ 逸らさずに♪ 想い出は♪ 潤むけーれどー♪
移ーり行く季ー節が♪ ページーを捲るわーー♪
さようならをー♪ 決めたこーとはー♪
決してあーなたーのせいじゃなーいー♪
飾った♪ 花もカァードも♪
皆…Merry Christmas for me♪
ともだちぃってー♪ 微笑むよりー♪
今は独りぃで泣かせてーねー♪
もう一度♪ 私のゆーめを♪
掴むーまでSilent Nightー♪
もう一度…♪ 私のゆーめをーー…♪
掴む…までSilent Nightーー…♪
…こんばんは、びょりです。
パトレイバーはレンタル店で比較的借り易い作品なので、詳細な解説は今回控えます。
と言うより、詳細ぶち撒けたら何も面白くなくなる話なので。
それで、個人的にふと感じた事なんですが、脚本家の伊藤和典さんって、クリスマスが好きなんだろうか?と…
このパトレイバーにしろ、クリィミーマミにしろ、(今回取り上げる予定無いですが)めぞん一刻にしろ、担当した作品でクリスマス話を書く事が多いように感じる。
余談ですが「イヴの罠」の作画に土器手さんが参加してて、ダーティーペアのユリとケイがモブに居たりします。
毎度歌はこちらをご参考ください。(※音が出ます)
写真は我が家の今年のクリスマスケーキ。
シックなモンブラン風味のブッシュ・ド・ノエルにしました。
今年は世界各地でテロが起こり、平和が脅かされた年だったわね。
日本で「安心してください。○○てます」、なーんてギャグが流行ったのも、無意識に安心を求めた人が多かったせいかもしれないわ。
日本のテレビアニメの中のクリスマス・エピソード、第9回の今夜は「機動警察パトレイバー」、第10回「イヴの罠」、第11回「イヴの戦慄」よ!
――「レイバー」、それは、産業用に開発された、ロボットの総称である。建設・土木の分野に広く普及したが、レイバーによる犯罪も急増。警視庁は警備部内に特科車両二課中隊、通称「特車二課」を新設してこれに対抗。パトロール・レイバー、通称「パトレイバー」の誕生である。(←Wiki、テレビ版オープニング参照)
放送された当時の1988年から10年後の、1998年の東京を舞台にした、要するにロボットが生活圏で当たり前の様に使われてる近未来の東京物語というわけ。
主人公は、警視庁から時に厄介者扱いされながら、日夜、凶悪なレイバー犯罪から、東京の安全を守る正義の味方、特車二課第二小隊の愉快な皆さん♪
ゆうきまさみの原案を下敷きに、漫画・アニメが同時に展開してくというメディア・ミックス作品で、漫画版の方は週刊少年サンデー1988年17号~1994年23号迄、原案者のゆうきまさみが執筆。
テレビアニメ版はサンライズが制作を引き受け、1989年10月11日~1990年9月26日迄、日本テレビ系列で全47回放送されたの。(このテレビ・シリーズに先駆け、ビデオ版が7本と、劇場版が1本製作されてるわ)
前置きが長くなったけど、こっからはテレビアニメ版の第10回「イヴの罠」、第11回「イヴの戦慄」のお話よ――楽しいクリスマス・イヴでも、お巡りさんに休息は無い、が、しかし宴会はしたいと思うのが人情。
特車二課第二小隊の独身組、泉野明(紅一点)、篠原遊馬(レイバー製造メーカーの御曹子)、太田功(射撃狂い)、山崎ひろみ(家庭的)と、整備班員のシバシゲオは、埋立て地に建つ棟屋で、細やかなクリスマス・パーティーを開いていた。
ところがそこへ正体不明のレイバーが数機、東京湾から上陸し、東京テレポート付近を占拠した上、周囲との通信を遮断したとの情報が、捜査課の松井刑事から、第二小隊の後藤隊長(昼行灯)に持ち込まれた。
特車二課第二小隊の面々は直ちに集合し、現場へ急行する筈が、間の悪い事に第二小隊々員の一人、香貫花・クランシー(日系3世のエリート)の祖母が、「50年のクリスマスを捜しに行く」とホテル・フロントに言伝てし、行方不明になってしまった。
後藤隊長は香貫花の祖母捜しを、松井刑事と、第二小隊々員の進士幹泰(妻帯者)に任せ、他隊員を東京テレポートに向かわせる。
その頃、第二小隊に先んじて現場に到着した第一小隊は、軍用レイバー並の性能を持つレイバーを相手に苦戦していた。
謎のレイバー数機は、なんとビームまで撃ったのだ!
一体誰が、何を目的に、何処で開発したというのか!?
得体の知れない敵に倒された第一小隊の南雲隊長と隊員達は捕虜にされ、更には第二小隊イングラム二号機を操縦する太田まで捕まってしまう。
陸上自衛隊も動き出してのイヴの暗闘、聖なる祝日前夜を騒がす不届き者共の正体とは?
香貫花の祖母が捜す「50年のクリスマス」は見付かるのか?
東京湾岸を疾走する第二小隊イングラム1号機、操縦者の野明の髪に雪が降りかかる――
特車二課第二小隊と長らく敵対する事になる、「シャフト・エンタープライズ・ジャパン」企画7課々長「内海」の懐刀「黒崎」君の、記念すべきテレビ初登場回よ。
この回以降テレビアニメ版でも、徐々に漫画版でのレギュラーが活躍するようになるの。
香貫花は元はアニメ版限定のキャラ(原作でも後から刑事として登場するわ)で、テレビ版では第24回までレギュラーで活躍、以降は漫画版のキャラの熊耳お武さん(オカルト系苦手)と交替してしまうの。
クール・ビューティーで魅力的なキャラだったから、交替は寂しかったわー。(お武さんも可愛い人で好きだったけど☆)
実際の1998年はバブルが弾けたせいで、パトレイバーの世界観まで近付く事は出来なかったけど、東京五輪を目前に控える2015年、ロボット技術は飛躍的に進歩してる。
もしかしたらパトレイバーが実現する未来が、数年後に迫ってるのかしら?
でもそうなると凶悪なレイバー犯罪も日常化するのかしら?
科学技術の進歩は何時でも善悪表裏一体、メリー複雑な気持ちになるわぁ。
それじゃあここで9曲目のクリスマス・ソングを紹介――辛島美登里の「サイレント・イヴ」!
作詞・作曲も本人で、ゆったりした曲調が印象的。
香貫花のイメージに合うと思わない?
【サイレント・イヴ】
真…っ白な…♪ 粉…雪…♪
人は…立ち止ーまり…♪
こ…ころが…♪ 求ーめる…♪
場所を…♪ 思いぃ出すのー♪
幾つも愛を♪ 重ねても♪ 引ーき寄せーても♪
何故…♪ 大事なよーるに♪ あなたーは居ないのーー♪
さようならをー♪ 決めたこーとはー♪
決してあーなたーの為じゃなーいー♪
不安に…♪ 揺れるキャンードル♪
悲し…かぁったからー♪
ともだちぃってー♪ 言うルールはー♪
とても難しいゲームーねー♪
もう二度と…♪ 2人のこーとを♪
邪魔しぃたりしーないー♪
ほ…んとは…♪ 誰…もが…♪
優しくなりーたいー♪
そ…れでも…♪ 天ー使に…♪
人は♪ なれないーからー♪
眼を♪ 逸らさずに♪ 想い出は♪ 潤むけーれどー♪
移ーり行く季ー節が♪ ページーを捲るわーー♪
さようならをー♪ 決めたこーとはー♪
決してあーなたーのせいじゃなーいー♪
飾った♪ 花もカァードも♪
皆…Merry Christmas for me♪
ともだちぃってー♪ 微笑むよりー♪
今は独りぃで泣かせてーねー♪
もう一度♪ 私のゆーめを♪
掴むーまでSilent Nightー♪
もう一度…♪ 私のゆーめをーー…♪
掴む…までSilent Nightーー…♪
…こんばんは、びょりです。
パトレイバーはレンタル店で比較的借り易い作品なので、詳細な解説は今回控えます。
と言うより、詳細ぶち撒けたら何も面白くなくなる話なので。
それで、個人的にふと感じた事なんですが、脚本家の伊藤和典さんって、クリスマスが好きなんだろうか?と…
このパトレイバーにしろ、クリィミーマミにしろ、(今回取り上げる予定無いですが)めぞん一刻にしろ、担当した作品でクリスマス話を書く事が多いように感じる。
余談ですが「イヴの罠」の作画に土器手さんが参加してて、ダーティーペアのユリとケイがモブに居たりします。
毎度歌はこちらをご参考ください。(※音が出ます)
写真は我が家の今年のクリスマスケーキ。
シックなモンブラン風味のブッシュ・ド・ノエルにしました。
金の斧の飾りが可愛かったです。