――掟破りで悪いかよ!?
――サーーーー……キラキラキラキラキラ…!
ドドッドッドド♪
――ズウン♪――チャララララララララ~~~♪
――ジャッジャッジャッジャーン♪
チャラララン♪ チャラララ~ン♪
ジャジャジャッ♪ジャジャジャジャッ♪ジャジャッ♪
チャラ~~~チャララ~~ララ~~~~~~♪――ドゥルルルルル…♪
疾風のよぉ~・にぃ~♪ ザ・ブングルゥ~♪ ザ・ブングルゥ~♪
――ガラァン♪――パァ~~♪パァ~~♪パァ~~♪パァ~~♪
――ガラァン♪――パァ~~♪パァ~~♪パァ~~♪パァ~~♪
此処は地の果て流されてぇ~♪ 俺…♪――ヒュルルルルルルルルルルルルルルルゥ~~♪
今日も流離い涙もぉ♪ 涸れるぅ♪――ヒュルルルルルルルルルルルルルルルゥ~~♪
ブルーーゲイル♪ 涙はらって♪
ブルーーゲイル♪ 煌くちかっらっ♪
――ッチャチャーン♪――シュルルル…♪
海を~目ぇ・指・しぃ~~てぇ♪ 翼ぁ~をひ・らぁ~くぅ~♪
――パパパパァ~♪
鋼のぉ~♪ 機・た・い~~~♪
野心~を・乗せってぇ~~~~♪
風か嵐かぁ~~~♪ 蒼い閃光~~~♪
疾風のよぉ~・にぃ~~♪――パパパパパパァ~~♪
ザ・ブングルゥ~♪ ザ・ブングルゥ~♪
疾風のよぉ~・にぃ~~♪――パパパパパパァ~~♪
ザ・ブングルゥ~♪ ザ・ブングルゥ~♪
パァ~~~~♪ パァ~~~~♪ ――パァ~~♪ パァ~~♪ パァ~~♪――パァ~~~~~♪
――ジャンジャッジャジャ♪ジャンジャッジャジャ♪――ジャジャッ♪ジャジャッ♪ジャジャッ♪――ジャ~~~~ン♪
1982年2/6~1983年1/29迄、名古屋TV&テレビ朝日系で放映されたTVアニメ。
制作は日本サンライズ。
OPタイトルは『疾風ザブングル』、作詞は井荻麟(富野由悠季)氏、作&編曲は馬飼野康二氏、歌ってるのは串田アキラ氏。
舞台は『ゾラ』と呼ばれる、荒地に覆われた惑星――
「泥棒、殺人、あらゆる犯罪は、三日逃げ切れば全て免罪。」
荒野で生活するロックマン(この世界で言う所の鉱夫)、ブレーカー(壊し屋)、運び屋、交易商人といった「シビリアン」達は、この掟を守って生きていた。
そんな世界に、掟破りの少年が現れる。
著名なロックマン「鉄の腕」の1人息子、「ジロン・アモス」。
盗んだウォーカーマシン『ザブングル』を操り、殺された両親の仇「ティンプ・シャローン」を、三日過ぎても追う少年。
そんな彼に何時しか周囲の人間も巻込まれて行き…事態はやがてゾラの支配階級「イノセント」との全面戦争にまで発展するのだった。
――大分忘れてるんで、ウィキペディアの粗筋よりほぼ抜粋しました。(汗)
一見西部劇の世界で巨大ロボットがアクション繰り広げてるって感じ。
しかしこの「荒野」にこそ、実は!!――という秘密が有るのです。
ヒントは「SF」。(笑)
「イノセント」とは荒野に点在するドーム内で暮してる特権階級。
主人公側の「シビリアン」と呼ばれる人種を、監視・管理する様に居る存在。
シビリアンは青い希少鉱石「ブルーストーン」をイノセントに上納し、換わりにイノセントは様々な生活物資をシビリアンに供給する。
そういった関係の為、シビリアンはイノセントの生活圏に手出ししない事を、暗黙の内に了解している。
…ってな背景は、冒頭からは全然読み取れない。(笑)
前半はひたすら西部劇的なロボットアクション中心。
主人公とその仲間達が、盗んだバイクならぬウォーカーマシンで、荒野を疾走するだけですから。
ヒーローなのに正義の味方でない。(行き当たりばったり、親の敵討ち以外目的を持ってない)
ヒーローなのに美形じゃない。(ドラ○もんをそのまま人化した様なデザインなのです)
終いにゃもう1人(?)のヒーローと言える主役ロボが途中交代。
…等々、思い起すに型破りなアニメでした。
特に「主役ロボが途中交代」しちまうのには、当時かなりショックを覚えましたよ。(子供だったから)
だって『ザブングル』ってタイトルに有るのに…OPでも歌ってるのに…途中で壊れて、違うロボが主役になっちゃうんだから。(笑)
幸いもう1機有った『ザブングル』は、ラスト迄壊される事無く存命してましたが…でも主人公は途中から『ザブングル』じゃなく『ウォーカー・ギャリア』っつうのに乗り換えちゃうんだよ。
それでもOPは変らず、「疾風の様~に~♪ ザ・ブングル~♪ ザ・ブングル~♪」と開き直って歌い続けてました。(大笑)
ちなみにこれがザブングル→(http://robogeki.hp.infoseek.co.jp/1980/gx28.html)
これがウォーカー・ギャリア→(http://www.tamashii.jp/sot/cho-go-kin_t/05/index.html)
――全っっ然違いますね。(笑)
変更した理由はウィキによると、当初は宇宙を舞台にする予定が、急遽西部劇的舞台に変更したもんで、世界観にロボットのデザインが馴染まなかったから…らしい。
そうか……しかし……だからと言って変更しちまうのは、やっぱり凄いと思うのだが。(笑)
荒野を舞台にした事で、ロボットがアクションする度に、土煙がぶわぁ~っと上る…この演出が非常に格好良く感じられた。
ロボットを動かすエネルギーは「ガソリン」。
操縦は「ハンドル」と「ペダル」使って。
…この設定も斬新だった。
『マジンガーZ』のボスボロットと言う前例は有れど、全てのロボの動力源をそれにしたっつうのが面白い。
西部劇な舞台に相応しい設定だと感じました。
後年放映されたアニメ『パトレイバー』なんか、ザブングルに影響受けて作られた気がします。(作者のゆうきまさみ氏、ファンだったみたいだし)
元々日本のアニメに出て来る巨大ロボットは、「ロボット」と言うより「乗り物」…車感覚で考案された節が窺える。
「『ゲッターロボ』の合体は、車の玉突き事故から思い付いた」と、原案者永井豪氏は仰ってますし。
『鉄人28号』は「ロボット」だけど、『ガンダム』のモビルスーツなんかは「乗り物」の位置に有るんじゃないかと。
日本の巨大ロボットアニメの歴史は、「ロボット的巨大ロボ」と「乗り物的巨大ロボ」、2つの流れに大きく分けられると思うのですよ。
…なぞと毎度どうでもいい考察、失礼致しました。(汗)
ズン…ズズン♪
ズン…ズズン♪
――チャッチャッチャチャ♪
もしもぉ…♪ とぉ・もぉ・と♪ 呼ぉ・べぇ・るな・らぁ…♪
許してぇ…♪ 欲ぉ・しぃ・い♪ あ~やまちぃを…♪
何~時ぅ・か♪ つぅぐなぁうとぉき・も・有・るぅ…♪
今日と…♪ 言う日はも~お~無ぁ~いがぁ~~~♪
――ジャジャジャジャジャジャジャジャジャ~~…♪
命有ったらぁ~~♪ 語ろう真実ぅ…♪
乾いた大地はぁ♪ 心ぉ…♪ 痩せさせるぅ~♪
乾いた大地はぁ♪ 心ぉ…♪ 痩せさせるぅ~~♪
チャ~ララッラララ♪
チャ~ララッラララ♪
ラァ~~~~~~…♪
EDタイトルは 『乾いた大地』、OPと同じく作詞は井荻麟(富野由悠季)氏、作&編曲は馬飼野康二氏、歌ってるのは串田アキラ氏。
歌詞が実に良い(歌ってる方も巧いけど)…「何時か償う時も有る 今日と言う日はもう無いが」の件が、特に痺れます。(笑)
2人居るヒロインの内、「エルチ」が好きでした。
「ラグ」も悪くなかったけど、我侭お嬢様のエルチのが好みだったのです。(笑)
後半洗脳されてからの展開は、観ていてかなり辛かった…。
前半は根明能天気な『ザブングル』でしたが、後半はかなりシビアな展開続きでした。
それでも皆殺しのトミノらしからぬ(笑)人死にがあまり無い作品故か、ファンからは未だ根強い人気が有るのです。
参考)…フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』&月刊『OUT』等々。
――サーーーー……キラキラキラキラキラ…!
ドドッドッドド♪
――ズウン♪――チャララララララララ~~~♪
――ジャッジャッジャッジャーン♪
チャラララン♪ チャラララ~ン♪
ジャジャジャッ♪ジャジャジャジャッ♪ジャジャッ♪
チャラ~~~チャララ~~ララ~~~~~~♪――ドゥルルルルル…♪
疾風のよぉ~・にぃ~♪ ザ・ブングルゥ~♪ ザ・ブングルゥ~♪
――ガラァン♪――パァ~~♪パァ~~♪パァ~~♪パァ~~♪
――ガラァン♪――パァ~~♪パァ~~♪パァ~~♪パァ~~♪
此処は地の果て流されてぇ~♪ 俺…♪――ヒュルルルルルルルルルルルルルルルゥ~~♪
今日も流離い涙もぉ♪ 涸れるぅ♪――ヒュルルルルルルルルルルルルルルルゥ~~♪
ブルーーゲイル♪ 涙はらって♪
ブルーーゲイル♪ 煌くちかっらっ♪
――ッチャチャーン♪――シュルルル…♪
海を~目ぇ・指・しぃ~~てぇ♪ 翼ぁ~をひ・らぁ~くぅ~♪
――パパパパァ~♪
鋼のぉ~♪ 機・た・い~~~♪
野心~を・乗せってぇ~~~~♪
風か嵐かぁ~~~♪ 蒼い閃光~~~♪
疾風のよぉ~・にぃ~~♪――パパパパパパァ~~♪
ザ・ブングルゥ~♪ ザ・ブングルゥ~♪
疾風のよぉ~・にぃ~~♪――パパパパパパァ~~♪
ザ・ブングルゥ~♪ ザ・ブングルゥ~♪
パァ~~~~♪ パァ~~~~♪ ――パァ~~♪ パァ~~♪ パァ~~♪――パァ~~~~~♪
――ジャンジャッジャジャ♪ジャンジャッジャジャ♪――ジャジャッ♪ジャジャッ♪ジャジャッ♪――ジャ~~~~ン♪
1982年2/6~1983年1/29迄、名古屋TV&テレビ朝日系で放映されたTVアニメ。
制作は日本サンライズ。
OPタイトルは『疾風ザブングル』、作詞は井荻麟(富野由悠季)氏、作&編曲は馬飼野康二氏、歌ってるのは串田アキラ氏。
舞台は『ゾラ』と呼ばれる、荒地に覆われた惑星――
「泥棒、殺人、あらゆる犯罪は、三日逃げ切れば全て免罪。」
荒野で生活するロックマン(この世界で言う所の鉱夫)、ブレーカー(壊し屋)、運び屋、交易商人といった「シビリアン」達は、この掟を守って生きていた。
そんな世界に、掟破りの少年が現れる。
著名なロックマン「鉄の腕」の1人息子、「ジロン・アモス」。
盗んだウォーカーマシン『ザブングル』を操り、殺された両親の仇「ティンプ・シャローン」を、三日過ぎても追う少年。
そんな彼に何時しか周囲の人間も巻込まれて行き…事態はやがてゾラの支配階級「イノセント」との全面戦争にまで発展するのだった。
――大分忘れてるんで、ウィキペディアの粗筋よりほぼ抜粋しました。(汗)
一見西部劇の世界で巨大ロボットがアクション繰り広げてるって感じ。
しかしこの「荒野」にこそ、実は!!――という秘密が有るのです。
ヒントは「SF」。(笑)
「イノセント」とは荒野に点在するドーム内で暮してる特権階級。
主人公側の「シビリアン」と呼ばれる人種を、監視・管理する様に居る存在。
シビリアンは青い希少鉱石「ブルーストーン」をイノセントに上納し、換わりにイノセントは様々な生活物資をシビリアンに供給する。
そういった関係の為、シビリアンはイノセントの生活圏に手出ししない事を、暗黙の内に了解している。
…ってな背景は、冒頭からは全然読み取れない。(笑)
前半はひたすら西部劇的なロボットアクション中心。
主人公とその仲間達が、盗んだバイクならぬウォーカーマシンで、荒野を疾走するだけですから。
ヒーローなのに正義の味方でない。(行き当たりばったり、親の敵討ち以外目的を持ってない)
ヒーローなのに美形じゃない。(ドラ○もんをそのまま人化した様なデザインなのです)
終いにゃもう1人(?)のヒーローと言える主役ロボが途中交代。
…等々、思い起すに型破りなアニメでした。
特に「主役ロボが途中交代」しちまうのには、当時かなりショックを覚えましたよ。(子供だったから)
だって『ザブングル』ってタイトルに有るのに…OPでも歌ってるのに…途中で壊れて、違うロボが主役になっちゃうんだから。(笑)
幸いもう1機有った『ザブングル』は、ラスト迄壊される事無く存命してましたが…でも主人公は途中から『ザブングル』じゃなく『ウォーカー・ギャリア』っつうのに乗り換えちゃうんだよ。
それでもOPは変らず、「疾風の様~に~♪ ザ・ブングル~♪ ザ・ブングル~♪」と開き直って歌い続けてました。(大笑)
ちなみにこれがザブングル→(http://robogeki.hp.infoseek.co.jp/1980/gx28.html)
これがウォーカー・ギャリア→(http://www.tamashii.jp/sot/cho-go-kin_t/05/index.html)
――全っっ然違いますね。(笑)
変更した理由はウィキによると、当初は宇宙を舞台にする予定が、急遽西部劇的舞台に変更したもんで、世界観にロボットのデザインが馴染まなかったから…らしい。
そうか……しかし……だからと言って変更しちまうのは、やっぱり凄いと思うのだが。(笑)
荒野を舞台にした事で、ロボットがアクションする度に、土煙がぶわぁ~っと上る…この演出が非常に格好良く感じられた。
ロボットを動かすエネルギーは「ガソリン」。
操縦は「ハンドル」と「ペダル」使って。
…この設定も斬新だった。
『マジンガーZ』のボスボロットと言う前例は有れど、全てのロボの動力源をそれにしたっつうのが面白い。
西部劇な舞台に相応しい設定だと感じました。
後年放映されたアニメ『パトレイバー』なんか、ザブングルに影響受けて作られた気がします。(作者のゆうきまさみ氏、ファンだったみたいだし)
元々日本のアニメに出て来る巨大ロボットは、「ロボット」と言うより「乗り物」…車感覚で考案された節が窺える。
「『ゲッターロボ』の合体は、車の玉突き事故から思い付いた」と、原案者永井豪氏は仰ってますし。
『鉄人28号』は「ロボット」だけど、『ガンダム』のモビルスーツなんかは「乗り物」の位置に有るんじゃないかと。
日本の巨大ロボットアニメの歴史は、「ロボット的巨大ロボ」と「乗り物的巨大ロボ」、2つの流れに大きく分けられると思うのですよ。
…なぞと毎度どうでもいい考察、失礼致しました。(汗)
ズン…ズズン♪
ズン…ズズン♪
――チャッチャッチャチャ♪
もしもぉ…♪ とぉ・もぉ・と♪ 呼ぉ・べぇ・るな・らぁ…♪
許してぇ…♪ 欲ぉ・しぃ・い♪ あ~やまちぃを…♪
何~時ぅ・か♪ つぅぐなぁうとぉき・も・有・るぅ…♪
今日と…♪ 言う日はも~お~無ぁ~いがぁ~~~♪
――ジャジャジャジャジャジャジャジャジャ~~…♪
命有ったらぁ~~♪ 語ろう真実ぅ…♪
乾いた大地はぁ♪ 心ぉ…♪ 痩せさせるぅ~♪
乾いた大地はぁ♪ 心ぉ…♪ 痩せさせるぅ~~♪
チャ~ララッラララ♪
チャ~ララッラララ♪
ラァ~~~~~~…♪
EDタイトルは 『乾いた大地』、OPと同じく作詞は井荻麟(富野由悠季)氏、作&編曲は馬飼野康二氏、歌ってるのは串田アキラ氏。
歌詞が実に良い(歌ってる方も巧いけど)…「何時か償う時も有る 今日と言う日はもう無いが」の件が、特に痺れます。(笑)
2人居るヒロインの内、「エルチ」が好きでした。
「ラグ」も悪くなかったけど、我侭お嬢様のエルチのが好みだったのです。(笑)
後半洗脳されてからの展開は、観ていてかなり辛かった…。
前半は根明能天気な『ザブングル』でしたが、後半はかなりシビアな展開続きでした。
それでも皆殺しのトミノらしからぬ(笑)人死にがあまり無い作品故か、ファンからは未だ根強い人気が有るのです。
参考)…フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』&月刊『OUT』等々。