kotoba日記                     小久保圭介

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秋乃みか/ジャン・メ[ラン

2016年07月01日 | 文学
執筆前の儀式のよう
秋乃みかさんの
『大門のあった街』
読了

小説を読んで
声をあげて
泣いてしまうという
活字が涙で見えないというのは
本当で

拭いては
読み
ページを閉じて

長野の山奥が描かれ始めた時
今でも
書きながら
泣きそうになり
この壮大なシーンは
まるでお釈迦さまの手に
掬われるよう

生きるのは苦しい
辛い
しんどい

でも
こういう救いの作品に出会い
あとに続きたいと切に思う


「何度でも 読みたい 大事にしたい作家」

誰かが解説に書いていた
ジャン・メ[ラン『よき夕べ』

美しい文章




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