ブルーム閣下は
杖をあげ
わたしたちの席に向かって
声をあげた
「やあ久しぶり」
店内に響く大声
ブルーム閣下は
黒い服を着て
二通の手紙を
わたしたちに手渡した
そこには
ブルーム閣下が
今思っていることが
便箋3枚にわたって
綴られていた
二通はコピーの文字であり
原本は家にあるのだという
そしてこの手紙は
ごく一部なのだという
ブルーム閣下は
注文した
ハンバーグランチも
食べずに
しゃべり続けた
夢中になると
食事を忘れる人だった
ブルーム閣下は
あまりにも多くを語ったので
何が言いたかったのかが
まったくわからなかった
驟雨
家へ帰って
しばらく眠り
楽器店にゆき
可児まで
出向いた
川は流れる
いつも
わたしたちが
川を忘れている時も
常に流れている
杖をあげ
わたしたちの席に向かって
声をあげた
「やあ久しぶり」
店内に響く大声
ブルーム閣下は
黒い服を着て
二通の手紙を
わたしたちに手渡した
そこには
ブルーム閣下が
今思っていることが
便箋3枚にわたって
綴られていた
二通はコピーの文字であり
原本は家にあるのだという
そしてこの手紙は
ごく一部なのだという
ブルーム閣下は
注文した
ハンバーグランチも
食べずに
しゃべり続けた
夢中になると
食事を忘れる人だった
ブルーム閣下は
あまりにも多くを語ったので
何が言いたかったのかが
まったくわからなかった
驟雨
家へ帰って
しばらく眠り
楽器店にゆき
可児まで
出向いた
川は流れる
いつも
わたしたちが
川を忘れている時も
常に流れている
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