kotoba日記                     小久保圭介

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神様のャCント

2016年11月16日 | 生活
彼は愛媛に生まれ
不遇な生い立ちではあったが
勢いよく
生きている

枯葉を曹ォ
額に汗をかき
どこかへ行ってしまった人たちに
話しかける
その言葉は
べらんめえだけれど
深い情があり
誰もが彼に話しかける
彼は言う
「何しとんねん」「どないしとったんや」「あほやな」
しまいには
最初はグー ジャンケンャC あっち向いてホイ
いい歳なのに
情で人と交わっている
愛が彼の体に
棲みついて

彼に与えられるのは
べんらんめえな人生と
神様のャCントだ
この世で
ャCントは稼げないかもしれない
引かれることだってあるだろう
でも彼には
神様のャCントが
きっとたくさんあるはずだ
きれいな人はたくさんもらえる
土日ならャCント二倍とは
いかないだろうが

いつの日か
ャCント還元される日がきて
彼の頭は撫でられる
この世では
見えない手で
彼の頭が叩かれても
いつの日か
ャCント還元される日に
「あほかそんなもんいらんわ ビール持ってこい」
と彼は言うかも


紅葉がきれい
空も青い
風は北から
でも寒くないのは
陽のまっすぐな光のせい

光の中で
きれいな人たちを見ている

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