昨夜は低気圧が通過したのか、風がビュービューと吹いて木々の擦れ合う音が長く続いていた。一昨夜は料理教室の前夜で寝れなかったが、風で昨夜も寝れなかった。朝起きると天気予報通り寒かったが、料理教室を優先していろんなことを先延ばしにしていたのでやらなければならぬことが多い。朝の寒い中、買い物に出掛けた。帰って来てから洗濯も2回、拭き掃除も…(買い物も、お洗濯も、掃除機掛けも毎日してるから特別ではないけれど、念入りにするから特別にしたような気分になるのです)。冬らしい天気になると師走で心が急き立てられ、後十日余りでお正月準備をしなければならないと!と思えば焦りが出てくる。でも、何とかなるでしょうと能天気〔のうてんき〕(頭の中が雲一つなく空っぽで何も考えない)に構えることにしました。どうせ家人と私、二人だけのお正月ですから気ままに迎えられたらそれで佳です。今を幸せだと感じること!。これはNHKTV「白銀の大縦走」を観ていて教えられた。実体験は記憶から消えやすいものですが、消えても順境(晴天)と逆境(吹雪)の落差が大きく、そこで得られた幸福感とか、智(KnowHow、Ability ~忍耐・決断・勇気など自身の心を決める才)とかは自信となって残るものだと思いました。
◆鰤の塩麹焼き ◆蕪とさつま揚げの煮物 ◆水菜の煮浸し ◆蕪の葉のふりかけ風 ◆さつまいも汁 ◆ご飯
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追記: NHKTV「白銀の大縦走」
それは北海道の雪におおわれ分水嶺ルート670キロ(北端の宗谷岬から南端の襟裳岬まで)を野村良太さんが64日を掛けて一人で走破する記録映像だ。いろいろなアクシデントがあるけれど、「どうすれば乗り越えられるだろう」と思えたことが最大の収穫だった。「もうだめだ」と諦めてしまったらそこでこの夢の時間は終わってしまう。現実の僕は怠惰で大雑把な人間で、休みの朝はいつもダラダラと寝てしまう。そんな自分を自覚しつつも、少しでも“理想の自分”に近づけたいと思って生きてきたし、この計画をやり遂げられれば少しは“マシな人間”に変われるだろうと信じたかったし、何よりも山が大好きだったから。そして帰れる場所があるから(一人で走破しても最終的には一人ではなく、みんなに支えられていると感じられた)。それ(諦め)だけは避けたいと真っ先に思ったと言う。それ故、弱い自分と闘いながら一歩一歩、雪をかき分け進んで来られたのでしょう。// 誰しも行動を起こせば、そこでいろんなことを感じ、考えるものですね。