アベノミクス

　安倍首相が張り切り過ぎている。前回の首相に就いた時よりも一皮も二皮も剥けた感じで自分のやりたいようにやっている感じがする。それはそれで良いことだと思う。だが、今の勢いが長期間続くとも思えない。政策や行動は結果に繋がっていくからです。アメリカ大統領オバマさんも第一期目の初めは皆、期待した。が、その結果は芳しいものではなく、第二期目は皆、期待の水準を数段階落としている。アベノミクスも功罪がある。功で罪が補えるかどうかです。景気なんて手で掴んだり、こねくり回したりすることができないものですから雇用が増えるなどと取らぬ狸の皮算用をしてもはじまらない。次の時代に向かって何を礎として残して行かなければならぬかを考え、そこに戦略（選択と集中）を持って行って欲しい。企業団体に税軽減をしても従業員の給与が増えるなど誰も真に受けてはいない。相手の善意などに頼らず、結果が要求されない初めの今こそシリアスに対処して欲しいと願う。（枝垂れ桜の木の下で咲いてくれてるクリスマスローズ）