郡保家の一日

極く有りふれた家庭です。その生活の一端を記録していきたいと思います。

深蒸し茶を飲もう

2011年01月12日 | 日記

 今日のためしてガッテンはお茶がテーマ、お茶をよく飲む静岡県の掛川市は寿命も長いし医療費も少ない、病気にかかる人の割合が全国的にみて低い。その原因はお茶にあってお茶にはビタミンン、カテキン、などの成分が生活習慣病や便秘、コレステロールなどに効果があるからです。これから我家もせっせとお茶を飲んで健康にくらしましょう。

今日の夕食は、

 

 

 

 

 

◆巻き寿司 ◆聖護院蕪の葛煮 ◆わけぎのぬた

 

 

 もう少し深蒸し茶について説明をしないと…唯のお茶では効果が期待できません。掛川市はがん死亡率の低さが男性は2位、女性は1位で、近くの藤枝市もそれぞれ3位、2位です。他市との比較で見るとお茶を飲む量が格段に違うことが分った。そこで、お茶を飲まない人150人にお茶入りカプセルとお茶無しカプセルを渡し、調査を3ケ月間続ける確認テストをした結果、お茶無しカプセル・グループは以前と変わらないが、お茶入りカプセル・グループは悪玉コレストロールが9.02減少、ウエストも1.86cm細くなった。有意差があり、お茶の効果を追認できた。お茶にはビタミンC、カテキン(認知症に効果)、カフェイン、食物繊維が含まれている。
 では、他のお茶の産地・宇治市とかがランク上位に含まれていないのはなぜかを調べた。掛川市で飲まれているお茶は茶葉を含んだ濃いお茶で、一般に飲まれている澄んだお茶ではない。掛川市のお茶を調べると普通含まれていないベータカロチン(→抗酸化作用):75.5mg、ビタミンE(→血行促進作用・免疫機能改善効果):0.05mg、クロロフィル(→腸内環境を整える作用):1.08mgが含まれており、それは製法によることが分った。普通、茶畑は日差しを避けるが掛川市では海に面した斜面にある。従って、葉に含まれる旨み成分テアニンがお日様に当りカテキンとなり、渋みが増す。この渋みを少なくするために蒸し時間を通常の倍にして茶葉が小さく壊れるようにする。すると渋みを感じなくなる。
 普通のお茶をすり鉢ですれば、掛川市の深蒸し茶となる。また、茶殻を料理に利用して入れれば同じように効果が期待できる。便は腸内細菌の死骸である。便のビズフィス菌(感染症に強く免疫力大)など善玉菌の量を調べるとお茶を飲む前は平均16.6%が10日間飲み続けると26.1%と増えたが、飲むのを止めると17.4%と元に戻った。一日3杯(=600ml)のお茶(+茶葉)を毎日飲むと健康になる。
 その結果、日本全国で医療費が年間3兆円削減できると言う(⇔医療費:日本平均88万円/人vs掛川市62.4万円/人)。是非、一石二鳥の深蒸し茶を飲み続けたい。

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする