おっとっと。
当代一のインテリ芸人席に座る
カズレーザーさんの推薦帯ですか。
よくわからないけど
よく読まれているらしい。
医療少年院で
非行少年のケアをしてきたという著者。
平たく言うと
一部の非行は
改悛できるものではなく
「認知能力の低さによるもの」
という
ある意味選民思想満載の
トンデモ本。
著者によると１４％の子供が
こういった病理を抱えているとのこと。
少年犯罪は環境による連鎖だとばかり思っていたが
どうやらそれだけではないらしい。
犯罪とは別世界のできことでなく
社会の縮図であり
全ての人が等しく抱える
心の闇がところどころで露呈するものと考えている。
よって全人類で共有解決するべき問題だが
もうちっと
解決方法に章を割いてほしかったかな。
少年犯罪について
せっかくここまで新しい
認知把握の提唱をおこなっているのだから。
そうなってくる
解決方法も乏しいこの本が
なぜここまで読まれているのか
そっちの方が気になってしまう。
へえー
で終わってしまっているから。
に他ならないと思う。
