関内といえばこちら
といわれるほどの名店
で上鰻重と赤だしを頂く。
まずはラガーでじっくり
焼き上がりをお待ち申し上げております。
すると頃合いよく
鰻重さんがやって参ります。
両手をすりすりしながらパカッと開けると
こんな風になります。
素晴らしい!
鰻はふわふわのやわやわ。
薄いんだけど
その分旨みと脂が凝縮されております。
小丼はうなぎが1枚、
うな丼は2枚、
上鰻重は3枚なのだとか。
せっかく3枚いらっしゃるので
1枚はビールのあてで頂きます。
塩味の強いタレでビールがすすみます。
厚みの無いせいか
見た目は貧相なのだけれど
めっぽううまい
そして赤だしうまい!
超絶濃いめで
発酵臭強めの味噌で
しかもなめこ!
わかってるねぇ〜。
そして最後に
こちらのお重は持っていただくべき。
なぜなら
上げ底にしてないから!
すばらしい!
おいしい鰻を頂いたあとは
いろいろと賑わっている靖国さんへ。
今年はコロナの影響で
こんな感じに
パチッと並ばされる。
いつまでたっても並ばされる。
しっかり2時間並んで、
炎天下の中2時間並んで!
お参りを完了。
あまりに暑すぎて
無料麦茶の
お代わりを所望じゃ。
まぁ、せっかくやってきたのだからと
江戸城見学のため
田安門から北の丸へ侵入。
立派な枡形で
家康江戸城では
唯一の現存門とされている。
かっこいい!
北の丸というと現在では
なんといっても武道館で有名だが
当時は
やはり大奥と代官屋敷。
代官屋敷については今でも
「代官町」という地名で残る。
北の丸と一気に南下すると
本丸登城口へ。
本丸北側の門といえば
北桔橋門。
桔「梗」ではなく桔「橋」とかいて
キタハネバシモンと読む。
本丸に最も近い門であり
当時は跳ね橋構造で
常時不通状態に合ったらしい。
そう聞くと石垣もよけいに峻険に感じる・・・。
ちなみにハネバシといいつつも
実は橋ではなく
普通に堀の上に道が通じている。
本丸は広すぎるので今日は時計回りに1/4だけ回ろう。
皇居の図書館
「書陵部庁舎」
梅林坂を下って
左へ左へすすむと三の丸へ入る。
三の丸の出入りは不浄門として有名な平川門。
罪人・死人の出口だったとのこと。
こちらの平川門から脱出を試みるも
なんでかこの日は通行禁止。
しぶしぶ戻って
汐見坂を下って
二の丸へ侵入。
本丸の石垣はいつだって急峻。
こちらは二の丸庭園入り口の
諏訪の茶屋。
1912年の吹上御殿に建てられたが
その後二の丸庭園に移築されたとのこと。
本日のメインイベント。
二の丸庭園。
東京都のど真ん中に
こんな静かな庭があるなんて
にわかには信じがたいほどの
静けさに満ちた庭園。
都道府県の木なんてのもあって面白い。
二の丸当地に最初に庭を作ったのは
へうげもののおねえキャラでも有名な
小堀遠州こと小堀政一とのことで
こちらはその復元となる。
いい感じの竹林を抜けて
百人番所へ到着。
ここも江戸時代からのこる貴重な遺構とのことで
その名の通り
100名の同心と20名の与力が常に詰めていたそうな。
同心、つまり足軽身分の屯所というわけで
江戸城警備隊の本拠地というわけですな。
百人番所の後ろに見えるのは
現代の足軽詰め所、
万人番所、
丸の内ビル群。
この百人番所から大手門によったところに
もう一つ番所があり
こちらがその
同心番所。
石垣の作り方がよくわかる
堀内側上部の盛り土。
江戸城大手門からようやく脱出。
しかしでかいな、江戸城は。
大手門をくぐると
一気に現実に引き戻される。
内堀通りから桔梗濠越しに眺める大手門。
遠くに江戸城本丸が見えるようだ・・・。
この時期の江戸城はくっそ暑いことを除けば
人もおらず大変静かで過ごしやすい。