僕の前世はたぶんオランダ人。

おもしろきこともなき世をおもしろく

川苔山(奥多摩)

2019年01月26日 | ぶらぶらする

この時期、

ちょっと歩いただけで凍った滝が見られる素敵な山

それは奥多摩の川苔山!

本日の行程は
川乗橋バス停430mから
川苔山1363mを経て
最短ルートで鳩ノ巣駅319mへ下る
5時間50分コース。

ホリデー快速1号にゆられて

奥多摩駅に8時半。

臨時バス川乗橋行きに乗り換えて8時45バス停下車。

 

フェンス脇から林道歩きを開始。

林道の癖に結構上り坂が続く。

9時30分、登山口

ほそーい道を縦列で歩き始めると

いつしか道は渓谷沿いのほそーいトラバースとなる。

足を滑らせると

冷たい川へまっしぐら。

まるで蜀の桟道。

積雪があった場合、

片側がきれた細道となり

けっこう危なそう。

10時10分 百尋の滝。

残念ながら凍っているのは60%くらい。

それでも大迫力。

滝つぼに乗ると

あっという間にピシッをひびが入る。

滝まで歩けるかと思ったが残念。

11時10分

足毛岩分岐。

主ルートは左で短距離で一気に山頂を目指す。

右にルートを取ると

沢沿い右手に見えている巨岩

足毛岩に寄り道した上で山頂。

せっかくなので足毛岩ルートを選択。

水量の少ない小さな滝は完全に凍結中。

11時30分。

足毛岩の肩。

右へ行くと道はないけど岩の上に出られる。

茂みの先はきれてるので早々に引き返す。

ここから踏み後の薄い里山の直登。

ヒイヒイ言いながら登る。

登りきると左にルートをとり

一瞬の水平道を経て

最後の急登。

と思ってがんばったのに

登りきった先には

さらにラスボスのような直登。

この登りをなんとかやりきって

12時10分。

川苔山1363m登頂。

本日、関東地方大雪との予報にも関わらず

ここまで一切の積雪降雪凍結なし。

実に平和な山歩きだ。

ちょっと雲が出てきたが

北西の両神山方面。

南西の石尾根、雲取山方面。

ここへきて急に風がでて

気温が下がりゼロ度を下回ってきたので

木陰で短い昼食を取り

12時45分。早々に下山開始。

13時舟井戸。

どこら辺がいどやねん。

というほどに何もない。

ここから本仁田山をもう一本やって

奥多摩駅は下山というルートもとれる。

本仁田山は関東平野への眺望に優れるらしい。

が鳩ノ巣に車をデポしている同行者がいるため

一気に鳩の巣へ下山する。

分岐の多い山域ながら

「鳩ノ巣駅」の案内板は常時でているので

こちらに従えばまず迷うことはなさそう。

14時25分。一旦林道へ。

そして再び登山道への林道あるある。

14時30分。大根山の神。

長い下り。

15時熊野神社。下山完了。

下山したとたんあたりが雪雲に覆われ

そこそこの降雪。

鳩ノ巣駅から奥多摩線、

青梅で乗り換えて新宿までぐっすり。

9時~15時と短いルートだったけど

スタートが遅い時間なのがネック。

時期があえば

早めの登り始めでロングルートがいいなぁ。

なかなか冷えこんできたので

西新宿思い出横丁に寄り道。

かめやで元祖天玉そばを頂く。

たまねぎの多い掻き揚げに

濃い目に仕上げた関東風の汁。

そして素晴らしかったのがこの温泉卵。

普通の月見そばは黄身を裂くと

黄身があっという間に流れ出し

濃厚な旨味を満喫するまもなく

消えてなくなってしまう。

しかしこの温泉卵はどうでしょう!

温泉というひと手間を加えることで

卵を割っても黄身が半固形をキープできるので

心ゆくまで麺に絡めて

黄身の濃厚な旨味とそばの香りを余すことなく満喫できてしまうのです。

さらには実に絡めた麺と一緒に汁をすすって楽しむという

上級テクニックも!

これは目から鱗だわー。