旅倶楽部「こま通信」日記

これまで3500日以上世界を旅してきた小松が、より実り多い旅の実現と豊かな日常の為に主催する旅行クラブです。

雨の朝、ブルージュから電車でアントワープ中央駅に到着

2019-11-07 10:10:06 | ベルギー
アントワープ中央駅は「世界一美しい駅」と形容される

一般的なツアーではほぼ見学することがないのだが、ここへ列車で到着してみたかった。
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ブルージュの朝は本格的な雨
余談:朝食バッフェにあったこれは亜麻なのだそうだ。亜麻仁油のもとになる。この地域で麻がとれたことが後にフランドルをタピスリー産業の地へと導いていった

マルクト広場すぐ後ろのホテルから出発。
バスにのりこむだけでも駆けたくなる本降り。電車移動の日でよかった(^.^)

ブルージュ駅のホーム

乗り込んで

検札がやってくるのを待つ。
ヨーロッパの駅は改札がないところがほとんど。なので車内検札は重要。

切符の買い方にはいろいろあって、今回は十回券を有効に活用する方法をおしえてもらった。
機械でぱっと買っているとこういう方法があることにさえ気づかなかっただろう。
↓今回、ブルージュ⇔オステンデ、ブルージュ→アントワープで使用した切符

↑右下にいっぱい記入してあるのが十回券。
ベルギー国内の鉄道で8.3ユーロ以上の区間ならばこれを使う方が得になる。曜日と日付、出発地と到着地を記入する必要がある。
検札の人が昔ながらのスタイルで丸い穴を開けてくれました。

一時間半ほどでアントワープにはいってきた

いくつか駅があるが終点の中央駅が我々の到着駅

降りてすぐにその華麗な装飾におどろかされる

ドーム型の高い天井は当初は蒸気機関車が入ってきていたから。
ベルギーはヨーロッパ大陸ではじめて1835年に列車走った。
アントワープには1836年だった。
この駅舎は1905年に建替えられた。
当時の国王レオポルド二世のイニシャルを図案化したものがみられる↓

待合室にも↓

↓待合室全景

駅構内をみわたして、パリのオルセー美術館を思い出した。
あの建物ももとはパリ⇔オルレアンの鉄道駅だったのだ。
こういった構造、同じです↓

↑この地下にパリやアムステルダムへ直行できるTGVタリスが乗り入れたのは2007年から
↓一角にあるこのオブジェはなに?

そうです、アントワープのシンボルになっている「巨人の手」なのですね。
同時にここから飛び出していく鳥のようにも見える。
↓駅舎本体

天上の高いひとつの箱型↓

***
外へでてバスが到着するのを待つ。

九時前にブルージュ駅まで我々を送ってくれたバスは、雨なのでだいぶ渋滞にあったようだがもうすぐ到着する。

















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