旅倶楽部「こま通信」日記

これまで3500日以上世界を旅してきた小松が、より実り多い旅の実現と豊かな日常の為に主催する旅行クラブです。

OMO那覇滞在と「シーサーウォーク」

2023-01-22 14:36:00 | 国内
「うふ(大きい)シーサー」に出会えたのもOMO那覇の「シーサーウォーク」に参加したおかげ(^^)

OMO那覇の宿泊者用ライブラリーにいるシーサー↑
↑「火災に遭った首里城の瓦を、どこに使っているかわかりますか?」とOMOの方。
あ、尻尾のところにたしかに瓦の欠片がみえる。
これを使えるようになるのに苦労した話を「シーサーウォーク」の最後に訪れた工房できいた。
※後半「シーサーウォーク」で書きます
**

↑OMOは星野リゾートのなかでもシンプル使いやすいシティ・ホテル↓
チェックインは事前に送られてくるフォームに記入しておけばQRコードで簡単。部屋ナンバーなど書かれていないシンプルなカードキー一枚もらうだけ。

↑エレベーターホールの飾り

↑部屋の入口で靴を脱ぐ↑洋式だが畳の室内は外国人にも好評だろう

部屋に電話はなく、各階のエレベーター横の壁にあるだけ。それでじゅぶんだと小松は思う。

↑豪華なアメニティはないが使いやすい洗面台。
歯ブラシやカミソリはロビー階エレベーター横に置かれている。
シャワーオンリーのブース。
滞在客用のレンタル室内着が快適(^^)首回りがちょっと立っているデザイン、好きです(^^)これでロビーまわりのカフェやライブラリーに行ってもよい。

↑こちらは外からも入ってこられるロビーのサロン↑近所マップが便利。

↑二階のランドリーエリア

↑チェックアウト後に使ったロッカー

↑朝食はこの五種類から選ぶ

↑ミネストローネスープのマシン↓

サラダは下に豆やマカロニ、ドレッシングも入っているからよく振って。

変わったクラフト・ビールもある。

ロビーから二階にあがる

↑二階のライブラリーも十分なスペースがある

★「シーサーウォーク」は10時にチェックアウトした後にこのライブラリーからはじまった↑

スフィンクスからシルクロードを通じて、ライオン・獅子はユーラシア大陸全域で崇拝されてきた。

↑沖縄のシーサーはもともと瓦の残りを使ってつくりはじめられた↑左下が瓦を使った骨組み↑それに顔や尻尾をつけたら右上のようになる↑冒頭二枚目の写真のシーサーもこういう骨組みだったのか。
ホテルから外へ出る時、OMOのスタッフに促されて足元をみると↓

モダンな建物の入口にも↑シーサーがいた(^^)

↑近くの公園入口にも四つのシーサー↑ひとつだけが「阿」で三つが「吽」になっているのは風水師の助言によったのだそうだ↑

↑ポケモンのキャラクター「ウィンディ」も沖縄にくるとシーサーになっている↑

「壺屋やちむん通り」の道↑「やちむん」とは=焼き物のことだったのか

「シーサーが隠れていますよ~見つけてください」と、OMOの方

いたいた(^^)

粘土をはめ込んでつくる型↑表面と裏面が別々に埋め込まれていた

↑冒頭写真の「うふシーサー」↓

壺屋やちむん通りの陶工たちが共同で制作し2013年に完成↑口から水煙をはくのだそうだ↑方言で案内を話すボタンは壊れていたが↑

最後に宮城光男さんのシーサー工房★「シーサー神社」を訪れた。

良い顔してます↑アンティークのシーサーに目が吸い寄せられた↑先人が制作したシーサーが光男さんの創作意欲の源になるのだそうだ。なるほど。

↑カメラを向けるとさっとポーズをとってくださるノリの良い光男さんだが↑信念をもって仕事をしておられる
2019年に首里城が焼け落ちた後、壊れた瓦は集められたが何にも使い道がみつからなかった。
瓦は光男さんの師匠がつくったもの。壊れてそのまま放置されているのは残念。
弟子の自分がつくるシーサーに再利用させてほしいと発案したが、相手は壊れても文化財。
役所にかけあって再利用の許可がおりるのに二年かかった。
※首里城復光プロジェクトPDF内をごらんください

OMOのライブラリーにあったシーサーたちに、師匠の瓦を忍び込ませることができて↑ほんとによかったですね(^^)

彼はひそかに世界一のシーサーをつくろうとしておられる。

↑こちらがそのイメージ合成図↑
高さ10メートルのシーサーが港に立っていたらびっくりしますね。
実現、楽しみにしております(^^)






コメント
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