ＰＳＥマークないもの使っていいの？

4月からは家電製品や楽器などで、ＰＳＥ（電気用品安全法）のマークが付いていない中古品は、販売できなくなる。
2001年に施行されていたが、広く周知されたのが今年になってからだったものだから、リサイクルを扱う人たちはあわてたようである。
片方でリサイクルを推進しているのに、なぜこのように中古品を規制するかといえば、感電などによる危険を防ぐため、ということらしい。

その一方で、レンタルで貸与したり、海外に輸出することが許されるのはおかしいではないか、という声が上がっているのだが、経済産業省のことだから強引に実施するのは間違いない。
さて、素朴な疑問として、これらの中古品が本当に危険な代物であるのなら、売ることを制限する前に、まず使用禁止にしなければならない、と考えるはずである。
やはり、危険だからというのは口実で、別な狙いがあったと見るほうが無理なく理解できそうだ。