ジジババのたわごと

孫たちさらにその孫たち世代の将来が、明るく希望が持てる時代になってほしい。

恩赦なんて やめようよ

2019年03月10日 | Weblog
皇太子の天皇即位に合わせて、政府が「恩赦」を実施する方針だという。
もう、恩赦なんてやめよう!
こんな前時代的な制度は法治国家が行うべきことでない



裁判で確定した刑罰を、突然政府が罪を許したり軽くしたりする。
司法の決定を訳の分からない理由で覆す。これが恩赦である。

もともとは、全権を握っていた封建君主が、慈悲を示すために恩恵的に発動したものだ。
何のことはない。支配者の人気取りのために行ってきたわけだ
それが現代まで残って、海外においても国家的行事のときに、おめでたの一環として行われてきた。


恩赦については、眼を疑うような意見がある。
同程度の刑罰を科せられたが、その後深く反省したものと反省しなかったものを同等に扱うのでは不合理だから、恩赦によってバランスを保つことに意義がある。
誤判の救済などに有意義だ、という主張さえある。

恩赦のような不定期で特殊ケースだけ減免することは、公平公正を欠いている。近代国家の基本に反する。
現行法で不十分な面があるのなら、きちんと制度化し救済すればよい。
不備な点があるのなら法改正を主張すべきである。



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