ジジババのたわごと

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裏金で招致成功した 何が悪い!

2019年03月20日 | Weblog
日本オリンピック委員会(JOC)の竹田会長が辞任することになった。
オリンピック招致をめぐる贈賄が辞任の理由であることは間違いない。

竹田会長は日本にいるのでフランス捜査当局の取り調べをほとんど受けていないが、もし本格的に調べられたら完全にアウトだろう
招致委員会がシンガポールのコンサル会社の秘密口座に2億2000万円を送金し、IOC委員の票の取りまとめ役であったディアク氏や息子パパマサタ氏に裏金が渡ったことは把握されている。

ロビー活動であり、「正式な業務契約に基づく対価として支払った」という主張は突き崩される。
前回の疑惑が持ち上がった後の記者会見で竹田会長は、質疑を受けずに打ち切って逃げ回ったため厳しい批判を受けた。

ことの発端は予期しない綻びだった。ロシア選手のドーピング問題からディアク氏の裏金が暴きだされ、日本からの送金が見つかってしまったのだ。
そこだけを見れば電通や招致委員会は運が悪かったとも言える。
だが、前々から疑惑が指摘され、リオ五輪招致でも息子パパマサタ氏が絡む同じ構図の疑惑が取りざたされていたのだから弁解は通らない。



「きれいごとでは済まない。どこだってみんな国を挙げて買収作戦をしている。お金による攻勢がなければ、オリンピックなんて呼べない」、「それで招致が成功したのだ。何が悪い!」というのが関係者の本音のようだ。
そこまでしてオリンピックを招致する意義があるのか? を一度問い直してみることが大事だ。

武田会長はフランス当局の取り調べ受けていないが、嫌疑はほぼクロだ。
フランスに近づかないようにして、少なくともオリンピックが終わるまでは取り調べを受けないように逃げ回るか

さて、日産のゴーン会長のほうは、日本の検察に勾留され取り調べを受けた。
保釈されたが証拠隠滅のため日本国内に留め置かれ自由が制限されている。
こちらの嫌疑はグレーか? 

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