ジジババのたわごと

孫たちさらにその孫たち世代の将来が、明るく希望が持てる時代になってほしい。

大さじ、小さじ、小小さじの計量スプーン

2007年04月14日 | Weblog
ババの娘は、食べ盛りの子供たちのためにおやつ作りに挑戦しているようだ。
最近我が家に来た際に本棚をいじっていたが、古いパン作りの本を見つけた。
ババも忘れていたような本で、外側は破れてしまっていた。しかしきれいな写真付きで、作る過程が詳しくのっている。
ババも子供たちが小さいころ、遊びながらよく一緒にパンを作ったものだ。
透明テープであちこち傷んだ表紙を修理してやった。
娘はバターロールを作りたいらしく、その本を持って帰って行った。

普通は時間をかけて一次、二次発酵をするのだが、これは一晩パン生地を冷蔵庫に寝かせて一次発酵を済ませるやり方で、翌日はすぐ形成して二次発酵したらすぐ焼ける。 
そのぶん時間を省けるから楽なのだ。
しかし娘からはなぜか一次発酵で膨らまなかったので、揚げドーナツに変更したとのメールが入った。
膨らまなかったが、いままでの中で一番いい味のドーナツだった、というから笑ってしまった。
再挑戦したらしく、また同じく生地が膨らまないという。
原因は何が考えられるか・・・イースト菌が古いのか? いやいや多少古くても大丈夫なはず。
もしかして計量スプーンの小さじと、小さじの更に半量のスプーンを間違えてるのかも・・・
以前ババが働いてたころ、若い子が菓子作りをしたらしく、小さじはどれのことかと同僚に聞いてたことを思い出したのだ。

計量スプーンの持ち手に大さじには15ml、小さじには5mlと記しているが、大さじ、小さじの表記はしてない。この他に2.5mlのさじがついて3本セットで市販されているのだ。
つまり大さじ、小さじ、小さじの半分のさじがセットになっている。
娘はパッと見だけで大きい順に大さじ、中さじ、小さじと理解したのかも知れない。
だからイースト菌を小さじ1入れるところを、小さじの半分のさじで1入れていたのだと思った。
イースト菌に半分の量で2倍働けといってるようなもの。
これならパンは膨らまないはず。
分量も方法も間違ってないのに・・・とは娘の弁。
まさに「さじ加減」を間違えたというやつか・・・。

きっとこれだと思ってさっそく娘に確認したらやはりそうだった。
勘違いして本来の小さじは、引き出しの奥にしまってたようなのだ。
この調子でおやつなど作ってきたのだろうが、大きな失敗もなくきたのだろうと思うとおかしくなってしまった。イーストだけは騙せなかったということかな。
ところで大さじと小さじのセットで十分だと思うがなぜもう一本余計についてるのか? これが間違いの元なのだ。
再々々挑戦で今度こそおいしいパンができることだろう。


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