ジジババのたわごと

孫たちさらにその孫たち世代の将来が、明るく希望が持てる時代になってほしい。

他人のモタモタゆるせない?

2007年09月21日 | Weblog
どうやら日本人は他人の「モタモタ」に寛容でないという。
「もたつく」のを責める冷ややかさがあるというのだが、ババにも十分に心当たりがある。
ババが他人のモタモタに困惑するときは、ATMで順番がきてからおもむろにバックを開けてゴソゴソ通帳を捜す人。 レジで精算の段階になってから財布を捜し、おまけに待ってる行列に関係なく小銭をジャラジャラ出して数え始める人。
高齢者に多いのだが、内心「やんなっちゃうなぁ、準備しておくといいのに・・・」とか「あんなふうになりたくないなぁ・・・」なんて思ってしまう。
しかし同じ光景でも自分の気持ちに余裕があるときは寛容になれるから、人間って不思議なものだ。

エレベーターの「閉」のボタン押しもそうだ。うっかりしてると必ずどこかから手が伸びてきてボタンを押すのだ。自然に閉まるまで待つという人は今じゃ皆無だと思う。
エスカレーターを走るようにガタガタ歩く人。 足腰の悪いババのヒガミではないが、そんなに早く上りたいなら階段をひとっ走りしたらいかが?と言いたいくらいだ。
まして片側を駆け込みように空けておくなんて決まりを誰が決めたのだろう。

ただしバスなど動くものは止まってからでないと危険なのは当たり前。高齢者が他人に気兼ねしすぎて早めに行動して転んでしまっては元も子もない。
みんなせっかちになって待てなくなっている証拠だろう。
その点、外国はもう少しおおらかだというが・・・。

なんでもどんどんスピード化がまかり通ってしまってる現代、のんびりゆっくりはもう過去のものになってしまったようだ。
年令と共に動作も鈍くなってくるのは自然なこと。みんな間違いなくいずれそうなっていくのだ。明日はわが身・・・。 「モタモタ」を見守ってあげる優しさが必要だろう。


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