親から離れて一人住まいになった時、みんなは親に合鍵を渡すか・・・という問いがあった。
「何かあったとき」のためと理由をつけて、あの手この手で鍵をゲットしたいと思う親。
「何か」というのは緊急時と考えるのだが、そうではないようだ。
親にしたら子供の留守中に合鍵で入り込んで食料を置いてきたり、掃除したり、洗濯したり・・・。
何かと世話をやきたいのが親だ。
特に男の子の場合、留守中に入られたら困ることも多いと思う。
アダルト本が散乱していて、それを見つけた母親がいそいそと掃除して帰ったなんて笑ってしまう。
ガールフレンドもできるだろう。
ババの知り合いの息子さんが大学生になり、一人でアパート生活をすることに。
夫には家で留守番をさせ、合鍵を持った母親が出向いて行って掃除、洗濯。
ついでにご飯も作って一人息子を待つ。
いつまでも手がかかるわ・・・なんて嬉しそう。
息子のほうもまんざら嫌でもないから断らない。
親離れが早かった我が息子には考えられないことだと思った。
そして息子が同じようにアパート生活をするようになった時、ババはわざと「合鍵を預かろうか?」と言って反応をみた。
即決で「いい」と迷惑そうな顔で言われたことを思い出す。
そんな息子もいまでは押しも押されもしない父親だ。
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