竹と遊ぼう。伊藤千章の日記、

小平市と掛川市の山村を往復して暮らし、マラソン、草花の写真、竹細工、クラフトテープのかご、紙塑人形の写真があります

被災地にて、大船渡のみなし仮設その2

2012-06-16 19:21:57 | 被災地ボランティア
6月10日はやはり大船渡のみなし仮設、雇用促進住宅での活動です。
この日も昨日と同じショッピングセンターで昼食を食べ、
時間があったので盛駅の駅舎を見に行きました。
 
ここは大船渡線と南三陸鉄道がそれぞれ始発駅になっています。
JR大船渡線は気仙沼までは開通していますが、そこから陸前高田、大船渡までは津波で線路も駅舎もずたずたになって、開通の見込みが立っていません。

 
駅舎に貼られた写真より

南北の三陸鉄道は回復しつつあり、二年後には盛から釜石までの南三陸鉄道、宮古から久慈までの北三陸鉄道が全通します。でも釜石と宮古を結ぶJR山田線も開通の見込みが立っていません。


三陸鉄道の盛駅ではNPOが観光センターをオープンさせ、地元産品を売ったりして宣伝に努めています。駅構内の貨車には応援ありがとうの文字が見えます。


客車が一台ホームに止まっていて、時々喫茶室やカラオケルームになって地元の人を楽しませています。



 
三陸沿岸では仙台から宮古、さらに八戸へ続く三陸縦貫自動車道の建設が進んでおり、一部開通していて災害復旧にも利用されました。昨年の5月に陸前高田に行ったとき、山中で工事が進められているのを見てびっくりしました。三陸の人々や産業にとってはこちらも重要な交通路になります。
 
今回も雨の中のテント設営になりましたが、人の集まりはよく、アコーディオン伴奏で歌ってからかご編みをやりました。作った人は15人、一人では大変ですが、一緒に行ったスタッフが手伝ってくれて無事終わりました。
 
リーダーは私より年上の男性、11月から遠野にきて大船渡のカフェ隊で活躍しています。前にも会ったことがあり、これから時々一緒に行動することになるでしょう。

 

もう一人静岡県清水市から来た私より3歳年上の男性がいます。この人は60歳で停年になってから地元でさまざまなボランティア活動を続けているそうです。自分の山小屋を持っていて花や小鳥などの自然に精しい人です。今回は車の運転をしてもらっていますが、何事にも積極的で、雨中のテント設営には雨が降りこまないよういろいろ工夫をして、大活躍でした。多くの人のお世話になりながらかご編みを続けています。
 


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