竹と遊ぼう。伊藤千章の日記、

小平市と掛川市の山村を往復して暮らし、マラソン、草花の写真、竹細工、クラフトテープのかご、紙塑人形の写真があります

被災地にて、遠野の帰化植物。

2012-06-18 20:52:12 | 被災地ボランティア
6月12日、早朝ジョギングしてカッパ淵まで行こうとしましたが、小雨が降り出したので少し街のほうに戻って農道を走りました。農家の脇の囲いで親子の馬が草を食んでいました。カメラを構えると少し近づいてきましたが、餌をもらえないと分かったのでしょう、離れていきました。親馬は子馬をかばうように動いています。

 


遠野の野原などに咲いている帰化植物と日本古来の花を写真で紹介します。


 
今日は長部のコミュニティーセンターで朝の10時から昼食をはさんで4時までやる予定です。車を運転して連れて行ってくれたのは昨日の島田さんと同じく陸前高田でコーディネーターをしている吉川さん、もう一人高橋君、かれは釜石中心に活動していた人で、二人とも若く、継続して活動しています。


フクロナデシコ
 
10時に会場に着くとほとんどの人が先に来ていて机を並べていました。午前中はくずかごの縁作り、午後は六つ目編みのかごの底の部分を編みました。来月は六つ目かごの完成と薬玉作りをやる予定。
 
昨日の下の壷仮設で参加者の一人のハサミを私が間違えて持っていってしまったのを、今日島田さんが返しに行くところでしたが、ご本人が長部まで来て、ついでに昨日編んだかごを5セット譲って欲しいと言うことでした。
 
その人は積極的で、下の壷仮設ではかご編みの中心になってくれる人なので、ただで差し上げ、エムズファクトリーから貰っていた本も一冊差し上げました。長部の仮設にも中心になってくれる人がいて、前もってみんなで集まってテープを一緒にカットしています。

これは日本古来の花クリンソウ
 
まごころネットに帰ってから高橋君が自分でかごを編んでみたいyと言うので、夕食前に陰の部屋でかご編みをしました。このかごや薬玉は大槌町のカフェ隊のスタッフ何人かに教えています。いつ何がどんな形で役に立つか分かりませんから、覚えておいて損はないですよね。

これも在来種のオドリコソウ
 
遠野駅を10時に出発するバスに乗ろうといつものスタイル、背中に山用のリュック、片手にキャスター付きのトランクを引いて歩いていました。途中キャスターの具合が悪くなり河岸で調べていたら、車が止まって「駅まで乗っていきませんか」と言ってくれました。知らない青年ですが、車に乗って聞いてみると、まごころネットのスタッフでした。いつも足湯隊の井上さんの下で働いているということでした。
 
井上さんには私も日本財団の頃から教えを受け、現場でかご編みを始めることが出来たのは、足湯隊と一緒のときでした。今回下の壷仮設を紹介してくれたのも井上さんでした。
 
前にも書きましたが井上さんは阪神淡路大震災のときから足湯に参加して活動し、以来災害が起こるたびに足湯をやって、東北でも当初から活動しています。筋金入りのボランティアです。その青年は井上さんのことを尊敬しているといっていました。井上さんは私より若いと思いますが、すごい人です。
 
10月ごろは足湯隊に入ってかご作りをやっていましたが、基本的に目的が違います。そんなことから今は足湯隊とは別になっていますが、井上さんはしっかりした頼りになる人です。これからもお世話になるでしょう。

こんないい人たちとの出会いがあるのも、活動を続けているからです。継続は力なり、そんなことを感じています。


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