竹と遊ぼう。伊藤千章の日記、

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被災地支援 その2、陸前高田と大槌町

2012-09-25 14:43:12 | 被災地ボランティア
遠野の朝 ここに来るのも最後です。

17日18日は陸前高田の下壷仮設と長部でのコミュニティーセンターでのかご編みです。いつものように陸前高田のコーディネーター島田友理子さんに連れて行ってもらいました。
 
遠野早瀬川

下壷仮設では今後自分の足で来なければならないので、今回はくずかごを一日で仕上げるために、朝10時から午後4時までかご編みをすることにしていました。前もって材料は自分達で注文し、自分達で切っておくことになっていました。
 
でも一人の積極的な人がみんなの分を切ってくれていました。
8人分ぐらいですから大変な作業です。
お昼は私たちが自分で用意していましたが、その人も何人分か用意してくれていました。ホタテご飯と夕顔の煮付けです。どちらもとても美味しくて、懐かしい味がしました。4時を少し過ぎましたがなんとかみんな完成しました。

 
18日は午後1時から長部でのかご作りです。
今回は午後からなので9時半から一緒に参加するボランティアの2人に、かごに使うひも編みの講習会を開きました。2人は鹿児島大の女子学生で、東京までは飛行機で、上野からは夜行バスで来ていました。この時期夏休みなので学生が大勢来ています。被災地に行ってボランティアをするのは良い社会勉強になると思います。
 
講習したのは花の四つ編みと4本のマル編みです。
前回はこれが最後かと思って、急いで2本のひも編みをやりましたが、時間切れで十分やれませんでした。
 
今回行ってみると皆さん本体の網代編みの部分はしっかり完成し、一部の人はひも編みもほとんど完成していました。これならその内自立も可能でしょう。

 
島田友理子さん、毎回陸前高田まで送迎していただいてありがとうございました。随分無理なお願いをしたことがありましたが、かなえて下さったおかげで今後も活動を続けられます。10月からは遠野まごころネットを離れて、陸前高田で子供支援の活動をなさるとのこと、今後もどうぞお体に気をつけて持ち前の優しさでご活躍ください。
 
20日は最後の大槌町での活動です。こちらはいつも大槌町で活動してきたスタッフでしばらく離れていた人たちも参加し、小さな仮設にテントを張って午前中にかご作りをしました。10人ほどの人が集まってかご編みをしました。
 
午後はのんびり大槌町の海鮮レストランで昼食、私は店の名物イカ飯を食べました。海をすぐ下に見下ろす高台にあって、素晴らしい景色です。津波があったことを忘れてしまいます。
 
大槌町のカフェ隊には昨年10月被災地でのかご編みを始めてから、ずっとお世話になりっぱなしでした。活動の規模は小さくなりつつありますが、これからも続けていくようです。大槌町の人々にとってはありがたい存在でしょう。
 
来月からは遠野まごころネットの活動から離れて、自分で陸前高田に来ることになります。
 
来月は10月14日の午前9時から下壷仮設で、午後は1時から4時まで長部でかご作りをやります。下壷から長部までは、長部でもかご作りをやりたいと言う下壷仮設の人に、車で送っていってもらうことになりました。
 
13日の夜11時池袋発、陸前高田6時40分着
14日夜9時40分陸前高田発、15日朝5時40分池袋着
 
ちょっときついスケジュールですが、夜行バスには慣れているのでなんとかこなせるでしょう。
 
 
 
 


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