久しぶりに、バイク本体の機材ネタです。しかも新品!
Universal Standard for Tubeless。チューブレスタイヤ。つまり、チューブを使わないタイヤです。
大雑把に、自動車のチューブレスタイヤと同じ構造です。
今回はタイヤ・ネタということで、リサ・ステッグマイヤーさんのブログ「Risa’s Journal」の記事「Maystorm Riders ハプニング~」にTBさせて頂きます。
外でのチューブ交換は嫌ですよね。
私も、あせってチューブを噛んだり、レバーで穴開けたり、なンて事はよくやります。私は手が小さいのでタイヤ交換は苦手なンです。
それに空気を入れるのも大変です。200KPaソコソコのMTBでも嫌になるのに、カンカンに空気圧を上げるロードでは、「ドコで妥協しようか」と考えちゃいます。
でもUSTならパンク知らず!ってなことはありませんが、パンクした時はリムもオシャカになった時です。
フレンチバルブを使っているMTBerなら、タイヤとリムがずれてチューブのバルブ根元がもげるってパンクもしているかと思います。私のパンクの半分はコレ。
パンク修理が効かないので、ソコソコの値段のチューブをやっちゃうと泣けてきます。
チューブレスなら、このパンクは解消。
しかし、チューブレスの最大のメリットは軽量化!
コレはタイヤとチューブが重いDHでの話し。XCでは逆に重くなっちゃうと思います。(XCでは他のメリットがあります。)
DHチューブの重さは約500g。チューブレス化で多少タイヤが重くなったとしても、1本当たり300~400g軽くなる計算です。
300gなんて、重いDHバイクではゴミみたいなモン。とまでは言いませんが大した重さではありませんよね。
でも、これがタイヤの軽量化となると大したコトになります。
350mlのペットボトルを、前後のタイヤにくくり付けてブンブン回していると想像してみて下さい。ナンか重そうでしょ?加減速が・・・。
で、この350mlのペットボトルがタイヤから無くなれば・・・ネ、凄いでしょ。
これが実現できれば、漕ぎ出しがモーレツに軽くなりそうです。
同じ理屈で、ブレーキの効きもフィーリングも良くなる筈。
更に、バネ下が軽くなるのでサスペンションの動きも良くなります。
当然ながらバイク自体も軽くなる。
おおぉ~!テンションが上がってきました。期待大です!
加減速が激しく巡航なんて概念は無いに等しいDHでは、良いこと尽くめです。
と言う訳で、ド~ン!と、
マキシスのミニオンDHフロントUSTを前後に投入。ちびていない新品のブロックが眩しい!
この選択は、SJさんの見立てを、まんま真似っこ。
レーシングタイヤなのに、ハイローラーやモブスター(USTはないけど)より、物持ちが良さそうなブロックパターンって、貧乏くさい選択理由もあります。
でもタイヤ自体の値段は、チューブドタイヤとそう変わりません。
高いのはリム。チューブレス化に二の足を踏むのはココですね。私も大分長い間、躊躇していました。
で、投入したのが、
マビックのEX823。USTですからね。
アレックスという選択肢が出来てから手を出していなかったマビック。やはり高い!でも良い!
ところで、現行モデルのロゴ。カッコ悪いンですけど。
ハブは何を血迷ったか、
ハドレー!
Hadley Racing Productsです。中古ですけど。
完全にオーバースペック。キチンとメンテナンスすれば一生モン。思ったより軽いンですね。
それでは、どれだけ軽量化が果たせたでしょうか?!
じゃじゃぁ~ん!
(5kgスケールばね秤実測値)
あれ・・・重くなってなくネ?
エエ~ッ!そんなぁ~!(涙)
次号へ続く!
しかもホワイトのブロックが減った分更に軽くなってたんじゃないですか??(笑)
まぁ正直おいらはOEMタイオガは怖くて使えないっす。特に富士見とかでは・・・
重量だけ見ればトントンでも、性能的(対パンク性、グリップ、ショック吸収性)なメリットを考えれば、やっぱりメリット多いと思いますよ。
OEMホワイトタイガーには、ローカルはともかく富士パノでは荷が重過ぎますよね。
タイヤのポテンシャルは、かなり上がっていると思います。
とりあえず220Kpaで乗ってみましたが、ポコポコ感が強かったので、もう少し落としてみます。
ところで、日本ではラインナップがない1ply、ワイヤービードのDHタイヤ。以前、リジット用に探していたのですが、このOEMホワイトはそのキャラクターにピッタリです。