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チューブラータイヤの交換方法

2015年09月29日 | RoadBike[ORBEA オルカ]

 先日交換したVittoria Corsa SCの交換手順について書いてみたいと思います。

 タイヤの接着には、手軽なミヤタのチューブラーテープを使います。

 先ずは古いタイヤを剥がします。2年半も貼り付けっ放しでしたが、さすがに手でこじっただけではは剥がれません。タイヤレバーを接着されていないバルブ部に突っ込み、ココを手がかりに剥がしていきます。

 リム側に古いテープが残ってるので、これをキレイに剥がします。

 素手でも剥がせますが、1本剥がす頃にが指の皮がズルムケになるので、革手を使います。ドンキで数百円で売ってた革手です。

 このように親指でグリグリ擦ると簡単に剥がせます。

 一通り剥がしたらパーツクリーナーで脱脂します。

 折角なので、脱脂する前に振れ取りをしておきました。

 このようにバルブ穴部分を避けて、チューブラーテープを貼り付けます。ハンドルバーのバーテープのようにギュウギュウに引っ張りながら貼り付けるのではなく、弛みがでない程度にかるく引っ張りながらリムの上に置いていくようにすると、上手く貼れると思います。

 透明な離型紙をこのように折り返し、マスキングテープ等でリム側面に貼り付けておきます。

 肝心のタイヤを嵌め込み作業ですが、一人で作業してているので画像がありません。文章で伝わるかどうか・・・

・2気圧程度タイヤに空気を入れます。
・タイヤ回転方向を合わせてからのタイヤのバルブを、ホイールのバルブ穴に嵌めます。回転方向の指定がない場合は、タイヤのロゴがある面をドライブ側(右側)にすると、見た目に一貫性が出ます。このような向きです。

・バルブ部両側から左右均等にタイヤを引っ張りつつホイールに嵌め込みます。
・タイヤの引っ張り具合が均一になるようにタイヤを嵌め込みますが、均一になってないようならタイヤを浮かしたり回転方向ズラしたりして均一にします。
・バルブがリムに対して垂直に立っているかも確認しながら、タイヤの張り具合を調整します。

・次にタイヤのセンター出しをします。タイヤのサイド見え方が、左右、全周一定になるようにタイヤ左右に手でこじって調整します。
・アクスル部を両手で持って、ホイールを回転させてセンターが出てるか確認します。振れ取り台があれば、それに載せた方が確認しやすいです。振れてる部分を見つけたら手でこじって直していきます。

 ちなみにリム同様に、良いタイヤ程センターが出しやすいようです。このCorsaは嵌めただけで殆んどセンターが出てしまいました。

 センターが出たら離型紙を剥がします。リム側面に貼り付けておいた離型紙端部を写真のように横に引っ張って引き抜いていきます。勢い良く引っ張ると切れてしまうので、慎重に丁寧に引っ張ります。引き抜けないようなら少しタイヤの空気を抜きます。

 万が一切れてしまったら、反対側の離型紙端部を引っ張ります。その為に引っ張るきっかけ部を2箇所作ってあります。

 離型紙を抜いたら規定圧まで空気を入れて一晩置けばバッチリ固定されている筈です。

 スキンサイドになって、ますますクラシカルな外観になりました。


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