小太りMTB

ちっともMTBに乗ってないMTBerのブログ

久々の高速トレイル

2005年04月19日 | MTB[GIANT レイン2]
Sakura1-s
Sakura2-s一昨日は、ちょっと遠出して久々の高速トレイルです。イメージとしてはジープロードと呼ぶには語弊のありそうな荒れた林道。小さめのクロカン四駆じゃないと通れそうもない道です。しかし良い天気です。暑くも無く寒くも無く桜も満開で、40分の押し上げなどせずにユル~リしていたい気分です。
去年は重いクワハラ ダイバーで来ましたが、今回はレイン2です。早速クルクル漕いで登ります。レインの本領発揮!楽チンです。しかし勾配がキツクなってくると流石のレインもライダーのテクと体力が無いと登ってくれません。まあ押した方が楽です。無理せず押しましょう。
漕ぎで無理したのか、やたらと息が切れます。と言うより日ごろの不摂生がたたっているのでしょう。いつのまにか女性陣にもおいて行かれてしまいました。ん?なんかオカシイ・・・。去年のダイバーよりやたらと苦しい。ゲロ吐きそう・・・。スタート地点に着いたら死にそうな顔をしているのは私だけ。やはり運動不足です。体力が2次曲線を描きながら落ちていくのが容易に目に浮かびます。
気を取り直して楽しい下りです。高速コースは特に自信がないので、一番後ろを走ります。上手い人達は鬼漕ぎで下って行きますが、私は漕がないでもかなり怖い。コーナではドアンダーです。何故?ナゼよ?サスペンションは全然問題無い。剛性も不安感無し。そうだ!タイヤだタイヤ!柔いフリーライドタイヤだから、コーナーで横に弾かれるんだ!・・・と誤魔化してはいけません。機材のせいにすると恥をかくのは自分、と言うのは周知の事実。恐怖心で体はガチガチ、ブレーキは握りッパでは曲がる訳は御座いません。全然タイヤに荷重をかけてやれてません。ダイバーで下った時はスゴク気持ち良かったのに・・・なんか全然楽しくないぞぉ。
お昼を食べて二本目。スピードに慣れたせいか体が柔かくなりました。リア荷重でコーナーに進入し、Fブレーキをリリース(Rブレーキは怖くてまだ放せません。軽く引きずりながら進入してます。)と同時にスパッとバイクを倒しこんでタイヤのエッジに荷重してやると、「ギュイィ~ン」。なんだ曲がるじゃん。斜めの水切りがある直線部も、体を柔かくしてバイクを自由にしてやれば、なんなくクリヤーしてくれます。楽しくなってきました。
良く考えればダイバーのストローク160mmに対し、レインは140mm。Fサスはパイクなので全然問題無し。Rユニットはエアサスですが私のスピード域ではコイルかと思えるくらいの踏ん張り具合。レイン2全然問題無しです。
ダイバーのリアユニットのゼストは、リバウンドダンピングを最遅にしても、かなり速めなので、スピードが上がってくるとビヨ~ンと跳んでしまいます。(まあコレが気持ちイイんですけど) これに対し、レインのリアはシュコンシュコンと全てのギャップを吸収してしまいます。跳ぼうとアクションしない限りジャンプしません。エアサスなのに凄いッスねェ~。カルチャーショックです。ダイバーくんの立場は?私の持ってるバイクの中で一番高いバイクなのに・・・。
漕ぎはしないけど調子出てきました。(ローカルトレールで無理は禁物。怪我をしたらシャレになりません。そー言えばダイバーは漕げたナ。ダイバーくん、DHバイクとしての地位は死守したようです。) よ~し。バームの上の方を使ってやる。ズモモモモモ、ボコッ!急に曲がらなくなったと思ったらバームに真っ直ぐ突っ込んでしまいました。あららら。先週に引き続きまたもやパンクです。今度はFタイヤ。フォールディングビードのフリーライドタイヤでバイク任せで走るのは無理があるのかな?タイヤの中に土が入っていました。(「ズモモモモモ」の時に入ったのかもしれないけど)
BlowOutP皆が心配するといけないので、チャッチャとチューブを交換しちゃいます。こういう時フォールディングビードは楽チンです。チャッチャとパンク修理完了!皆が心配して登ってこないうちに下りましょう。Fホイールの取り付けと回転を確認して、バックパックを背負って、グラブをはめて、ヘルメットを被ってエエ~ッ!!?
BlowOutM-s
ハア・・・ヘエ・・・。ヘルメットは100m程下で止まってくれたけど、取ってくるのにパンク修理と同じくらい時間が掛かってしまいました。案の定、みんな途中まで登って来てくれてました。皆さん、ご心配かけて申し訳ない。
そのままもう一回登って、下ってその日はおしまい。とりあえずレイン2は凄いバイクという事が分かりました。(あの価格でだもんなぁ。スゲェ。)

こんな4コマ漫画描いてたので、2日も更新が空いてしまった。