NATURAL SOUND

音楽の話を中心に、日々のできごと‥

QUIET FIRE

2009年06月18日 12時27分05秒 | ブログ
Quietfire「FIRST TAKE」を聴いて気に入り、購入したのがこの「QUIET FIRE」。1972年のことです。彼女の最大の魅力はしっとりとした歌声。このアルバムではC・キングでヒットした「Will You Still Love~」などお馴染みの曲が収録されています。白眉はS&Gの「明日に架ける橋」。感動的です。この頃のR・フラックにはもう一枚「Chapter 2」という素晴らしいアルバムがありました。D・ハサウェイやP・ブライソンなどとの共演でブレイクするのはもう少し後のこと。




SWEET & LOW DOWN

2009年06月17日 12時56分30秒 | ブログ
Jrジャッキー&ロイはC・ヴェンチュラの「BOP FOR THE PEOPLE」で活躍していただけあって、粋でジャズ・フィーリング溢れるコーラスで楽しませてくれます。このアルバムはL・バンカーやB・ケッセルといったメンバーのサポートもあり、なかなかの傑作に仕上がっていて、私は有名なストリーヴィル盤よりも気に入っています。




THE WAY I REALLY PLAY

2009年06月16日 20時10分55秒 | ブログ
PetersonピーターソンはヴァーヴやパブロのほかMPSレーベルで豊富な録音を残していますね。その作品群の中ではH・エリスの参加した「Hello Herbie」とこのアルバムがマイ・フェヴァリットです。この頃のピーターソンはまだまだ若く、トリオの完成度という点ではヴァーヴ時代(R・ブラウン時代)には及びませんが、ダイナミックかつ繊細なプレイが素晴らしい音質でレコーディングされました。




BOSS TENOR

2009年06月15日 20時38分23秒 | ブログ
Ammons「コンガ」という楽器に対する感覚がアメリカ人と日本人では違うのではないか、と思っているのですがどうでしょう。コンガの音は踊りたくなる音ですよね。ジャズはもともとダンスミュージック。でも私はフォービートのジャズを聴いていてコンガの音に出くわすとどうも違和感を感じます。このアルバムもコンガ以外はオッケーですが‥。私だけの感覚なのでしょうかね?




HI-FI ELLINGTON UPTOWN

2009年06月14日 21時54分18秒 | ブログ
Photo随分前に「美空ひばりジャズを歌う」(なんとなくこんなタイトルだったような‥)というCDを聴いたとき、「TAKE THE A TRAIN」が丸ごとこのレコードのコピーだったのでびっくりしたことを覚えています。エリントン楽団は40年代が黄金期ですが、このアルバムは50年代に録音されたハイファイ時代のエリントンのアルバムでは屈指の傑作。A面2曲目の「ザ・ムーチ」は凄いです。全体に溢れるドライヴ感はL・ベルソンのドラムス。




WALKIN'

2009年06月13日 12時33分24秒 | ブログ
WalkinAB面で録音日が違います。メンバーはサックス以外は同じ。A面では一曲目が有名ですが、二曲目のH・シルヴァーとL・トムソンのソロが素晴らしい。シルヴァーの参加はこのアルバムの大きな魅力ですね。B面では打って変わってマイルスのミュートソロが際立っています。B面に参加しているアルトのD・シルクラウトという人は、他では聴いたことがありませんが、上手いです。




BRIAN JONES

2009年06月11日 13時00分35秒 | ブログ
PhotoB・ジョーンズへの愛情あふれる一冊(ややブライアンよりの印象はありますが‥)。この機会に彼のからんだ曲だけを一枚のコンピにして聴いてみましたが、改めてその多彩なサウンドに驚き、マルチプレーヤーとしてのB・ジョーンズの才能を感じました。この本ではブライアン他殺説をとっていて、犯人まで特定していますが、そのあたりはどうかな。クラプトンやビートルズなどとの友情や当時のミュージックシーンも懐かしい。あの頃ミュージックライフを愛読していたオジサンたちにはおススメです。




JAZZ AT MASSEY HALL

2009年06月10日 14時00分38秒 | ブログ
Photo今は採用されていないジャケットですが、旧ジャケットでは、パーカーが白いプラスチックのアルトを吹いていたことが写真でわかります(クリックすると大きくなります)。このジャケットの写真はなかなか貴重です。なんといってもこの五人が一枚に写っているのですから‥。数年前に友人の娘さんがトロント大学に留学していたので「マッセイホールを知っているか?」と尋ねたのですが、知らないようでした。もうないのかな?




古印最中

2009年06月09日 12時35分01秒 | ブログ
4北関東の古都足利に有名なワイナリーがあって、そこに行った人からお土産にいただきました。その人は単に私が甘党だというだけで買ったらしいのですが、この包みを見てすぐ「うわっ」と声を出してしまいました。「足利に古印最中あり」。実に美味しいです。




LEE KONITZ WITH WARNE MARSH

2009年06月08日 22時33分30秒 | ブログ
Konitzジャケットに写っている二人、実に楽しそうですね。これは1955年にアトランティックに吹き込まれたコニッツの傑作。マーシュも素晴らしい。A面はスタンダードが四曲、B面はトリスターノやR・ボールなどのオリジナル曲。A面をかけてしまうことが多いのですが、単に親しみやすいという理由だけで両面とも優れた演奏。ベースのO・ぺティフォードの存在は大きいです。