呑んベエSTING

ロック、やきとん、丼、ERをこよなく愛するオヤジのたわ言

やっぱり

2009-08-30 22:23:23 | 丼・カレー・ラーメン・パスタ・そば


プラスチック樹脂のリターナブル箸を置かれるようになって、
足が遠のいた「吉野家」

どーしてもあの箸でカチャカチャ言わせて喰うのがイヤだ。

ある日、箸箱を見ると、
「割り箸がご希望の方はお申し付け下さい」と書いてある。

そうか!頼めばいいんだ。
多少、面倒臭いけど。。。

やっぱり割り箸が(・∀・)イイ!!
牛丼が旨い!

申し訳ないけど、今後も割り箸を頼みますよ。

茹で豚バラ肉をカレーソースにつけて大盛り飯を喰らう

2009-08-27 22:04:05 | ランチ


先日、外苑の帰りに
青山一丁目のカレー麺(ラーメン)の「実之和」へ。

しかし、オレってよくカレー喰ってるなぁ。
好きなんだろうね。

今日も立ち喰いそば屋でカレーライスを喰った。
立ち喰いそば屋のチープなカレーも好きなんだなぁ。

さて「実之和」
カレーラーメンの専門店(カレー麺と言ってます)。

しかし、看板メニューのカレーラーメンの評判は良くない。
店員さんの接客もいまひとつ。

ラードがたっぷり入ったカレースープはいつまでも熱々で
和風の味わいでやや粉っぽくてくどいお味。
ここのゴワゴワした茹で加減の麺とまったく絡まりあわない。

そこでわたしがいつも喰うのは、
豚シャブカレースープ定食。

カレー麺の具材にも使われている茹でた豚バラ肉が
カレースープにタップリ入っていて
それをオカズにお店自慢の「もちもちご飯」でいただく定食。

「もちもちご飯」は食べ放題。
面倒だから(自分も店員も)最初から大盛りてんこ盛り。

茹でた豚バラ肉は普通に旨い。

カレースープをタップリ絡めて、オン・ザ・ライス!

カレーが絡んだ肉とご飯をまとめて口の中に押し込む。

旨い!!

ラードドロドロ、しつこいお味が実に幸いする組合せの定食だ。

みんな麺を喰い終わった後のカレースープにご飯を入れたがるが、
わたしはあくまでも白いご飯で喰いたい。
雑炊はイヤだ。

白いご飯を口に含んでカレースープを啜る。

おんなじじゃないか、なんて無粋なことを言ってはいけない。

汗をタップリかいて、真剣に腹一杯になります。

みなさんボロクソに言いますが、わたしは嫌いじゃないですよ。

六本木店も行ってみたいな。

カレーは黄色が(・∀・)イイ!!

2009-08-25 23:53:59 | ランチ
   京橋・明治屋地下のビヤホール「モルチェ」のチキンカレー


遅いお昼ご飯はやっている店も限られますが、
人の少ない店内でノンビリと喰えるのが醍醐味。

広いお店だと解放感も手伝ってなお良し。

と言うわけで、
京橋・明治屋地下のビヤホール「モルチェ」に。

こちらはビヤホール的な使われ方をされているグリル・レストランだが、
実は明治初期創業の「中央亭」という由緒正しい本格的西洋料理店の
DNAを引き継ぐレストランなのだ。

名物のハンバーグはタップリのデミグラスソースがかかっていて旨い。
このデミグラスソースは創業時からのレシピのままに
今でも自家製を守っているというから凄いことだ。

もちろん、このハンバーグもタマに無性に喰いたくなる逸品なのだが、
それに負けないぐらいクセになるのが「チキンカレー」なのだ。

昔ながらの銀食器にタップリ入ったカレールー。

香草、スパイスやトマトなどがタップリ見えるルーは、
懐かしさを感じさせられる黄色いもの。

中央に鎮座されている骨付きチキンは、
ブイヨンで十分に煮込まれたもので
柔らかくてミルクのような味がする。

こいつをナイフとフォークで切り分けながら喰うのだが、
ライスにルーと一緒にかけても旨いし、
オカズとして白いライスでいただくのも悪くない。

もちろん、ビールのアテにも最高だ!

やっぱりチキンカレーは黄色いのがいいなぁ。

久々、満足度80%以上のランチでした。

ネブラスカにようこそ

2009-08-23 15:19:38 | ロック
親獅バンドメンバーが入り浸っている高円寺の裏路地にあるバー
『ネブラスカ』のマスター「しんさん」

もう、高円寺の外れにある谷中商店街で何年店をやっているのだろう。

13~14年前に我々家族が高円寺にやって来た時にはもうあった。

「しんさん」は昔は酒を浴びるほど呑んで、
荒れまくったり、身体を悪くしたり、なんてこともあったようだが、
今は穏やかな街のバーのマスターだ。

地元の常連たちが毎日のようにやって来る。

親獅バンドも9月のお祭り2時間ライヴに向けての練習後、
1軒目のやはり行きつけの中華屋で散々大暴れしてから
2軒目だ!と行きました。

店の中にかかっているアコスティックギターをメンバーが持ちだして
曲のキーの確認作業がはじまる。

アメリカのネブラスカに行ったことがあるんだろうか?
それに関しては謎のマスターとの会話の和むし、
たまたま来ていた知らないお客さんたちとの会話も楽しい。

なんとなく、帰宅前のひととき、マッタリとくつろげる店なのです。

ロック・ギタリスト MY BEST 5

2009-08-14 17:41:16 | ロック
さて、ギタリストです。

音楽を演っている人、聴いている人が
一番こだわる楽器がギターではないでしょうか。

まあ、名ギタリストはたくさんいますよ。
あえて5人に絞るのも大変ですよ。

そして何度も言いますが、
これはわたしの独断と偏見で選んだ「MY BEST」ですからして、
世間の評価や優劣にはまったく関係がございませんのであしからず。

「あれ、なんで入ってないんだ~」とか
「ギターってもんを知らんやつだ」とか
無粋な意見は無しにしていただきたい。


では、前振りはここまでにして

第5位
ニール・ヤング


このひとのストレートでガンガン弾きまくるソリッドなギターが好きでねぇ。
恐らく、エフェクターとか使って音色を作るなんざ
少なくともライヴ演奏に関しては無縁なんではないかいな。
「サザン・マン」生で聴いてみたいなぁ。
「CSN&Y」も良いけど、
「バッフアロー・スプリングフィールド」時代のニールが好きだ。


第4位
トミー・ボーリン


「ディープ・パープル」のリッチー・ブラックモアの後任ギタリスト賛否両論。
アメリカ人だしプレイスタイルもまったく違うし。
ジョン・ロードとイアン・ペイスが気に入ってオファーしたらしいけど、
どんな意図があったのかしらねぇ。
しかし、わたくしはトミー・ボーリンが入ってグレン・ヒューズと
ガンガン演っていた頃のパープルが好きで、
もともとシャウト型と言うよりもブルージーなヴォーカルスタイルの
デビッド・カバーディールとジョン・ロードのジャジーなキーボードで
パープルがブラック・ミュージックのハードロックを演ってくれんかな
と思ったもんです。
彼のギターは素晴らしいプレイでヴォーカルはともかく音楽センスは抜群にイイ。
ソロアルバムの「プライベート・アイズ」は好きなアルバムです。
まあ、ご存知の通りそのアルバムのジャケットで
自分の名前を漢字で「富墓林」と書いた後まもなく、
オーバードラックでお亡くなりになられました。
生きていれば80年代も活躍していたギタリストだったと信じていますが、
パープルの頃からヤク中は酷かったとのこと。
ノリピーも気をつけないと。


第3位
ロバート・フリップ


「キング・クリムゾン」唯一無比のオリジナルメンバー。
「キンクリ」と言えば「ロバート教授」でしょう。
「音楽はDiscipline(鍛練)だ!」とばかりに
とにかくストイックに音と演奏にすべてを注ぎ込む「求道ギタリスト」
レスポールから繰り出すファズとイコライザーを駆使した、
クラリネットの音色に似たギター音はクリムゾンの「葵のご紋」
あんまり「フリッパートロニクス」は好きにはなれませんでしたが。
すぐにメンバーとケンカするらしいけど、
クリムゾン時代に多才なミュージシャンを発掘してきては
バンドの音楽を進化させてきたのは凄いことだ。
しかし、ギターソロも含めて座ったままギター弾くのは
この人とドゥービーのジェフ・バクスターぐらいでねーの。
後期クリムゾンの「太陽と戦慄パート2」と「レッド」のギターは圧巻。


第2位
ジミ・ヘンドリックス


もう、何をや言わんか。
こんなに多くのミュージシャンからリスぺクトされて、
影響を与えまくった人はいないのではないか。
でも、彼がロック界で活躍した期間はたったの4年間。
4年しかいなかったんでっせ、信じられますかいな。
でも孤独な人だったようで、
そのためかいろんなミュージシャンには優しかったらしいね。
やはり若くして死んだブライアン・ジョーンズとも仲が良かった。
ジミヘンのようにプレイしたい人はたくさんいるんだろうね。
でも、左利きじゃないといけないし、早死にしますよ。
彼の生き様はブラックマジックの世界ですから。


さて、
第1位はもちろん
ジェフ・ベック


正直、ジミヘンと迷ったんだけど、
現役ギタープレイヤーで最近のライヴも最高に良かったので1位に。
ジミヘンもそうだけどジェフ・ベックは
常にギターという楽器の限界を追い求めてステージに立っている。
そこには散々リハを重ねて「よし、こんな感じ」というプレイではなく、
今日、今、ここで、こんな音を出しているぞ!という臨場感が常に感じられる。
だから彼のライヴはドキドキして刺激的なんだろうな。
それを60歳になろうかという歳で、やり続けているってことが驚きだ。
昔のアルバムよりも新作アルバムが一番イイだなんて、ありえないでしょ。
本当に尊敬するギタリストです。


さて、今回はギタリストだったので
みなさんギターを持った写真を必死になって探しました。
それもまた楽しいやね。

次回はいよいよ最終回。
ヴォーカリスト編ですよ。
5人に絞れっかよぉ!ヽ(`Д´)ノ

友との再会

2009-08-14 13:13:00 | 呑んだり喰ったり語ったり
お盆休み。ひとり。

なかなか日頃できないことをやろう。

そうだ!友人に久しぶりに会いに行こう。
なかなか行かないところにいるから、こんなときぐらいしか会えない。

さいたま高速鉄道線の「新井宿」という駅。
鳩ケ谷の先で川口ジャンクションの近く。

友は高校時代の先輩で、
知り合ってからは年齢差関係なく親友になった。

高校時代からリーダー的な存在で、
でも威張ったり主張したりしない性格だったので、
人望もあったが目立つわけではなかった。

高校時代から呑み屋に行くことを教えてくれたり、
音楽の楽しさやその仲間や先輩を教えてくれたり、
麻雀をやったりファミレスで夜明かししたり。

社会人になってからも、
彼がやっていた西川口の居酒屋に行って呑んだり、
彼の仕事が終わってから呑みに行ったり、麻雀したり。

楽しかったなあ。

でも、彼は今でもいつまでも37歳のまま。
今はいっしょに呑んだりは出来なくなった。
10年前からそのまんまです。

去年もお盆の時期に思い立って訪ねていきましたが、
今年も去年同様暑い日でした。

奴の好きなバーボン買って、花買って
タップリ墓石に水かけて、洗ってあげて。
そしてふたりで乾杯。

語る話しもそんなに無いんだけど、
いざというときにはいつも頼りにさせてもらった奴です。
きっと見守ってくれていることでしょう。

忘れないことしか出来ないオレ。

あんたの大好きだった清志郎は今年そっちに行ったよ。
会えましたか?

あんたの大好きだった浦和レッズはその後Jリーグを代表する強豪チームになりましたよ。
あんたが応援してたころは弱いチームでぼやいてばかりいたよなぁ。

もう、Tシャツがビッショリになったので再会を約して帰ってきました。


ヘトヘトになりながら、西武新宿線野方駅にたどり着き、
ヤキトン屋の「秋元屋」へ。


この時期やっているのか判らないで行ってみたが開いててよかった。

金曜日まで営業だそうで。

結構な人が開店時間の5時にすでに店の中に。

乾ききった身体に「シャリキンホッピー」が染みていく。

「シャリキンホッピー」は焼酎を入れたジョッキを凍らせてあって、
そこに冷えたホッピーを注ぎ込むという頭の後ろが縮こまる冷たさの飲み物。

効きます!

「レバ塩 レア焼き」「チレ味噌焼き」「テッポウ味噌焼き」
「アブラタレ焼き」「ポテトサラダ」「煮込み脂の多いところ」
「ホッピー中おかわり」
以上、1,750円也。

さて、これで終わるわけが無い。

高円寺中通りのヤキトリの人気店「DIZZ」のランチメニューの名物
「鶏皮味噌煮込みつけ麺」の専門店が野方にできたと聞いたので行ってみた。

「常吉」

野方の商店街、路面店でエアコンがまったく効かない。

生ビールを呑みながら「大盛り300gまで無料です」と言われたが
無理だと思ったので中盛り250gで注文。


いやぁ、、、
これ旨いわ。

鶏の味噌煮込み風のつけ汁は、ニンジンやコンニャクなどの野菜と
トロトロに煮込まれた鶏皮が入っていて、
鶏ダシの深い味のスープ。
上には魚粉もタップリかかっていた。

麺は極太で茹で時間に8分必要だとのこと。
(その間、暑いのでつい生ビールを呑んでしまう・・・)
硬くてゴワゴワしてるけど小麦粉の風味がイイ感じ。

無料です、という刻みニンニクを加えるとスープにさらにコクが出て
飽きずに最後までいただけました。

割りスープが魚介のスープで鶏スープとダブルになって、また旨い。

汗だく、腹一杯。

ドロドロになりながら帰宅。

もう何もできなかった。

天下一品

2009-08-14 11:47:06 | 呑んだり喰ったり語ったり
      ドロッドロのスープは野菜を煮込んだもの
      意外と胃に優しい??


呑んだ後のラーメン。
やめられません。

メタボの最たるものですが・・・

特に「天下一品」の通称「ゲロラーメン」
ドロッドロのスープが見た目&匂いが「ゲロ」

しか~し!
これが麻薬的な味で、しばらくやってないと喰いたくて禁断症状がおきる。

高円寺の南口にある店は京都の本店直営の店で、
京都本店の味を忠実に再現していると聞く。

たまに別の「天一」に行くと、
?????というくらい味がブレている時がある。

京都本店で喰ってみるのも夢だなぁ。

しかし京都って土地は「古都」なわけだが、
ラーメンも独特のものを出す店が多いし、
「ノーパン喫茶」など新しい風俗の発祥の地でもある。

金閣寺の近くにあった「ノーパン喫茶」第1号店は、
学生のころバックパッカーやっていたときに行ったな。
異様な雰囲気に押されながらも、なんとなく頭を下げて覗こうとしていたオレ。

京都は結構行きました。
「インカ料理店」や「白みそ汁専門店」など、
逝かれた店がいっぱいあります。

そのうちご紹介いたしますね。

お盆休み

2009-08-12 15:43:15 | 呑んだり喰ったり語ったり
        岩手は連日良い天気なんだってさ

お盆休みに今日から突入。

お盆に休みを取れるなんて何年ぶりなんでしょうか。

ここ3年ぐらい夏のこの時期は
羽交い締めにあうような仕事に忙殺されてましたからね。

その仕事が今年から無くなってしまったってのにも問題はありますが・・・
まあ、所詮リーマンですから気持ちを入れ替えてノンビリさせていただきましょう。
妻と娘も今週あたまから岩手に帰省して自分ひとり。
さらにノンビリとブログの更新・・・ってかぁ。

そんなこんなですが、台風だ地震だと騒がしいお盆前でしたが、
前日もしたたか呑んで、遅く起きてTVをつけると高校野球。

甲子園をTVで観ながら
昼ビールに絶品の味の素洋食亭フレックの冷凍ハンバーグ・デミソース味。


この冷凍ハンバーグ、冷食の常識を覆す旨さ高水準。
業務用レベルの旨さ。
ハンバーグパテからは肉汁がジュワ~と出るし、
デミグラスソースに至ってはかなりのものです。

近所のスーパーでお盆の時期だからでしょうか?
冷凍食品なんでも4割引!!!
通常298円(それでも安い)が178円!!!( ゜д゜)
他のソース味のハンバーグも含めて買い占めました。

で、ビールから焼酎ロック(ロックアイスも買ったよ)に切り替え、
ジェフベックのライブ盤を聴きながらディープな昼酔い状況に向かいそう。



そんで、
酔ったついでに言いますがね・・・

この「呑んベエSTING」ですがお陰さまでと言いますか
嬉しいことに最近では毎日100人を超える方に見に来ていただけております。
有難い話しでございます。

週末なんかは200人を越える方に見に来ていたけて、
多い日は(事情もあったのでしょうが)300人を超えたこともありました。

産休!

しかぁ~し ヽ(`Д´)ノ
せっかく来ていただいてるんだから、
少しぐらいはコメント残してくれてもイイじゃないですか!

基本的にコメントをいただくことにこだわって始めたブログではないのですが、
やっぱり少しは欲しくなっちゃったりしますねぇ。

「こら、呑みすぎだぞ!」とか
「仕事しろ!」とか
「メタボで死ぬぞ!」とか
「ライヴの時は譜面台無しで歌ってみろ!」とか
「イイ男過ぎるぞ!」とか
「アホだ」とか
「惚れた」とか
「清き一票を」とか・・・・

ホラ、あなたも、そちらの方も、いつも見てますと言っているあなたも。
えぇ~い、名前あげちゃうぞ~!は致しませんがね。

STINGが寂しがっていますので、
「コメントさ~ん!!」
「ハ~イ!!!」
魔法をかけて下さいませ。。。。

横浜

2009-08-12 14:43:38 | 呑んだり喰ったり語ったり
ちょっと前の話しですが、
横浜の実家の両親と飯を喰おうと横浜みなとみらいへ。

石川県の金沢市に生まれて中学1年まで過ごし、
東京暮らし3年間を経て横浜に住まう。

横浜は生まれた金沢よりも長い期間住んでいて、
第2の故郷のような場所。

学校も職場も東京だったの横浜は生活の場ではなかったのだが、
自分にとってはとても想い出深い場所。

それは「横浜」という街が素晴らしく素敵で、
そう思わせてくれるのかも知れない。

今ほど観光のために整備されてキレイになっていなかった
「元町」「中華街」「関内」「海岸通り」「横浜西口」
「伊勢佐木町」「野毛」「本牧」

どこか危険な匂いがして、親しみがあって、魅力的だった。

夜の世界のあれこれを教えてくれた
関内の高級クラブのママさんやマネージャーのお兄さん達。

横浜生まれで横浜育ちの女の子と交際していて、
よくデートで応援に行った横浜スタジアムでのプロ野球の試合。

柔道五輪金メダリストのヘーシンクは弟子だ!と言う
柔道家の日系ハワイ人の胡散臭いマスターと、
生きたビリー・ホリディのような風貌のママさんが
横浜港に入ってくる欧州人の船乗りのために開いていた
「チェッカーズ・クラブ」というバーで聴いたジャズのレコード。
店の残がいは中華街の入り口辺りに残っているけど、
もうお二人ともこの世の人ではない。

無口で愛想が無くって思いっ切り不健康で濁声のマスターが
一人でやっていた「たけみ」というバーの
大きなグラスに擦切り一杯のバーボンロックに
絶品に旨かったクリームソース系のスープスパゲティ。
煙草の煙が充満する店内に九官鳥が飼われていて、
不健康なマスターの「ゴホッ、ゴホッ」という咳の声を真似ていたのが
いつも笑えたっけね。
この店も健康的な別の店になっている。

ここの店で20代の頃知り合った5歳年上の女性との
短かったけど濃厚な恋愛は切ない想い出として今も脳裏に残っている。
当時の浅野温子のような長い髪のクールなアパレル職の女性で、
彼女と会社をサボって鎌倉でデートして横浜西口のおでん屋で呑んでる時
おでん屋のTVで映されていた近鉄の初優勝がかかった「近鉄VSロッテ」戦の
ダブルヘッダー2試合目の悲劇・・・近鉄ファンだっただけに忘れられない。

悪いけど、
横浜の本当の良さは横浜に住んだことのある人間じゃなければ判らないと思う。
それは空気感だから。

観光化された横浜の街だけど、
随所に怪しかったころの昔の横浜の空気感が残っている場所がある。

横浜は港の街だ。
港町は人も文化も風俗も他の街よりも常にたくさん入ってくる。
良いものも悪いものもだ。

社会をリタイアしたら横浜に戻りたいと考えている。
東京にも独自の空気感はあるが、好みのものではない。

墓は日本海と金沢の街を見渡せる山の上にすでに建っていますがね。


日曜日だったせいか、日本丸のマストに帆が張られていました。

久遠の空

2009-08-12 14:00:44 | やきとん・やきとり・やきにく・ステーキ
    刺し身(豚内臓の生肉)、ヤキトン、変わった野菜、国産ワインが売り。
    外装はビストロのようなオシャレな感じ。内装もオシャレです。


久しぶりに、中野の名店「久遠の空」に行く。

5月に業界の方々と行った「オフ会」で幹事でありながら、
立石「宇ち多」で大酔っ払いになってから駆けつけ、
ワーワー騒いで「久遠の空」の隊長(マスター)に
「静かにして下さい」と注意されて以来だ。
http://blog.goo.ne.jp/kizawa1919/e/6408948224efa5ffdb6c0a6ecd53c6d5

JR中野駅前から離れた住宅街の中にあって、
集客が大丈夫だろうかと心配していたのだが、
今や中央線沿線では一二を争う人気店となって
30席近くある店内は毎日満席だ。

一人酒派のわたしにはちょっと厳しい状況だが、
好きなお店が繁盛していることはいいことである。

ふらりと入ってきたわたしを視線に入れた隊長が
「生きてましたか?なんか疲れてませんか?」
わたし「死んでます・・・疲れ切ってます」

この会話でお互い「つかみ」はOK。

さっそく注文のレバのレア焼きは「石松」風に
レバの塊から切分けて串に刺して焼いてくれて速攻で出してくれた。
わたしも速攻で喰らうため、写真は撮れない。

その後「ちれ」「はつ」「すじがしら」などをいただき、
「今日の野菜メニュー」のボードに
「青ナス」を言うのがあるのを見つけて注文。
瓜のように大きな薄い緑色のナス。はじめて見た。

炭火で半身をじっくり焼いて、仕上げに醤油をかけて焼き上げる。

↓これ(食いさし)

旨かった。

駅前の本店を野菜が売りの店にリニューアルしたばかり。
まだ行っていない。
今度行ってみよう。

帰り際に「元気だして下さい」と焼酎のミニボトルを隊長からいただく。
有難かったです。

また来ます。

いつになるやら・・・