呑んベエSTING

ロック、やきとん、丼、ERをこよなく愛するオヤジのたわ言

高円寺「阿波踊り」な週末

2014-08-30 11:52:45 | 呑んだり喰ったり語ったり


高円寺「阿波踊り」

阿波踊り自体にはそれほど憧憬があるわけではありませんが、
高円寺在住者としてはどうしてもそわそわするものじゃないでしょうか。

金曜日は「ふれ踊り」という前夜祭があって、
地元高円寺の「連」だけで地元の人に向けて踊ることで
次の日からの祭りの開催をふれて廻るわけなのです。




しかし「華より団子」なもんですから、
相棒と二人で相棒お気に入りの「筑前屋」でふれ呑む。



卵が喰いたくてね。

「筑前屋」の「チーズオムレツ」は290円で安いのだ。
「納豆オムレツ」もあるよ。

ケチャップはもう少し気の利いたかけ方して欲しいところです。



やきとんもまずまずイケてます。



相棒と別れて呑み足りなかったので「カラカラ」へ。

ケイ太に頼み込んで最近メニューに無い「出し巻き玉子」を注文。



時間をかけて丁寧に焼き上げてくれます。

焼く前の卵の仕込にも手間と工夫がかかるんですね。



ファンタスティック!

メチャ旨い。



卵三昧で嬉しかったなぁ~。



その後、ネブで一服して。



コンビニで久しぶりに見つけた
「カップヌードル トムヤムクン」喰らって寝ました。


「阿波踊り」本番初日。

毎年お世話になっているK社の宴に参加。



高円寺南口駅前にあるビルの屋上という一等地での「阿波踊り」観賞の宴です。

設営からお手伝いさせていただきました。

7階建てのビルの屋上から観るので、

こんな感じなのですが、
「連」の動きを全体的に俯瞰で観られるので、
これはこれでなかなかに面白い。

しかもカメラ席の上なので、
「連」ごとの個性を出す「キメ」の踊りが漏れなく観られる。

まあ、だいたいは見物そっちのけで呑んでましたけどね。


「使用前」


「使用後」


その後、二次会を経てバー「Rocket」に移動。



「かつさん」特製「勝カレー」をいただきました。

旨かったねぇ。

もうデロデロに酔っ払ってたんですが、
旨いものは記憶のひだに確実に残っていて忘れることは無い。


翌日は、
激烈な二日酔いでまったく役に立たず。



「ガリガリ君 梨」喰いながら高校野球観て。





昼は、
ユキさんにいただいた京都の「黒七味」をかけて
温かいソーメンをいただきました。

少し復活。



夜は、
がんばって赤ワインたっぷりの「ハッシュ・ド・ビーフ」を作ってみましたが、
玉ねぎが足らなくって味に柔らかさが足らずイマイチ。

そして肉の中でも「牛肉」ってやつは、
産地、部位、質、価格、によって味に開きがでるんだなと実感。

我らが「吉野家」がアメリカ牛輸入禁止の際に、
意地でもオーストラリア牛を使わなかったという事の意味がよく判りますね。



まあ、
わたしの場合は「阿波踊り」は関係無いんですね。

お盆明け、昼メシ稼動!そして「人生」

2014-08-25 01:18:49 | ランチ

「しょうが焼き定食」 高円寺「哲麺屋」

550円! ライス大盛り無料! マヨネーズ付!

玉ねぎほとんど生状態! 生姜風味無し! スープ美味しくない!



人生、良いこともあれば悪いこともある。




「他人丼 たぬきそばセット」 八丁堀「桂庵」

味に飽きちゃったかなぁ~。

豚肉もちょっと臭みがあったかなぁ~。



人生、「安定」と言う言葉は幻影なのか。




「カツカレー」 高円寺「キッチン南海」

「カツカレー」には、カツカレーに向いた「カツ」と「カレー」がある。

そこで絶妙のバランスを得たものこそが、
「キング・オブ・カツカレー」と言われるのだ。

厚からず薄からずの豚ロース肉を使用して、
サクサクでカリンと揚げられたカツ。

多くを主張しないオーソドックスながら「カツ」という相棒を
とことん生かさんとするカレー。



人生、満ち足りた「カツカレー」をいただく満ち足りた時間よ。




「青椒肉絲定食」(ご飯抜き) 東高円寺「寿楽」

昼メシを喰い損ねて夕方店に飛び込んだが、
猛暑に汗した後でご飯を喰う気分にならない。

店のオヤジにご飯を断って、オカズをBでいただくことに。



悪いからと思ってもう一品頼んだことが仇になった。

お勘定済ませてから、どうも高く払わされたような気がする。

人生、メニューに無いことはリスクなのだ。




「プレミアム牛丼」 高円寺「松屋」

前回、朝飯で喰らって好印象だったのだが、
ギョクを頼まず、黒七味を使うと言ういつもじゃない喰い方だったので、
「吉牛」同様のいつもの喰い方での検証をしてみた。

「・・・・・」
旨くない。。。



ギョク無し、黒七味少々がオススメのようです。

人生、違う街に同じ道は無し。




「サバ焼き定食」 高円寺「赤城屋」

たまには魚も喰いましょう。

なかなか美味しいのに当たらないことが間々ありますが、
魚の昼メシも押さえておきたいものです。

人生、お肉だけじゃなくてお魚も喰わなきゃダメよ!

お盆日記

2014-08-22 08:58:02 | 呑んだり喰ったり語ったり


お盆でも「きど藤」




娘とも深夜に焼肉デート!




西川君でスイカバー。




いい店でも人の問題は別問題。
隊長の文章を読み込みながら「久遠」の10年に想う。




「粉ふきいも」にデミグラスソースかけて赤ワイン。




「焼き豆腐入りしょうが焼き」メシがススム。




歌舞伎町のオープンエアで「鮪中トロ串焼き」
旨いってもんじゃなかった。。。




「松屋」で朝ごはん。



話題の「プレミアム牛丼」を試食。
うん、味が甘めなのが気になるが肉は格段に良くなったね。
旨いと思います。



付いてくる「黒七味」はほとんど山椒なので、かけ過ぎ注意です。




横浜に出て「野毛」を散策。
本当に楽しい街だと思う。



いまだ健在。



昭和っぽいチープなネオン管がノスタルジーですね。




伊勢佐木町のホットドック・バーでライブをやっていた
「ローズさん」を訪ねてみた。



小さなお店ですがお客さんギッシリ。



演者と聴き手の距離がいいですね。



聴かせる方の力も大切ですよね。




伊勢佐木町の老舗サッポロラーメン店「来々軒」で
「味噌バターラーメン」
隣のオヤジが「2倍、、、4倍、、、5倍かなぁ~」
と言っているのは名物「オロチョンラーメン」の辛さのレベル。
30倍までだったかな。
札幌「西山製麺所」の麺は旨いなぁ。




横浜磯子の実家マンションの裏山は夏真っ盛り。
トンビはもう住んでないんだろうか。




高円寺に帰って「カラカラ」で早くも「煮込み」の季節?




最近高円寺でお気に入りのラーメン屋「一蔵」で「塩バターラーメン」
こちらも「西山製麺所」っぽい麺だから行っちゃいました。
文字通り飴色になるまで炒められた玉ねぎトッピングがワンポイントでいいよ。




「海老蔵」の眼光とオーラに溶け出すスイカバー。




ハナマサで買った安い牛肉と玉ねぎを赤ワインとデミグラスソースで煮込み、
即席の「ハッシュ・ド・ビーフ」旨い。




図書館に予約を入れてやっと借りられた「岳飛伝」
お盆の時期はヒマでよく読めました。




CDもよく聴けた。
「ハンブルパイ」「リトルフィート」「オールマン・ブラザース」と
最近の傾向はストレートなアメリカンロックなんだよな。




いただきものの「麒麟山」



「牛タン スモーク」とあわせました。




「ブルスケッタ」も赤ワインでね。
にんにく入れすぎッス。。。




半裸の青年たちの競泳アニメでスイカバー。




おっ、ちんドン屋が家の下を通る。
なんだか涙が出てきちゃうな。




残りのハナマサ安牛肉を白菜と炒めて、
ベルのジンたれと和からしにつけていただきます。
ちょっとはまりそう。。。




初!野外スイカバー。



おっ!

「鳥みつ」は予約無しには入れない店になっちまった

2014-08-18 09:00:36 | やきとん・やきとり・やきにく・ステーキ


歌舞伎町の焼き鳥屋さん「鳥みつ」

相変わらずあるハーブ屋さんが点在するヤバイ地帯にポツンとあります。

努力家のご主人と明るい奥さんの若い夫婦でやってます。

2年ちょっと前に偶然入って、
出された串のクォリティの高さにビックリ!

以来、ちょくちょく通っていましたが、
今年に入ってからはふらりと行っても入れないぐらいの人気店になりました。

もともと10席の小さなお店ですからしょうがないのですが、
開店と同時に覗いても、予約では入れません。
遅めに訪ねても、ネタ切れで喰えません。

今回はダメもとで予約を入れて、
ラッキーなことにありつけることになりました。

昨年の暮れ以来かな。。。



「白レバ」  トロトロです。


「ささみわさび」  ささ身の火の通し具合が絶妙。


「そり」「ふりそで」  ジューシーで香ばしくってたまりません。


「はらみ」や「はつ」も喰いたかったんだけど。。。




おともは、、、
「秋鹿」純米吟醸 にごり生酒 霙(みぞれ)もよう

旨いわ~!



「ズッキーニ焼き」  キレイだね。


「山芋焼き」  日本酒にベストマッチ


長居はしませんでしたが、とても満足しました。

奥さんに、
「予約しないと入れなくなったじゃん!」と言うと、
「STINGさんの運が悪いだけですよ」と軽くいなされた。

流石。

「久遠」この日も最高でした

2014-08-17 00:28:52 | やきとん・やきとり・やきにく・ステーキ
「久遠」



「れば刺し」 ごま油と塩で。喰い応えあり!


「はつ」 じんわりと肉の滋味。粗引き胡椒が効き目満点。


「ほっぺた」 STINGスペシャル!片面焼いて片面は生。肉です。


「はらみ」 にんにくタップリでいただきます。


「ふわ」 肺臓です。これでしか味わえない食感があるんです。


「さがり」 またまたSTINGスペシャル。やわらかい、肉。


「てっぽう」「ちれ」 この日のこの2本は素晴らしいものでした。

素材がいつも以上に飛び抜けて良かったのと、
それを生かす隊長の焼きの腕がすごいね。


感動が最後の最後にやってきて満足感の高かったこと。


やんわりと営っているようで、
前にも書いたが凄みがあるのが「久遠」の良さかな。

日曜午後の忘却

2014-08-16 12:31:43 | 丼・カレー・ラーメン・パスタ・そば
日曜日の午後は、
明日からの1週間のために頭の中を初期化して空っぽにします。




例えば、
近所の昭和な街の中華屋さん「ふくろく」に行って、
プロ野球のデーゲーム中継をテレビで観ながら、
高齢ながら大リーグネタに異常に詳しいマスターのウンチクに
ぼんやりと聞くでもなく聞かないでもなく頷き返しながら、
無料サービスで出してくれる「がめ煮」を突っついて、
ビールをチビチビやらせてもらう。

何も考えない。

何も残さない。

消去して、忘れて、却ける。


それが、
いい時もあれば、悪しきことを招くこともある。

でもそれが自分の日々をやり過ごす姿勢だから。


大リーグの各リーグ地区のチーム順位からNBAネタまで、
やたらと詳しいマスターの話しが途切れたと思ったら、
奥で豚ロースの塊りをスライスしている。

おっと、

「かつ丼」ください!




衒いの無い一品が好きだ。

メシを喰っている実感がある。



自分の顔を見て作ってくれた「かつ丼」は、
特別な材料を使った特製なものではないが、
特に旨く感じるものなのです。



喰い終わる。

幸せをかみ締める。

余韻は長くは引きずらない。

マスターに挨拶を済ませ、サッサと店を後にする。


そして、
日曜午後の忘却は、
すでに大好きな「かつ丼」を喰ったことを
忘れ、却ける。





家に帰ったら「ジントニック」だ。

あの「かつ丼」を再検証

2014-08-14 16:19:09 | 丼・カレー・ラーメン・パスタ・そば
前回、こちら↓

【驚愕!】高円寺三大珍カツ丼


で予告いたしました「味楽」の「かつ丼」を再検証いたしました。


お店は先客2名。

あまりその先客に聞こえないように小声で
かつ丼!
と注文を店主に告げると、
「ああ~!!」
っとビックリするぐらい大声で聞き返されてそっくり返りました。

どうもかなりの高齢の店主は耳が良くないみたいで、
注文を聞き返すのはお約束の行為なのだとか。

後から来た客の「冷やし中華」というコールにも、
「中華丼!?」とやり返してましたね。




「かつ丼」到着。



ガハッ!!



見ただけで腹いっぱい。。。



おかあさん、怖いよぉ~

喰えるんだろうか。。。





この店、半端じゃないメニュー数と
この泣けるお値段。

上から貼ってある値段は消費税が上がったときに改定したようですが、
それでも安いんです。

しかも、なぜだかメニュー価格の
100円引きが実際の価格なのだ!

よくわかんない店なんです。





がんばって喰らいましたよ~。

でも、、、

掘っても掘っても進まないトンネルがごとく。

ご飯が半端じゃない量。

んでもって、
やっぱりあんまり美味しくない。。。

かなりの覚悟と感覚麻痺と意地と根性とM男とで、
なんとかこんとか完食いたしました。 (;´Д`)ハアハア

幸か不幸か、
実はこの店のこの大量のご飯が意外にも旨いんです。

結構いい米使っていると思います。

味もバランスもよろしくないんですが、
ご飯でなんとかカバーしていただけました。


「カツカレー」も恐ろしいビジュアルで戦慄しましたが、
とにかくすごい店です。

時間も止まっているしね。

今日はやることが無い、つまらない、イベントが無い、って時は昼メシを楽しもう!

2014-08-14 15:19:39 | ランチ
どうなんでしょうか?

アホですかね。




「しょうが焼き定食」 八丁堀「山福ラーメン」

とにかく暑い日が続きます。

食欲も出ない。

そんな時は、味の濃いおかずで飯をかっ込みましょう。



まあ、
味は濃いは、油っこいは、量は多いは、、、

ガッツリって言葉がよく似合う。

ピリ辛でとろみがついたスープがいい具合にワンポイントかな。




「とんかつ定食」 東銀座「とんき」

旧電通本社ビル隣の「コンワビル」地下飲食店街で
古くからリーマンの腹を満たしている老舗とんかつ屋。



ぶ厚い豚ロースをガリガリの硬い衣で包まれたとんかつは、
確かに目黒の有名店「とんき」に通じるものがある。

あっ、店名も同じやん!
でもこちらの「とんき」は実は全部ひらがな表示ではなく、
「七」を三つ重ねる「き」という字を使っています。

化け物のようにデカイ「メンチカツ」や
圧倒される「カツカレー」など、
他にも名物メニューがたくさんある。



これだけぶ厚くて大きなとんかつを喰らうと、
腹もいっぱいだが、アゴも疲れるね。




「かつ丼定食」 銀座「とん喜」

こちらも「とんき」

自分の三本指に入る好みのかつ丼です。

サッとカツをとじられた卵は、
かけられてないところもあって、
これがカリカリ感を残していて旨いんだ。

銀座にしては庶民的な料金の店なんだけど店主がメチャ怖くって、
いつも弟子を怒鳴りつけているような感じ。



悪気があってやっているわけではないのは見ていれば判るのだが、
できれば裏でやって欲しいよね。




「アジフライ定食」 銀座「三州屋 銀座一丁目店」

大きなアジの片身をフライにしたものが3枚も乗っています。

3枚ってのが不思議ですが、ガッツリいただけます。

夜は大賑わいの酒場で、二丁目にある「銀座店」はあまりにも有名。
昼に行っても呑んでいる常連客でごった返しているので、
静かに昼メシしたいときはこちらの方がオススメ。

注文したものが出てきた途端に、
女将「お客さん、銀行が終わっちゃうから先にお勘定してもらっていい?」
わたし「ええ、いいですよ」
女将「お金払っちゃったら、後は偉そうな顔してゆっくり食べてていいからね」
わたし「・・・・・」

なんとも自分勝手な話しなのだが、
江戸っ子っぽいチャキチャキした口調でポンポン言われると悪い気はしない。



飯の炊き加減もいいし、なめこと豆腐の赤出汁もいつまでも熱々でいい。

ゆったり落ち着く大人の飯屋ですな。



みんな「銀座一丁目店」と呼んでいるのに、
看板は「銀座店」となっている。

なんだか譲らない女将の想いがあるのかしら。




「スタミナごっつカレー」 東銀座「ポールのカレー」

夏になるとますますスパイシーになるこちらのカレー。

クローブとかホールスパイスが感じられた。

豚バラ肉もカリッカリに焼かれていて、
カレーによくあっている。

卵は「生」「茹で」選べますが、
カレールーに味を楽しむなら「茹で」がベスト。



たっぷりキャベツの千切りも、
細かく刻まれていて喰いやすい。

キャベツ用のマヨネーズベースのドレッシングは
カレーにかけてもあってて旨い。




「カレーライス with コロッケ」 築地「ゆで太郎」

喰うものに困った時はこれを喰っている気がする。

喰いたいものが決まらない。
昼メシの時間を外してしまった。
安く済ませたい。
なんだか二日酔い気味。

以上が、このカレーを選択する際の理由でしょうか。。。

嗚呼、若かったあの頃、横浜は今も変わらず

2014-08-13 10:04:57 | 呑んだり喰ったり語ったり


父親が一緒に病院に行って欲しいと言うので、
横浜の実家に行ってきました。



その日も暑かったな。



足腰が弱ってきた父なので、
通っているのは家の近所にできた新しい病院です。

キレイでガラガラだから助かる。。。

母の付き添いで行っていた病院は1日拘束されましたからね。




診察が終わった途端に「呑もう」と言い出す父親。

やはり近所の居酒屋に入りました。

もちろん、昼なので他のお客さんはみなさんランチを召し上がっている。



そんな中で、カウンターに陣取って「酒だ!肴だ!」と
ランチメニューに無いものを頼みまくる親子は
さぞ迷惑な存在だったでしょうね。

外で酒(日本酒)を呑んでは意識を失ってぶっ倒れること頻繁な父親ですが、
その日は時間をかけてチビチビゆっくり呑ませたので大丈夫でした。

無事家に戻りましたが、いるとまた呑まされるので退散することに。


京浜東北線に乗って石川町で降りる。

そう、その日は他にも目的があったのです。



石川町駅の裏から山手町方面に坂と石段を登っていきます。

昔、横浜山手女子学園と言われていた中高校は、
合併されて今では中央大学横浜山手校と言われているようだ。

その校舎の横を抜けると山手本通りに出ます。



5分も登るわけではないのだけど、かなりの眺望です。

夏、横浜で行われる3つほどの花火大会はここからすべて見えるんですよ。



そして目的の場所。

30年以上前、わたしが学生だったころアルバイトしていた喫茶店「エレーナ」

風の噂でお店もやっているし、
マスターも健在と言うことで、
ぜひ行ってみたかった。



小さなお店の狭いカウンターの中に入って夕方から夜までの6時間、
珈琲を立てたり、ジュースを作ったり、パンを焼いたり。
3年ほどやっていましたね。



そして念願かなってマスターにもお会いすることができました。

マスター71歳、、、わたし53歳。。。
30数年経てお会いするマスターは、まだまだ元気そうでした。

もっと元気でチャーミングだった奥さんが、
昨年急に亡くなられたとお聞きしてビックリしましたが。

すぐそばにあった「フェリス女学院」の大学校が移転したので、
お店も大変だったらしいのですが、
みなとみらいの開発などの余波で山手町も観光地的な整備が進み、
東京に暮らしたくない大手企業のお偉いさんや文化人が大挙して越してくるなどで、
また活気が出て続ける気持ちになったそうです。

まあ、お名前を聞くだに、そうそうたる方々が住んでらっしゃるのですね。


マスターにアイスコーヒーをご馳走になって、
また炎天下の中歩き出します。



今度はフェリス高校の校舎横の坂を降りて見ましょうか。



本当に横浜ならではの風景です。

暑かったけど風が気持ちよくってね。


山手トンネルの手前に出て、元町を右に見ながら西の橋を渡って、
中華街を微妙にスルーしながら横浜スタジアムへ。



ちょっとひと休み。




常盤町 夜になると銀座のようなあたり。

ここって昔、母親が手伝っていたお店じゃなかったかな?


馬車道から桜木町に出て一服。



「王将」で遅い昼メシ。



「王将」の「天津丼」安くって旨い。

餡が「甘酢」「塩」「京風」と3種類から選べるんだけど、
関西で喰ったことにある「京風」にしてみた。

奈良で喰った時、ダシが効いているが味が薄くってビックリして、
「東京でこれ出したら、みんな怒るな」と思ったもんですが、
さすがにこっちではしっかり味が付いていて逆に「京風??」と思う感じ。


さらに桜木町から横浜駅まで旧東横線高架沿いにひたすら歩く。
かなりの距離でへこたれそうになりましたけどね。

なんとか横浜駅にたどり着き、
西口のこちらへ。



もうじき創業50年になろうかというおでん屋さんです。



昭和63年10月19日 川崎球場
ロッテVS近鉄ダブルヘッダー
この2試合とも勝てば近鉄は悲願の初のリーグ優勝。

第一試合は勝利しながらも第二試合は8回に追いつかれて引き分けに。
本来先発投手の阿波野が2試合ともリリーフで出てきての獅子奮迅の投球も
知将・仰木監督を胴上げさせられることはできなかった。

もういつ乱闘になってもおかしくないぐらいの不穏な空気での両チーム総力戦。

なんと、
予定に無かったのに第二試合から急遽TVでやりだした試合を
この店で当時お付き合いしていた渋谷西武のデパガのお姉さんと観ていたのだ。



もう、
ガキの頃から近鉄ファンだった自分は悲願の初優勝が無くなった瞬間、
お姉さんの前であることも憚らず、ワンワンと泣いた記憶がありますよ。

ちなみに、
翌年近鉄はリベンジを果たし初優勝するのですが、
そのニュースを聞いたのは新婚旅行帰りの飛行機の中ででした。。。




おでん屋ですから、なんと言っても「おでん」です。

真夏にクーラーガンガンのお店でハフハフ喰らうおでんも乙なもの。



刺身とか一品料理も旨くってね。

50年近くやっているお店の風情もあって、
昭和好きな方にはぜひオススメですよ。



横浜、いいな~!