呑んベエSTING

ロック、やきとん、丼、ERをこよなく愛するオヤジのたわ言

「ザ・昭和呑み」刊行一周年に想う

2016-07-24 11:42:04 | 呑んだり喰ったり語ったり


ちょうど一年前の今日、

「ザ・昭和呑み」が刊行されました。

あれからたったの一年。

されど、「一年っていろいろあるんだな~」と思わされる掲載店の閉店。

なんと、たった一年で載せさせてもらった店が五店も無くなってしまったのだ。



<第三章 カウンター越しのおつき合い「プログレッシブな夜」> 97ページ
高円寺「タンタン」

青天の霹靂とはこのことで、かなりの衝撃を受けました。

マスターとは年末に「キング・クリムゾン」の来日公演も一緒に行った。

大晦日は「タンタン」で夜明かしした。

そして、1月末に突然の閉店。

あまりの慌しさに、最後に行けず、挨拶もできず・・・

その後、マスターとは音信不通。

なにかあったんでしょうし、失意もあったんでしょうか。

いろんな想い出が詰まった店でしたから、本当に残念です。



「ウコンハイ」呑んでからの~



「みそオロチョンラーメン」を喰らう。

この一杯が最後の「みそオロチョン」になってしまった (´・ω・`)



Sさん、ありがとうございました。



<第五章 朝でも昼でも中華屋で「おかあさんのお勧めは?」> 138ページ
大久保「日の出 中華」

こちらも衝撃が強かったです。

お店を閉めるようになったのは3ヶ月はど前からでしょうか。

最初は、マスターの体調不良とうかがっていて、

次には店内改装ののためと。

そして、とうとう「貸店舗」の貼り紙まで貼られて・・・

名物おばちゃんは、店の近くで元気にしていたとの目撃情報はありましたが、

なんと言ってもマスターがご高齢でしたからね。

まったくもって、残念この上なしです。



在りし日の「日の中」

たくさんの魅力的なメニューを書いた短冊が入店を誘います。



大好物だった「肉かけ丼」

定食になると「ピーマン肉炒め定食」

もうこれが喰えないなんて・・・



散々笑わせてくれて、和ませてくれたおばちゃん、ありがとうございました。



<第七章 仕事の後にも合間にも「国家公務員もやってみた 昼メシの情景2」> 209ページ
南阿佐ヶ谷「蓬莱軒」

これぞ昭和の中華屋と言う風情の内外観の店で、

地元民にとても愛されていた人気店だった。

現に閉店の案内が伝わった途端、長蛇の列ができたらしいからね。

「きくらげ麺」が人気メニューで、

それと「タンメン」を頼んでいる人率が高かったかな。



在りし日に喰った「天津丼」

こいつも旨かったなぁ~

南阿佐ヶ谷では貴重な昭和な中華店だったんだけどな。



<コラム3 安くて満腹!神保町ではこれを喰え!> 129ページ
神保町「さぶちゃん」

元祖「半チャン(炒飯)ラーメン」の店。

知り合いから聞きましたが、おやじさんがかなりボケてしまって閉めてしまったとか。

3兄弟で営んでいた

中華そば屋「さぶちゃん」

洋食屋「キッチン グラン」

和定食屋「近江や」

この3店がある神保町の路地裏は最高だったんだけどな~


あくまでも噂なので、もしかしたら閉店してないかもしれませんが。

長く営っていて欲しい店です。



<コラム3 安くて満腹!神保町ではこれを喰え!> 131ページ
神保町「徳萬殿」

同じく神保町のビンボー学生や貧乏リーマンの腹を満たしてきた大盛りデフォーの店。

「ヘルメット チャーハン」と呼ばれていた、

目を疑うような大盛りチャーハンが有名だった。

昨年の10月で閉店してしまったようだ。


わたしはトイレの芳香剤のような匂いがする「ウーシャンロー(五香肉)定食」が大好きで、

毎回大量のぶ厚い豚コマ肉と野菜を「五香粉」で炒めたおかずと

山盛りご飯に震えながら挫けそうになりながら制覇していたものです。

軽い気持ちで来た若者が朦朧として目が虚ろになっている姿を何度も見たものです。



「ウーシャンロー(五香肉)定食」

これを目の前にしたときの衝撃が懐かしいです。



昭和な店を取り上げた本だったので、

一年でいくつかのお店が無くなってしまうのは覚悟のことではあったとは言え、

寂しいものがあります。

日本から大切なものがひとつずつ失われていく。

大袈裟かもしれませんが、そんな気持ちですらあります。

歌舞伎町の裏の裏の巣窟「上海小吃(シャンハイシャオツー)」

2016-07-23 16:19:41 | 呑んだり喰ったり語ったり


「鳥みつ」の後、歌舞伎町の闇の店へ。

吃驚!ここは日本なのか?

初めての人は怖くって入れないだろうね。

って言うか、この裏の裏まで入ってくる人がどれだけいるのか?



「謝恩記念「石庫門」(紹興酒)2,000円→1,000円 2015.3~当分の間」

だって・・・

当分の間って。



メニューボード、読めません。

どんなメニューだか判りませんが、ひらがなで書いてある文字だけは読める。

読めても頼みませんが・・・



「葱油餅(上海風お好み焼き)」

まったくお好み焼きではない。

大根餅をネギ油でカリッと焼いた感じ。

ニラと挽き肉が挟まっていたような。



「大蒜羊肉(羊肉とネギの炒め)」

ニラではなくて「ぬた」で使うようなネギです。

五香粉を使っているのか、かなり香りがきついけど羊肉にはあってるかも。



店員さんの接客、大声、には驚かされるが、メニューの多さと素材の多彩さにも驚かされる。

新宿の奥深さには感服するばかりだね。

歌舞伎町 やきとりの名店「鳥みつ」

2016-07-23 15:01:26 | やきとん・やきとり・やきにく・ステーキ


1年半ぶりぐらいの「鳥みつ」



こじんまりとした店でもあるのだが、なかなか予約が取れない。



オープンしたばかりのころに自分の鼻で探し当てた店なのだが、

「当たった~!」と思ったことは間違えなかったが、

ここまで繁盛店になるとはねぇ~



「白れば」



さっそく日本酒に。

「風の森 こぼれ酒」



「はつ」

すぐに売り切れになる。

こちらの「はつ」は変わっていて、あえて開かない状態で串に刺されている。

そして、「はつもと」部分は贅沢にも徹底的に落とされていて、

余計な脂やそのための臭みを排除してある。



「はらみ」

めちゃめちゃ歯応えがあってジューシー。



「そり」

足の根元の良く動かす部分の肉。

やはり歯応えとジューシーさが際立つ部位。



「近江牛の塩煮込み」

トロットロに煮込まれています。

スジとはちょっと違うようなのだが、コラーゲンがあってツルッした食感の牛肉。

スネ肉なのかなぁ~

ダシがすごく出ている。



「ふりそで」

手羽の根元の部分で、「そり」とはまた違う歯応えとジューシーさ。



「秋鹿 純米吟醸 みぞれもよう」

濁りきました。



「だんご」

プリップリです。



とにかく、マスターのやきとりの対するストイックなほどの思いが串一本一本に伝わってくる。

そして礼儀として串を頼むときはシェアせずに一人一本ずつ頼んで串から外さずに喰らうこと。

押しつけのルールではないが、客もお店の最上のサービスに応えるのは当然のことです。

ランチに失敗すると凹みますねぇ~ (´・ω・`)

2016-07-21 23:19:00 | ランチ

「冷やしたぬきそば」  新富町「小諸そば」

暑い日は助かりますね~

冷え冷えに締まったそばに、カリカリの天カスを絡めてすする。

旨いです。

天カス細かすぎて不満ですが。




「親子丼」  八丁堀「店名非公開」

とんでもない親子丼を喰わされました。

この店はフワトロ卵が売りの親子丼のハズ。

焦げ焦げガチガチの卵焼きが乗った親子丼でした。

卵とご飯の一体感は一切無し。



あまり滅多に出されたものに文句を言わないんですが、
これはさすがに酷かった。

隣りのテーブルでは、料理の中に金属片が入っていたと客が怒っています。

二度と行かん!




「親子丼」  茅場町「鳥ふじ」

翌日、さっそく「親子丼」リベンジです。

メディアにもよく露出されている親子丼有名店。



流石でした。



トロトロ過ぎず、全体的にフワッと仕上げられているところが好感触でしたね。

トラウマっぽくなったので、これを最後に当分「親子丼」は喰いませんが・・・




「生パスタ!豚肉ワインバルのミートソース」  新富町「ぶーみん ヴィノム」

あまり生パスタは好きではないんだけど、ここのミートソースが生パスタにあう!

かなり粗挽きの豚肉で作られたミートソース。



温玉を崩して絡めて喰らうと・・・たまらんよ。



一緒に付いてくる「しょうがスープ」が、またいいんだよね。




「オムカレー」  八丁堀「こんにちわ」

先ず思うことは「どうやって喰おうか・・・」

大量のキャベツの千切りの下にはオムライスが。

その周囲を埋め尽くすカレーの海。



穴を掘るように少しずつ喰っていきます。



オムライスの中は、これまた大量の挽き肉とタマネギが入った炒めライス。



手作り感満載なところが、この店の持ち味かなぁ~




「チャーハン」  磯子「日高屋」

チャーハンとして可も無く不可も無くってところですが、
一品としては「福しん」の勝ちかなぁ~

中野「五丁目煮干し」

2016-07-21 22:03:16 | 丼・カレー・ラーメン・パスタ・そば
「東京JOE」でのライブの帰り、

珍しく無性にラーメンが喰いたくなった。

で、「五丁目煮干し」へ。

つけ麺や油そばが評判の店らしいが、オレは真夏でもラーメンを喰う。



「濃厚ど煮干しらーめん」

一口目から強烈な煮干しの風味と香り。

鮮烈でした。

見た目は「五ノ神製作所」の「海老リッチらーめん」に似ている。

なんだかチャーシューも似てるしなぁ~

同系列店なのかなぁ~



ごわっとして荒めの口当たりの麺が、スープをよく絡めてくれる。

いいね。



「にぼ酢」

こいつは微妙だった・・・

ネブラスカ&東京JOE コラボ アコスティック・ライブ

2016-07-20 22:07:31 | ロック


中野の九龍城砦「ワールド会館」



「ジョジョ・バー」も入っているこのビル。

「ジョジョ・バー」の分店で「ディオ・バー」もあるみたい・・・



その「ワールド会館」の1階にある「東京JOE」でアコスティック・ライブ。



「ネブラスカ」のマスター、信さん。



「東京JOE」のマスター、ネコさん。


初試みのコラボ企画なのです。





みなみちゃんのお友だちがトップで。



二番手のコーダまんが、例によってオンタイムで登場。



搾り出すように歌い込みます。



歌います。



本気モードです。



ネコさんのハープ(ハモニカ)が乱入!



コーダまん、歌います





つよピンのロカビリー・ユニット。



広島出身と言う上島竜兵似(失礼!)の、つよピンの先輩が凄すぎる!

ギターもすごいけど、歌がいい。



シビレたわ~



お店も手伝っていたボーイッシュな女性が歌います。



どこかネコさんに似ている「東京JOE」の常連さんも歌って。



真打、ネコさん登場!



歌と言うよりも、語りと言うか、一人劇と言うか。



ネコさんワールド快感。



味があります。


「石松」詣で

2016-07-18 23:50:08 | やきとん・やきとり・やきにく・ステーキ


土日も仕事だったんだけど、金曜日だったので「石松」へ。



「レバ」 タレと塩で。



「牛ハツ」 塊を炙ってスライスして出されます。



旨い!

大好きなのだ。



「チレ」



「カシラ」


マスターが「オッパイあるよ」と言ってくれた。

普通「オッパイあるよ」と言われたらヤバイ感じですが、



「石松」の場合は、怪しくないのです。

最近、出されることが少なくなった「オッパイ」

久しぶりに喰った。



帰りに「よ蔵」に寄って、注文しておいたお店オリジナルTシャツをゲット。

これがライブの衣装になるんですね。






家に帰って、「恵み屋」特製ネギ油をツユに投入したソーメン。

夏にはいいね。



金曜夜は「ジョジョ」

アイスがなんだかいつもと違う。

高円寺三大カレーのひとつ「インド富士子」

2016-07-18 20:14:48 | 丼・カレー・ラーメン・パスタ・そば


「インド富士子」

高円寺インド化計画の一翼を担う店だそうです。

突如、高円寺カレーに目覚めたカミさんに誘われて行って来ました。

ちなみに、カミさんはその日のランチで「妄想カレー」と言う、
やはり高円寺三大カレーに店にも行って来たらしい・・・・



夜は呑めます。

「おつまみ」もそそるものが安価で。



「富士子サワー」

タマリンドと生姜で割られたサワー。

エスニックです。

旨いんだけど、ちょっと甘いかなぁ~



「ささみとくるみのパクチー和え」

「ラム」と「パクチー」で迷いましたが、カミさんのおごりということで安い方に。

カレー色に染まったささみは、くるみとパクチーとクローブ、クミンなどで和えられています。

こりゃ、ビールだな。



カレーは「キーマと手羽元チキンの2種盛り」にしました。



サフランライスはインディカ米でした。

カレーは十分にスパイシーで自然派のエスニック・カフェの典型的な店なのですが、
取り立てた特徴があるわけではありませんでした。

カレーはラーメンと双璧なぐらいに、多彩な味の店が増えました。

安心できる安定した店のカレーで旨いのですが、
なにか売りになるキラー・コンテンツも欲しいところ。

でも、お店の規模を考えるとこれでいいのかも知れませんね

なによりも、ゆる~い雰囲気が漂うお店が心地良いのだから。





帰宅後は、これ。



「スイカバー」の袋が3パターンあって、違い探しができるって知ってました?