呑んベエSTING

ロック、やきとん、丼、ERをこよなく愛するオヤジのたわ言

奈良は山の辺の道を歩く

2019-04-28 23:56:58 | 家の日常・旅・レジャー


朝の4時30分ごろ。

ようやく京都駅八条口の近鉄の駅が開く。



始発電車に飛び乗って、いざ奈良へ。

ほぼ一睡もせず。

もちろん、電車の中では爆睡。



途中、近鉄奈良駅に寄ってコインロッカーに荷物をぶち込んで天理へ。

7時30分、この日は晴天。

奈良 大和の古道「山の辺の道」を歩こうというのが、この日の目的です。



近鉄天理駅から天理教教会本部神殿まではアーケード商店街になっていて、

全国から集まってくる信者を迎えるためのお店が立ち並んでいる。



朝早いので、店はほとんど開いてなかったけど。



天理大学の建物だったかな。



そして、天理教教会本部神殿前には、

幼稚園生から高校生までが全員(たぶん)並んでいる。

そりゃ壮観な眺めだったな。

宗教一色の街って、すごいね。

コンビニの前で笑っているオジサンがいたので話しかけて街の話しを聞く。



「石上神宮も行ったらいいぞ」と言われたので、



「石上(いそのかみ)神宮」



「記紀(古事記・日本書紀)」によると日本最古の神宮。

蘇我氏に滅ぼされた物部(もののべ)氏が祭祀していたとのこと。



境内には、なぜか東天紅鶏・烏骨鶏など約30羽の鶏が放し飼いになっている。



嫌いじゃないけどね・・・



さて、石上神宮が山の辺の道の一般的な起点です。

ここから約16kmを歩いて桜井まで向かいます。



平地を歩くだけではなく、山道もあったりします。

オジサンと話したコンビニで買ったおにぎりで、さっそく腹を満たす。



草ぼうぼう。



そうですか。



「夜都岐(やつぎ)神社」

こちらもかなり古い社殿だった。



とにかく、のどかな田園風景が続きます。

爽やかを通り過ぎて、とにかく暑かった。



途中の環濠集落には溜池があちこちにあって、覗くと大量の金魚が泳いでいる。

大和郡山市は金魚の町だけど、この辺りはどうなのだろうか?



「衾田陵(ふすまだのみささぎ)」こと西殿塚古墳。



第26代継体天皇皇后の「手白香皇女」の陵墓とされているが、第10代崇神天皇陵との説もあったりする。

まあ、いずれにしても宮内庁から治定された前方後円墳だ。



「長岳寺」

空海が開基したと言われている寺で、山の辺の道のちょうど中間点にある。



学生時代に来たときには境内で素麺を喰わさせてもらった記憶があるのだが、

その日は作っている人がいないからと断わられた。

腹減った・・・



「崇神天皇陵」



大きな濠を湛えた古墳です。



第10代崇神天皇からが中国の史書などで文献に残っている天皇なので、

それ以前の天皇は伝説の存在と言われています。



「景行天皇陵」

第12代景行天皇は「日本武尊(ヤマトタケル)」の父と言われている方ですが、

はたしてどうなのだろうか。

もう、この辺りから朦朧としてきて、

本当は正面にまわって陵墓の写真を撮りたかったのだが、

まあこの天皇陵も大きなものだから諦めましたわ。

卑弥呼の墓とも言われている「箸墓(箸墓古墳)」もスルーしてしまった・・・



どこまでものどかな日本の田舎「奈良」



いや、日本の故郷と言うべきか。



「大神(おおみわ)神社」

ようやくゴールが近くなってきました。



三輪山をご神体とするこの神社は、日本全国の神社の総本山と言われています。



境内には三輪素麺を喰わせてくれる出店もあって、

わたしを癒やしてくれたのでした。



いや、マジで素麺旨いんです。



地のものはその土地で喰うのが一番旨い。

水が違うんだろうなぁ。



さて、本日昼間の最終目的は、こちらの駅にある陵墓に向かうことです。



初代天皇「神武天皇陵」



とにかく広大です。

とにかく神々しい。



譲位される天皇陛下もご報告に行かれていた御陵です。



そして巨大です。

本当に・・・なんて言う必要はありません。

行ったら判りますから。



この規模の天皇陵は、明治天皇陵か昭和天皇陵ぐらいしか思い当たらないかな。

仁徳天皇陵はまた違う意味で別格的な規模の天皇陵ですが。



そして、隣接する「橿原神宮」



神武天皇の宮「畝傍橿原宮」があったとされる地に明治天皇が創建された神宮です。



こちらもかなり広大な境内で、

印象としては明治神宮に近いのですが、

とにかく人が少ないのでなお広く感じますね。


この時点で15時30分。

そろそろ大阪に移動しないと呑み遅れてしまう。

さあさあ、呑みに大阪ミナミに移動だぜぇ~!



大阪編に つづく

京都は夜だけの滞在

2019-04-24 23:35:12 | 家の日常・旅・レジャー


20時過ぎぐらいに京都に到着。

宿は取ってません。

朝までブラブラして、近鉄の始発で奈良に移動する予定です。

つまり・・・・

京都はスルー!



なんだか如何わしい夜の京都タワー。

昔から、あまり好きじゃなかったんだよなぁ~



まずは、京都に行くとだいたい世話になっているこちらへ。



「餃子の王将」と言えば、「天津丼」!

餃子はあまり喰わないなぁ。



新橋にある立ち呑み屋の支店があってビックリ!



夜の東本願寺。



夜の先斗町。



まだまだお店はやっている。



四条から三条に先斗町を抜けると、

三条大橋近くに新撰組が尊攘志士をなで斬りにした「池田屋」跡地に建つ「池田屋」という居酒屋がある。

まあ、京都らしいと言えばそこまでなんだけど、京都の人たちはそれでいいのだろうか?

しかも、東京に本社があるチェーン居酒屋なんだぜ!

まあ、いいけど。



遅くまでやっているバーを見つけて

「バス・ペールエール」呑んで喉を潤していたんだけど、

ほどなく「閉店です」と追い出された。

京都は意外と夜が早い!

まあ、やっている店はやってますけどね。



五条の高級料亭街をトボトボと。


まあ、こんな調子で朝まで京都市街を徘徊してたんだけど、

この歳でなかなか辛い行為だったな。

もう二度と、こんな無茶はしねぇ~よ!



奈良編に つづく

金沢への旅 3日目(最終日)

2019-04-23 23:24:49 | 家の日常・旅・レジャー


金沢3日目の朝は少し遅め。

2泊お世話になったホテルをチェックアウトして、

前日深夜からの雨で濡れる武家屋敷界隈をブラブラ。

この日の夕方には金沢を発って、京都に移動する予定なのです。

それまでなにをするかと思案していると、



携帯電話が鳴って、出ると父の弟であるM叔父さんからだった。

M叔父さん「お~なにしとらんや!」

オレ「武家屋敷をぶらぶらと・・・」

M叔父さん「特にやること無いがなら健康ランド行くぞ~!」

オレ「あ~ハイ・・・」

ということで、「葵寿司」の駐車場まで来い!とのことなので、

バスを乗り継いで長町へ。



いました!

M叔父さんの独特の車。



・・・・・・・



叔父さん・・・ヤバイって。



「乗れまぁ!」

と言われたが、助手席も後部席も荷物(ガラクタ)だらけで乗るだけがやっと。



とにかく健康ランドへ。

M叔父さん「もう会社はK(息子)がしっかりやってるから、わしゃ毎日ここに夕方までおらんや」

とばかりに、フロントで散々大騒ぎして「じゃ、1時間後に宴会場集合な!」

初めて来る甥っこを放置して風呂に行ってしまった。

M叔父らしい。

まあ、じゃあオレもひと風呂浴びますか。



1時間も経たないうちの集合場所の宴会場に行くと、

叔父はイカ丸焼きにカブリつきながら、すでに生ビールをあおっていた。



ステージ上では歌謡ショーが行われていて、じいさんばあさんが手を叩いている。

なんだか大きな人形ケースの中に大きな人形が入っていて・・・



・・・・・・・



黒子が開けた人形ケースから人形が出てきて、ド演歌をバックに踊りだす。

こりゃ、いいや!

健康ランドの宴会場はこうじゃなきゃね!(笑)

ゲラゲラ笑いながら観ていたら、せっかちな叔父さんが「もういいか?」と。



焼肉コーナーに移動して、叔父さん推奨の「能登牛のサーロインステーキ」を喰らう。

叔父さん「毎日来て毎日これを喰っとるんや。もう飽きたわい!」



オレに全部喰えと促してくれる、口が汚いが優しいM叔父さん。

いただきます! ありがとうございます。



ひとしきり呑んで喰ってしまうと、

「ああ、そろそろ寝んとイカン時間や」

「ワシは夕方の水戸黄門まで寝たり起きたりしておるから、お前は適当に行けな!」

「駅まで行く無料送迎バスもあるし、適当に駅行って京都行けや。送らんからな」

すごーく無骨なんだけど、すごーく温かいM叔父との珍しいサシの時間でした。

楽しかった。

ありがとうね!



長風呂でさっぱりして金沢駅に移動。

まずは「お多福」でうどん喰うか。

毎日喰っても飽きないのが金沢のうどんやね。



「あんかけうどん」



トロットロの餡がかかったおうどん。

おろし生姜もたっぷり乗ってます。

昔はこれに刻んだいなり(油揚げ)が入ると「たぬきうどん」って言うたもんやけどね。



うどんはモチッモチ。

温まるねぇ~ というか汗だく・・・

金沢のうどんは、個人的には「加登長」よりも「お多福」の方が好きかなぁ~



で、また「黒百合」に入って列車の出発時間まで呑みながら時間つぶし。



「ブリ刺し」

まだ「寒ブリ」とはいかない時期でしたが、十分に脂が乗ってた。



「蕗のおでん」

旨いなぁ~

おでん汁が最高だねぇ。

汁だけで酒が呑めるよ。

それにしても、

健康ランドで散々ごちそうになって、うどんも喰ってだから、さすがに苦しいね。

よく喰った3日間でした。



さて、金沢をあとにしますか。



こいつに乗って2時間半ぐらいで京都に着く。



生まれ故郷の金沢は、やっぱりオレに温かい。

街も人も喰いものも呑みものも、みんな温かかった。

また来るよ~!

って、3回忌もあるからまた行くことになるんだけどね。



京都編につづく

金沢への旅 2日目も暗くなってから

2019-04-20 12:31:47 | 家の日常・旅・レジャー


夕方16時ぐらいに金沢駅へ。

駅構内 金沢百番街「あんと」の「黒百合」へやっと入店。

「金沢おでん」のお店ですが、金沢の郷土料理がリーズナブルな値段でひと通りいただけるので、

金沢を味わう登竜門としては、金沢駅構内という立地もあって使い勝手のいい店です。

すでに、地元の呑んベエジイサンや乗車待ちの観光客などでほぼ満席。



カウンターの空いている席に案内されて、

まずは生ビールで喉を渇きを潤しながら「どてやき」

大阪のソウルフード「どてやき」ですが、

金沢でもおでん屋に行けば必ずある一品。

プルプルの牛すじを温かい甘い味噌にドップリつけて出してくれます。

ああ、金沢の味。



「どじょうの蒲焼」

これも子どものころから慣れ親しんだ味です。

苦味のあるどじょうの開きを甘いタレでカリカリに焼いてあります。

子どものころは道端にこれを売っている露店があって1本5円だったな。

買い喰いしたもんです。



熱燗にしました。

ここの燗酒用の銘柄はなんやったかね。

もちろん、金沢の地酒やろうけど。



「牛すじおでん」

酒にあうああう!

たまら~んげんてぇ。


さて、まずは入門編の「黒百合」をキメたので、

この後はブラブラ歩きながら香林坊・片町方面に繰り出しますか。

って、吉田類かっ!(笑)





前日夜、元気も勇気も無くて行けなかったこちらの飲食店街の店にチャレンジ!



「食べ処 そのちゃん」

ちょっと覗いてみて、ご年配のおかみさんと目が合ったので入ってみました。

こちらの飲食店街はどこも小さなお店ばかりなので、

「そのちゃん」もおかみさんお一人でやっている店です。



なにせ初めて入ったし向こうも初めての客だと判るわけだから、

とても警戒されている様子だったけど、自分が金沢出身で父の墓参りで来て~

と話しをしていくに従って、打ち解けてくださいました。

金沢の人はそれほど他所の人に慣れてないところがありますね。



ヒコイワシ煮たの旨かったなぁ。



「こんかにしん」

酒呑みの父の大好物だったツマミ。



だったら酒も呑まなきゃ。



ぶた串(やきとん)もあるというから「しろ」をもらいましたが、

これはちょっと・・・でした。



「茄子の塩もみ」

あ~これも懐かしい味やったわ。

うんうん。





さて、店を出て隣りが寿司屋だってことに気がついた。

前日、「あづま寿司」が店をたたんでしまったので寿司が喰えなかったからな。



また、ビールからやり直し。

こちらの店も大将おひとりで、ちょっと雑然とした店内でした。



「おまかせしかできませんけど、いいですか?」と言われたが、

もうまかせてしまうしか無いでしょう。



もう、テンポ良くありとあらゆる握りが出てきます。

一貫ずつ出てくるので助かります。



金沢が誇る白身の魚の寿司が多くて嬉しいねぇ。



いやいや、思わず顔もほころんで楽しくなっちゃう。

大将との会話も弾んで判明したことですが、

なんと大将とオレが金沢にいたころ通っていた小学校が一緒だった!

大将はちょっとだけ先輩だったんだけど、ビックリ。

もちろん、住んでいた場所も近いわけだから思わず盛り上がる。

金沢はやっぱり狭い街。

みんなどこかで繋がっていて、なにか判っている。

悪いことができない街なんだな。


とても満足しつつ、さらに片町を徘徊。
(それに関しては割愛させていただきます)



〆は朝までやっているうどん屋「ジャンボ庵」で「他人丼」

旨いなぁ~



関東で「他人丼」と言えば豚肉と卵なのだが、関西では牛肉と卵なんだよね。

関東では「開化丼」って言いますけどね。

旨いわぁ~



さて、ここまでで限界です。

また明日も金沢で深夜には京都入りだな。

まだまだよ!



つづく

金沢への旅 2日目の明るいうち

2019-04-18 22:04:15 | 家の日常・旅・レジャー


失意の中、早めに寝た分2日目は早起きしてこちらへ。



「尾山神社」

ホテルの目の前がそうだったんだよね。

「尾山神社」は加賀藩前田家の始祖である「前田利家」を祀った神社で、

金沢のへそのような場所。

6月の「百万石祭り」もこちらの封国祭が起源だとか。



「尾崎神社」

こちらは三代藩主「前田利常」と、なぜか「徳川家康」が祀られています。

「忖度」ってやつかな・・・



「近江町市場」

ほぼ、素通り。



昨日も行った「横安江町商店街」にかかっているフラッグ。



こういうの、けっこう好きだな。



金沢駅地下通路のアート。



お目当ての駅内にある金沢百番街「あんと」内の「黒百合」は

時間が早過ぎてまだ開いていない。

開店一発目の生ビールをキメたかったんだけどな。



しょうがないので、さらに市内散策。



というか、今日も前日行けなかったお墓参りに。



母の姉にあたる伯母さんが眠るお寺です。



伯母さんのお墓参りは初めてでした。

なんせ、葬儀にも行けなかったんだから。

ご無沙汰を詫びてきました。



その後、犀川を横目に見ながら、寺町~石引町へ。



金沢大学附属病院近くにある木澤家代々のお墓参り。



木澤家代々とは言っても、オレのおじいさんからのお墓なのですがね。



立派なお墓になっています。

本家の従弟が、がんばって守ってくれています。



この日も残暑が厳しかったのですが、



兼六園の裏とかも周ってみたよ。

小立野(こだつの)から兼六園に上がっていく「八坂(はっさか)」

静かなあたりだけど、坂はきつい・・・



兼六園下から橋場町~尾張町と周って、武蔵が辻に出る手前に

「加登長(かどちょう) 総本店」がある。

ここで今日初めての食事にしますかね。



なんだかんだ言っても、やっぱり「いなりうどん」



おいなりは「刻み」でね。

金沢は「七味」は無くって、うどんは「一味」

「なんば」って呼びますけどね。



独特の太さでコシは少なめだけど弾力があるのが金沢のうどんの特長。

そしてやや甘めの汁。

ダシはうるめ(煮干し)で大野の醤油を使うのが金沢のうどん汁かな。



お腹も満ちて、小さいころに通っていたカトリックの幼稚園を見つけて歓喜したり、



暮らしていた金石街道 藤江町方面に歩いていき、

小学校の集団登校集合場所だった病院がまだあって、これまた歓喜。



こ、こ、これはヤバイ!



もう、涙が出そう・・・



ああ、まだあったよ。



以前住んでいた家は、もう違う住宅が建っていた。



その近くにあって、よく行ったり出前を取ったりしていた中華屋さん。

その名も「チュー」



変わってねぇ~!

なんだけど、メニューが以前とちょっと違うような・・・

よく子どものころ喰ってた「ジャージャー麺」がメニューに無い。



やはりよく喰っていた「かた焼きそば」を頼んで、

ご主人と奥さんに話しかけてみた。

すると、今のご夫婦がお店を始めたのは30年以上前で、

オレがよく行っていたころはご夫婦がやる以前にやっていた人の店だったのでは、とのこと。

つまり、店名は一緒だけど代替わりしていたということなのね。

50年近い月日の流れって、よく考えるとすごいことだねぇ~


さてと、駅に戻って「黒百合」リベンジ呑みでもしますかね。



2日目夜の部に つづく

金沢への旅 1日目の暗くなってから

2019-04-13 14:29:28 | 家の日常・旅・レジャー


ようやく片町方面に繰り出しました。

ホテルにチェックインして仮眠を取ろうと思ったら、

夜行バスであまり寝られず、朝から墓参りで飛び回った疲れからか、

ホテルの部屋に入ってひとっ風呂浴びて横になったとたんに爆睡・・・

21時過ぎにやっと起きてホテルから出かけましたとさ。



こんな感じの店も増えたねぇ~

他の地方都市同様、郊外のショッピングモールに地元民が一斉に流れて、

片町、香林坊などの旧市街地の繁華街は一時期一気に寂れてしまったようでしたが、

北陸新幹線ができてからというもの、

ますますの観光客万来状態で洒落乙な店も増えるやら値段もいっちょ前になるやで、

地元民はブツクサ言っていますが、経済的には良かったのでしょうけどね。

まあ、懐かしい場所命の旧金沢市民には用がないのですが。


さて、「新天地」に行くかね~



ガッ!

父との想い出の店が・・・

ショックで凹みながら「新天地商店街」をトボトボと彷徨いましたが他に記憶のある店が無い。



「新天地」のさらに奥にソソる飲食店街があったのですが元気が無くて勇気も無くなり行けず。

なんだか、渋谷の「のんべえ横丁」や新橋の烏森神社前の飲食店街みたいな風景の飲食店街でした。



結局、春にも行ったこちらへ。

地元客と観光客がバランスよく来ている店で、

出している料理屋素材も金沢売りのものが多いので。



なかなか地元以外ではお目にかかれないという酒を。

「菊姫」もいろいろありますからねぇ~



これはたぶん富山産でしょうが「白海老の素揚げ」

ちなみに「シロエビ」と「シラエビ」はまったく別のものです。

これは「シラエビ」です。



「車麩の卵とじ」

こんなん喰うとホッとすれんてぇ~


こちらのお店は店員さんに金沢大学生が多くて、

地元民だろうが観光客だろうがしきりと話しかけてきて、

良く言えば金沢の良さをアピールしてくれる。

みんな一生懸命で少しでも退屈しないようにと気を使ってくれる。

ちょっと放っておいてって思うぐらいに(笑)



うどん喰いたかったんだけど、とうぜん遅い時間には開いてるうどん屋は少ない。

こんな店に入ってみた。



「和牛すじうどん」

聞いたこと無いな。



うどんはいい、牛すじも味が出てる。

汁が甘いなぁ~

すき焼き並みの甘さだ!



温玉に救われました。

旨かったけど甘かったってことで・・・



初日はエンジンがかからず残念でした。

ホテルに帰って早寝して朝早起きしてまた街をまわろう。

おやすみなさい!



つづく

金沢への旅 1日目の明るいころ

2019-04-11 00:27:47 | 家の日常・旅・レジャー


ここはどこだ?



新宿から乗った深夜バスが金沢駅に到着!



朝7時でどこもやっていなかったけど、

駅の構内のここだけは開いていた。

しかし、久しぶりの喰った金沢の「いなりうどん」を撮り忘れる。

やれやれ・・・



さて、

お迎えにきてくれる従姉のCちゃんから連絡があるまで街をブラブラしますか。



この喫茶店、まだやっとった!



「別院通り」

この日は9月10日で、前年に亡くなった父の誕生日です。

残暑の金沢は早朝から暑かった。



このときの金沢行きは、春先に納骨を終えた父の墓参りと、

ご無沙汰してしまった方々のお墓にもできる限り周ろうという目的でした。



「東別院」

東本願寺系のお寺です。



近くには「西別院」という西本願寺系のお寺もあるけど、

西別院の方が栄えている気がする。



昔はアーケード街だった「横安江町商店街」にある「加登長」

金沢の二大うどんチェーンと言えば、「お多福」と「加登長」です。



「横安江町商店街」も一時期は寂れて古くなったアーケードも朽ち果ててでしたが、

最近はデザイナーズショップやカフェなどの若もの向けのお店を中心に

また賑わいだしてきたみたいです。



以前は「丸越」→「名鉄丸越百貨店」として金沢市民にしたわれてたデパートも

今は「めいてつ・エムザ」という名称のショッピングモールに。



そして、その向かいには観光地化されてしまった「近江町市場」



昔、従兄がここでカットサロンをやっていたと思うけどなぁ。

と、ブラブラしていたら従姉のCちゃんから連絡が来て車で拾ってもらいました。

そして、父のお墓のある「大乗寺」へ向かいます。



父のお墓に到着。

お誕生日、おめでとう!

金沢の人らにキレイにしてもらってるようやね。

よかった、よかった。



そして、すぐ近くにある母の実家の先祖代々のお墓と

母の姉の嫁ぎ先であるO家の先祖代々のお墓、

早世した従兄のSちゃんのお墓にもお参り。



その後、Cちゃんと割りと最近できた「のと里山海道」で河北の方にドライブ。



金沢にしては青空で晴天でした。

海沿いのアウトバーンは一直線で能登まで繋がる道路。

途中、Cちゃんのお母さんのTちゃんが滞在している施設に連れて行ったもらって

久しぶりにお会いすることができました。

自分が小さいときにとってもお世話になった義叔母なので、会えてとても嬉しかった。

その大好きだった義叔母も、つい先日旅立たれてしまいました。

合掌



その後、Cちゃんの知っているお店でお昼ご飯。



できれば夜に来てみたいようなお店。



お刺身やらハタハタの煮付けなどに舌鼓。

金沢ではハタハタはほとんど甘辛い醤油で煮付けにして喰います。

焼いて喰うことは滅多に無かったなぁ~



その後、

最近亡くなってしまった母の妹のご主人さんのお墓にも連れて行ってもらいました。

自宅の目の前の墓所でビックリしたけど。


父の実家があった金石(かないわ)にCちゃんに送ってもらって、

父の弟の叔父のところを訪ねます。

Cちゃんとはそこでお別れ。

朝早くから、ありがとうございました。



やはり早世してしまった叔父の末息子の墓参り。

従姉だけど、歳が離れていたから会う機会は少なかったんだけどね。



立派なお寺さんでしたよ。



叔父が創業して今は長男が跡を継いでいる会社にお邪魔して、

跡を継いだ従弟にも会えた。

父が亡くなったときや納骨のときも顔を出してくれたからね。



そして叔父の車で、父の末の弟の叔父のお墓にも連れて行ったもらった。

お墓に行くのは初めて。

松任の先にある、自分じゃ到底行けないような場所にある墓所に叔父は眠っていた。

生前はお世話になりました。



一通り、墓参りが終わったところで車に乗せてくれた叔父が、

「さとし、『葵寿司』行きたいか?」と聞いてきた。

「葵寿司」は金沢でもなかなか評判の高い寿司屋で、

叔父はもちろん、亡き父もよく見知った店なのです。

「行きたいねぇ~」と言うと叔父は寿司屋の方向にハンドルを切ってくれて、



金石海道 長田にある「葵寿司」へ。



がらっぱちな叔父は乱暴に店に入って

「大将、こいつに寿司喰わしたって!死んだアンチャンの息子や!」

そして、オレを立派なカウンターに座らせて「ホンナまたな」と言い残して出て行ってしまった。

店の外では叔父の車のエンジン音が響く。



ひとり残されたオレは長かった一日を反芻しながらビールに喉を潤おす。

暑かったからねぇ~



大将とお話しをしながら、金沢ならではのネタでひとしきり酒を呑んでから握ってもらった。



「そこイワ」

すごかった!!



「こはだ」



「煮穴子」



あら汁呑んで、ごちそうさん。

調子に乗って喰うと、いくら取られるか判らないからね。



さて、ホテルのチェックインもまだだから

テクテク歩いて香林坊手前のホテルまで移動しますか。



小学校時代の恩師の実家の老舗フルーツショップ。

恩師もすでに鬼籍に入ったとか。


ホテルでのんびりしたら、夜の香林坊・片町に繰り出しましょうかね。



つづく

旅に出る前にはガソリンを満タンにしないと(レギュラーで十分です)

2019-04-10 19:48:53 | 家の日常・旅・レジャー


旅に出ます。



夜出発なので、ガソリン入れないと。



「ありがとう」で腹も満たしましょう。



ちょっと騒々しかったけど。



騒々しかったのともの足りない気分もあって、

串揚げの店「せいちゃん」へ。



「牛すじ煮込み」

安いわ、ここ!

でも、安い故にここも騒々しい・・・



ちょっと不機嫌になりかかったんだけど、

デザートもらったんで機嫌が治りました。




「新宿バスタ」



深夜バスで旅に出ます。



寝れんけど、でけんって!



次回より、

金沢~京都~奈良~大阪~名古屋~蒲郡への旅編です。